イラク戦争即時中止!
イージス艦派遣に抗議!


長崎市での昼休みデモ行進

 4月9日、有事法制に反対する県連絡会・長崎市連絡会は、イラク戦争と自衛隊艦船のインド洋戦時派遣に抗議する昼休みデモを行いました。参加した約70名は長崎市役所本館前から中央郵便局までをとりどりのプラカードを掲げ、「イージス艦の派遣反対」「平和憲法を守れ」「日本政府は米追随をやめろ」とシュプレヒコールを繰り返しながら歩きました。
 イージス艦こんごう出航の前日とあって多くのマスコミが駆けつけ、テレビ・新聞で大きく報道されました。


多くのマスコミが駆けつけ大きく報道されました

 佐世保でも原水爆禁止佐世保協議会と佐世保市平和委員会が四ケ町アーケードで艦船派遣反対とイラク戦争の即時中止を訴えました。市民に抗議のチラシを配布し、ブッシュ大統領と小泉首相あての意見署名を集めました。佐世保原水協理事長の山下千秋さんは「補給艦が米英艦に補給した燃料がイラク戦争に使われる可能性が高い。日本政府は人道援助・復興支援を言うのなら直ちに戦争中止を求めるべきだ」と訴えました。


【佐世保での市民向けチラシ】

イージス艦・補給艦のイラク戦争への参加をやめよ
これ以上、罪なきイラクの子どもの生命を奪うな!

即時戦争中止せよ
 現時点でも、罪なきイラクの市民の命が奪われています。アメリカは直ちに無法なイラク侵攻をやめるべきです。

とうとうイージス艦まで投入
 小泉政権は、この無法な戦争を支持しました。さらに今度は、イージス艦、補給艦、護衛艦をインド洋に派遣し、協力・加担しようとしています。
 テロ特措法にもとづくものといっていますが、今度提供される燃料がアフガン・テロ攻撃だけに使用されることなど、考えられません。日本政府だって国民に責任もって説明などできないでしょう。アメリカの戦争支援のためなら、法律違反もあえて犯すという態度は絶対に許せません。
 人道支援・復興支援というなら、直ちに戦争を中止すべきです。人の命がどのように復興できるというのでしょうか。なお戦争を続け、破壊の限りをつくしているのに、「復興支援」などという態度ほど矛盾きわまりないものです。