千里鍼療院

漢方医学・鍼灸学 による独特な痛みを解消するペイン治療
        
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東洋医学療法と

    高度生殖医療を併用して

        不妊症を克服しましょう!

  

 結婚をして正常な夫婦生活を営んで妊娠を望んでいるのに、2年以上経っても子 供に恵まれない状態のことを不妊または不妊症と呼ばれています。健康な夫婦であれば避妊しない限り、約80の方が1年以内に、90の方が2年以内に妊娠されていますので、不妊症と呼ぶには確実なところで3年と考えれば良いでしょう。

 そして最近の統計では6組に1組が不妊症ともいわれています。原因としては、働く女性が増えて心身共に無理を強いる生活を送り、また男性においても過度なストレスなどが、ホルモンの分泌を低下させて不妊症の増加に影響しているとも考えられています。 

 不妊治療に対して高度生殖医療が日進月歩的に進化して、次々新しい治療法が 考案され、妊娠できない人を絶望の崖から救い希望をもたらして来ました。 

高度生殖医療とはいえ、成功するためには良い卵子を得る、良い胚が育つ、ふか ふかとした子宮内膜などの条件が必要です。そのため西洋医学は患者のホルモン バランスを見極めて、月経周期に合わせていろいろなホルモン剤を投与します。 

ホルモン剤の使用目的は、如何に効果が良く・早くなのですが、それなりに身体の副作用の苦痛に耐えられず、不妊治療を中断したり諦めたりする方が数多くいらっしゃいます。また、繰り返しの排卵誘発剤の使用により、卵巣機能が低下して閉経に至る例もあります。 

それらの状態を防ぐことが出来るのは、東洋医学なのです。

  不妊症をはじめ婦人科疾患に対する治療は、中医学(東洋医学)の得意分野で す。中医学といえば鍼灸療法と漢方療法です。妊娠できないということは必ずどこかに問題があるはずです!患者様の体を中医学的四診(問・望・聞・切)で調べて、証をたて体質改善に向けて根本的な治療をいたします。     

 中医鍼灸の治療はどんな効果を得られますか?     

  卵巣に刺激するにより、ホルモンの分泌を促進し、衰えた卵巣を若返り、  良質の卵子が育てる。

  崩れたホルモンバランスを正す、月経周期を安定する。 

  体力を増強し、ホルモン剤などの副作用を軽減する。 

  血行促進による、理想的な子宮環境を作り、受精卵が着床し易くする。 

  排卵誘発剤の使いすぎで低下した卵巣機能が早く回復する。 

  不妊治療による精神面のストレスと体調不良や不安を解消する。 

  月経に伴い不快な症状を緩和する。 

  骨盤内の血流を改善により、卵管、卵巣の炎症吸収を促進する。 

  腰や下腹部やお尻、足の冷え症状を改善する。 

  子宮の収縮を抑制し、早期流産を防ぐ。 

代表的に以上の内容が挙げられます。

不妊の原因とは

卵管通過障害:@感染症などによる卵管の閉塞

          A子宮内膜症

          B他臓器の炎症により癒着 

 排卵障害:  @ホルモン異常

            FSH、LHが低下

            プロラクチン値が高い

            甲状腺機能亢進または低下 

          A卵巣機能が低下

          B多嚢胞性卵巣症候群

  子宮の病気:@子宮筋腫

          A子宮腺筋症

          B子宮内膜炎

 中医学では不妊に関して、どのように考えますか?

