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佐世保基地に掃海艦2隻が追加配備


立神岸壁に接岸中の4隻の米掃海艦

 今年6月から米海軍佐世保基地を拠点として、西太平洋で軍事活動を展開していた2隻の掃海艦「アヴェンジャー」と「ディフェンダー」が予想どおり、佐世保配備となりました。これによって佐世保基地の掃海艦は計4隻。強襲揚陸艦、ドック型揚陸艦などを合わせると計8隻と、過去最大数になります。

 12月15日に外務省から佐世保市に連絡があったことが翌日の市議会基地対策特別委員会で報告されました。乗員はあわせて約170人で、家族らが近く佐世保市に移り住むことになるといいます。

 今回の追加配備は米軍の「基地再配備・閉鎖計画」によって、10隻の掃海艦を置いていた米テキサス州イングルサイド海軍基地が閉鎖になることによる措置です。母国の基地は縮小・閉鎖し、「抑止」を理由に在日米軍基地強化を押し付ける、こんな身勝手は許されません。

(2009年12月17日)

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