スーパーバイザー挨拶

  温暖化の影響か、寒暖の差が激しく、季節が早まってきている感がありますが、ゴールデンウィークは如何お過ごしでしたか?楽しいことはあっという間に過ぎ去り、その後の落ち着いた日々の中で、いよいよ今週から平成30年度のT研が始まります!
 会員の皆さま、今回新しくお越しいただいた皆さま、ご参加を感謝申し上げます。
 皆さま、ご存知のように昨年佐々木正美先生がご逝去されました。先生には、千葉のT研を立ち上げる時からお世話になり、例年、総会後の講演会で繰り返しお話を伺うことから、セミナーを始めさせていただいていたのですが、これからは先生から学んだ教えを胸に、新しい歩みをしていくことになります。私たちのT研は今年17年目に入りました。米国のTEACCH部も新しいディレクターになり、変わってきたように、新たな時代へと変化していくことが求められています。
 そのような中、今年度は、全国TEACCHプログラム研究会会長である内山登紀夫先生のご講演から、このセミナーを開始致します。
 今年度のT研のプログラムのご紹介をさせていただきます。まずは、例年通り、5回の講演会と実践発表会を行います。前半2回は基礎編として、ASD(自閉症スペクトラム)の人たちの特性理解と支援、及びTEACCHプログラムについて、繰り返し理解を深めます。後半秋から始まる3回は、実践・応用編として、ASDの人たちの保護者や支援者の方々から実際の支援を学びます。来年2月の最終回には、講演を聴いた方々からの実践発表をお聞き致します。
 今年は、以前にもお話いただいたことがあるのですが、久しぶりに保護者の立場から9月に中井百合子氏を山梨県からお迎えし、お子さんの就労とアパートでの自立した生活のご様子を伺います。家の中の構造化をどうすればよいのか・・・と悩まれている方は必見です!10月には、久々に幼児期の支援(幼児期と言っても、どの年齢の方にも参考になるかと思います)を、12月には、これ又お久しぶりに梅永雄二先生をお迎えし、成人期の支援を学びたいと思います。
 実践セミナーとして、6月には、TEACCHの評価ツールを学ぶために、引き続き青年・成人向けTTAP講習を中山清司氏にお願いしています。どのように評価をとるのか、そして得られた評価からどのような目標を作成するのか、その流れを学びたいと思います。
 多彩なプログラムから新たに学び、日々の生活の中で、ASD理解と支援にお役立ていただければ幸いに思います。
 今年度は、T研のスタッフにも新たな変化があります。
 皆さま、今年度もどうぞよろしくお願い致します。


                    千葉県TEACCHプログラム研究会  スーパーヴァイザー 安倍 陽子