 中医学では不妊症を症状によって大きく4つのタイプを分けて、さらに詳しく分類すると6つのタイプがあります。

  自分はどちらのタイプに近いか?しっかりとチェックしましょう。 

一.腎虚タイプ 

  中医学の腎は西洋医学の腎臓の機能範囲より広い、泌尿器のみでなく、生殖機能、ホルモン機能なども含めています。虚は、働きの低下や弱いということです。腎虚は不妊症の中にもっとも多いタイプです。中医学では生殖機能をコントロールするのは「腎」だと考 えています。     

腎の働きが低下すると、卵子の成長と排出に支障を来たす。だから中医学による不妊治療の第一歩は、腎の働きを強化すること。腎虚にも更に3つにタイプを分けています。

@  腎気虚    

  腎気とは生まれつき持っている腎の精気(性ホルモンに相当する)ことです。腎気が衰えると老化現象が現れる。

  症状として:生理周期の乱れ、酷ければ閉経になる。めまい・耳鳴り・ 腰と足が常にだるい・疲れしやすい。高温期でも基礎体温が上がらない、或はわずかしか上昇しない。 

A  腎陽虚   

  腎陽とは五臓六腑の機能を促進し、温煦(温める)する作用というものです。腎陽が弱くなると、体は全体的に冷えてしまう。

  症状として:腰腹部冷痛・手足の冷え・頻尿・下痢しやすい・男性は陰萎・早漏・性欲減退・女性は不妊(ホルモンの低下)、卵胞発育不良、排卵障害、基礎体温が上下不安定、生殖器の発育不良)など。他の臓腑の働きも衰弱を引き起こす。

治療方針:鍼灸で温腎助陽助妊(腎を温めるに事により、妊娠し易くする。

  常用漢方薬  八味地黄丸・牛車腎気丸・など 

  よく使う生薬  肉桂・杜仲・続断・莵糸子・巴戟天・覆盆子・肉蓯蓉など 

B 腎陰虚   

  腎陰とは 全身の各臓腑を滋養し、潤沢にするものです。腎陰不足すると、各臓腑を潤すことできないので、一連に熱っぽい症状が現れる。    

    症状として:不妊(黄体機能低下や子宮内膜が薄い)・生理がよく遅れ、量も少なく・めまい・耳鳴り・腰、足に力が入らない・手の裏や足の裏や、胸などがほてる・イライラ

熱っぽい・のぼせ・寝汗・口や喉や皮膚が乾燥する・顔色に艶がない。舌が赤く乾く、苔がない。

治療方針:鍼灸で滋補腎陰、助妊(腎陰を補うことにより、妊娠し易くする) 

  常用漢方薬  六味地黄丸・など 

  よく使う生薬  山茱萸・枸杞子・熟地・女貞子・当帰・白芍  

二.肝鬱気滞タイプ 

   ストレス、過労、悩み、怒り、長期的に感情を抑えるなど、先ず傷付くのは肝である。当院では不  妊の人の3割ぐらいは当タイプです。肝が影響される と、肝気の巡りが滞ってしまう。人体において気と血は並行して(離れなく)流れている。気滞により血も滞り、そのため子宮・卵巣に栄養を送れなくなって、 妊娠し難くなる。

  症状として: 生理が早く来たり、遅れたりする・生理前から乳房や下腹部が張って痛い・生理痛・生理血中に塊がある・普段から精神的の抑うつ、或はイライラして、怒りっぽい。

  治療方針:鍼灸で疏肝理気、助妊(肝気の流れを良くして、妊娠し易くする) 

  常用漢方薬  加味逍遥散・抑肝散・当帰芍薬散・など 

  よく使う生薬  柴胡・香附子・当帰・白芍・川窮・牡丹皮・延胡索など 

三.痰湿内阻タイプ 

  肥満な人や脾腎の弱い人は水の代謝が悪く、水湿が体内に溜まる、長期化すると湿痰が生じる。 

  この湿痰は気の巡りを妨害し、子宮・卵巣の周りに脂膜を作り、妊娠し難くなる。 

  症状として: 肥満な体質・生理がよく遅れる・酷ければ閉経に至る・ おりものが多い・めまい・動悸・ 顔色は艶がない・舌苔が白く厚い。 

  治療方針:鍼灸で除痰袪湿助妊(痰、湿を取り除いて、妊娠し易くする。) 

