佐世保基地で日米合同警護出動訓練 11月30日、テロ発生時などに陸上自衛隊が在日米軍施設を警備する「警護出動」の日米合同訓練が米海軍佐世保基地で始まりました。訓練日程は12月4日までの5日間で、警備上の理由から非公開でした。時折しもこの日は衆議院本会議で、憲法違反の海外派兵や「周辺事態」における米軍支援などを本来任務とし、そのために防衛庁を省に移行させる防衛「省」格上げ法案の採決が強行された日でもありました。 警護出動訓練に参加した部隊は大村市駐屯地の第16普通科連隊と第4施設大隊の隊員約310名と車両約70台。米軍からは基地警備部などの約300人が参加。訓練内容は「主に基地内の3つの貯油所で実施、不審者が侵入したとの想定で監視や警戒の役割分担を確認する」と報道されています。 「警護出動」は01年の米中枢同時テロのさいに、いわば「集団狂気」のどさくさの中で自衛隊法を変え、米軍基地の警護出動を新たに任務に加えたものです。これまでに各地で日米合同警護出動訓練が行なわれています。 【関連記事】 |
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