千里鍼療院

漢方医学・鍼灸学 による独特な痛みを解消するペイン治療
        
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顔面神経麻痺と鍼灸治療

顔面神経麻痺、脳梗塞・脳出血後遺症などの神経内科の疾患には鍼灸治療は非常に効果的な治療法と言えます。顔面神経麻痺は程度の軽い例でも、顔を動かすときに目立つた め、社会的に消極的になりがちで、精神的にもダメージの大きい病気であるといえます。麻痺された時期と症状及び個人差によりますが、早期の鍼灸治療は、麻痺した神経をより早く回復させ、また麻痺の後遺症を残さないことが可能であるため、そして西洋医学との組み合わせによる相乗効果も認められるために、病院でなかなか症状が改善されない方々は是非早めに鍼灸治療をお勧めいたします

顔面神経麻痺とは

   突然に或は朝起きた時、顔面の片側に力が入らなくなり、頬が腫れて食事した時口角から食物がこぼれたり、目が閉じなくなったり、麻痺している側の口角が下がってくるなどの症状が現れます。また、顔面神経麻痺の症状が現れる1日〜1週間前に、風邪のような症状があり、耳の後ろに痛みがあることが多くみられます。

顔面神経麻痺の症状

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顔面神経麻痺の分類、特徴及び原因

 西洋医学においては、顔面神経麻痺は中枢性顔面神経麻痺と末梢性顔面神経麻痺に区分し治療を行います

中枢性顔面神経麻痺

·対側前頭筋がほとんど障害されない。上方視に際にシワを作ることができる。

·目周りの筋肉(眼輪筋)は麻痺がされないか、あってもきわめて軽い。

·健側と麻痺側の両目が閉じることが可能である。

·口周りを中心に両側の筋肉(口輪筋)が障害されることが多い。

·食事と飲水時、口角から食物がこぼれる。

·顔面麻痺以外の麻痺症状等がでる。

 これらのような症状が現れる場合は、顔面神経核上病変(上位神経)による中枢性顔面神経麻痺です。原因は脳溢血、脳腫瘍、その他脳の中枢神経の病変により、顔面神経が障害され、顔面機能が失われた病気です。

末梢性顔面神経麻痺

 ·麻痺側の前額部の「シワ」がなくなり、又「シワ」を作ることが出来ない。

 ·閉眼が不十分、または閉じられない。麻痺側の涙の分泌低下がある。

 ·神経麻痺側の鼻唇溝は平坦となり、口角は垂れ下がる。

 ·口笛が上手く吹けない。うがいができない。

 ·食事と飲水時、口角から食物がこぼれる。

 ·神経麻痺側の舌の前2/3の味覚低下や唾液分泌障害がある。

 ·耳が痛い、高い音や自分の声が響くなど症状。

 これらのような症状が現れる場合は、顔面神経が通っている内耳道よりの末梢神経の障害によって起る麻痺で、末梢性顔面神経麻痺に該当し、60%は1型単純ヘルペスウイルス感染によるベル麻痺、そして20%は帯状疱疹ウイルス感染によるラムゼー・ハント麻痺です。

一方東洋医学においては、顔面神経麻痺の原因はストレスや過度の疲労などが原因で体力と免疫力が低下して体の中の正気(抵抗力)が不足し脈絡が空虚になり、外表を防衛できなく、なると同時に風邪・寒邪・熱邪が、顔面を支配している主な脈絡に陽明、少陽などが侵入して脈絡の流れが悪くなり、筋肉が麻痺を起すと考えられています。

西洋医学治療

顔面神経麻痺にかかると一般的にはまず耳鼻科や脳神経内科などで諸々の検査を受け、副腎皮質ステロイドや抗ウイルス剤の点滴、星状神経節ブロックなどを行い、改善されなければ、血流改善剤、ビタミン剤や神経賦活剤などの薬が処方されます。病院によっては顔面神経減荷術の手術を行うところもありますが、手術後の後遺症を伴うなどのリスクが高く、因果関係はまだはっきりしていないため、現状ではよい治療法とは言いきれません。ということになり、これといった治療法が確立されていないのが現状です。

東洋医学治療

阻害された経絡を活性化して、気・血の流れをよくして麻痺した神経の働きを徐徐に回復さすために最も効果的な方策は、鍼灸治療であるといえます。顔面神経麻痺は時間が経てば経つほど治りにくくなり、後遺症が残りやすくなるため、早期治療が非常に大切な病気といえます。顔面神経麻痺に対しては、鍼灸院によって様々な鍼治療法があると同時に、症状や発病の時期によって治療法が変わることがあるため、治療経験豊富な鍼灸師を選ぶことが大切です。

治療方針

一般的には、発症して一週間前後から鍼灸治療するのがベストだといえます。発症してからの半年前後が完全治癒するかどうかのわかれ目となるため、発症初期は針灸治療によって風邪や寒邪を取り除いて、経絡を活性化して特に顔面部の経気のめぐりをよくし、三陽の経筋の栄養状態の改善をはかり、手足陽明胃経、手足少陽経穴を取穴したり、必要に応じて灸法または耳針など療法を用いたりすることにより、体力と免疫力の回復を図りながら、西洋医学、つまり病院での治療と並行していくことが効果はあげることとなります。

養生法
 
   
患部に寒冷の刺激を避けて、冬の場合にはマスクをするほうがよいこと。
  ・患部を優しく自己マッサージする、または暖かいタオルで患部に敷く、
    10
分間/1回、1回/1日、やけどしないよう注意すること。
 
閉じられない目の感染も注意を払うこと。









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