  常用漢方薬  防已黄耆湯・苓桂朮甘湯・加味補中益気湯など  

  よく使う生薬  半夏・茯苓・陳皮・蒼朮・黄耆 

四.血瘀阻滞タイプ 

  生理期、或は産後に冷えたりして、不清潔な性生活、ストレスなどにより、骨盤内の血流は渋滞してしまう(鬱血)、古い血が胞脈を詰まり、妊娠し難しくなる。 

   症状として:生理がよく遅れる、生理の前から下腹部が激痛、生理の量が多かったり、少なかったり。色は黒っぽく塊がある。 

  このタイプは子宮内膜症、子宮腺筋症、子宮筋腫、骨盤内炎症、子宮付属器炎によく見られる。 

  治療方針:鍼灸で活血化助妊(血行を良くして、鬱血を改善、妊娠し易くする。) 

  用漢方薬  桂枝茯苓丸・桃核承気湯・大黄牡丹皮湯・温経湯 

  よく使う生薬  川窮・牡丹皮・延胡索・桃仁・牛膝・莪朮・紅花   

 どちらのタイプに近いか、4つ以上当てはまれば、該当タイプでしょう。 

 または同時に2つ以上のタイプの症状を持つ場合もよくありますので要注意です。                                  

診療費のご案内「不妊症治療」    

  初診料     2000        

  診療費     5500

   
黒岩停留所から徒歩1分千里鍼療院  0836-54-4312

  email tongjun31@keb.biglobe.ne.jp

   受付に際しては、待ち時間がないようにすべて予約制とさせて頂きます。                             

  ご連絡頂ければ当日でも優先的に予約をお受けいたします。   


不妊治療と鍼灸の可能性参考データ

 
《米国生殖医療学会誌(20024月号)に掲載された報告》

体外受精の前後にハリ治療をすると、妊娠率が大幅に向上するという研究結果を、ドイツと中国の研究チームがまとめた。

米生殖医療学会誌に掲載された報告によると、体外受精(IVF)を受ける女性160人を2つのグループに分け、一方に体外受精の際、受精卵を子宮に戻す前後に針治療を実施。

もう一方のグループには、針治療をせず通常の体外受精を行った結果、

鍼治療グループの妊娠率が42.5%に上がり、通常治療の26.3%を大幅に上回った。 

体外受精の妊娠率は、高くても3割程度とされていた。妊娠率が向上する詳しい理由は分からないが、同学会のサンドラ・カーソン次期会長は「確実に検証されれば、妊娠率向上に役立つ手法になる可能性がある」と注目している。

(2002430日 読売新聞より抜粋

pp1

《英国医師会誌British Medical Journal(BMJ)」オンライン版での報告》 

体外受精(IVF)を受ける女性が同時に針治療を受けると、妊娠の確率が65%高くなることが予備研究によって示され、英国医師会誌British Medical Journal(BMJ)」オンライン版に27日掲載された。  

全カップルの1015が不妊に悩んでいるといい、体外で受精させた卵を子宮に移植するIVFを選ぶカップルも少なくない。鍼治療がIVFの成功率を高めるという証拠は、これまでにもいくつか示されていた。  

今回の研究は、米メリーランド大学医学部のEric Manheimer氏らが、IVFを受けた女性1,366を対象とする7試験について検討したもの。いずれの試験も、胚移植から1日以内に針治療を受けた女性と、疑似鍼治療(sham acupuncture)を受けた女性または針治療を受けなかった女性とを比較していた。

 その結果、鍼治療を受けた女性は、そのほかの女性に比べて妊娠する確率が65高かった 

米国鍼医学会(AAMA)元会長のMarshall H. Sager博士は、

今回の結果は驚くには当たらず、鍼治療の利用でIVFの成功率を上げてきた自分自身の経験がこの研究によって裏付けられたと述べている。IVFを受ける女性は、鍼治療により成功率を上げることができると述べている。

(200927日 HealthDay Newsより抜粋)






 







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