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ミサイル防衛」関連予算

いずれも契約ベース
04年度  1,068億円   07年度  1,826億円
05年度  1,198億円   08年度  1,714億円
06年度  1,399億円   09年度  1,116億円
06補正  142億円 10年度  586億円
9,059億円

●2010年度 586億円

※08年度から防衛省予算の計上方式が変更され、装備品等の製造等に要する初度費については、当該装備品等の調達初年度に一括計上することになった。10年度予算には約47億円の初度費が計上されている(下記表には入っていない)。またこれらとは別に11年度から新規のPAC3配備に向けて既存のPAC2レーダー等のバージョンアップ経費として約639億円(初度費20億円)が計上されている。実質的に1225億円になる。
項目 内容 金額(億円)
ウェポン
システム関連
イージス艦の改修継続 71
ペトリオットシステムの能力向上 74
PAC3ミサイルの取得 75
センサー関連 警戒管制レーダー(FPS−5)の整備等 36
FPS−3改の能力向上等
指揮統制・通信
システム関連
自動警戒管制システムへの弾道ミサイル対処機能の付加等 65
戦術データ交換システム(TDS)の整備
共同研究等 次世代型迎撃ミサイルに関する日米共同開発
対空レーダー及び戦闘指揮システム係る日米共同研究
210
多国間BMDカンファレンス(会議)への参加

●2009年度 1116億円

※08年度から防衛省予算の計上方式が変更され、装備品等の製造等に要する初度費については、当該装備品等の調達初年度に一括計上することになった。09年度予算には約4億円の初度費が計上されている(下記表には入っていない)。
項目 内容 金額(億円)
ウェポン
システム関連
イージス艦の改修継続 125
ペトリオットシステムの能力向上 367
PAC3ミサイルの取得 98
センサー関連 警戒管制レーダー(FPS−5)の整備(与謝岳;4基目) 194
FPS−3改(能力向上)
指揮統制・通信
システム関連
自動警戒管制システムへの弾道ミサイル対処機能の付加等 83
戦術データ交換システム(TDS)の整備
共同研究等 次世代型迎撃ミサイルに関する日米共同開発
対空レーダー及び戦闘指揮システム係る日米共同研究
239
多国間BMDカンファレンス(会議)への参加

●2008年度 1714億円

※08年度から防衛省予算の計上方式が変更された。これまで分割払いだった「初度費」=装備品などを製造するためのメーカーがラインを立ち上げるための費用、が一括払いとなった。08年度に支払う金額は1714億円となる(下表)。しかし防衛省は従来の分割払いで計算した金額である1132億円を公表している。これは「架空の数字」であり、実態より小さく見せていることになる。08年度は初度費約582億円を計上している。この中には同年度に新規調達する装備品等に係る初度費に加え、07年度以前に調達を開始した装備品等に係るものも一括して計上している。
項目 内容 金額(億円)
ウェポン
システム関連
SM3の取得と発射試験等 199
ペトリオットシステムの能力向上
PAC3ミサイルの発射試験等
PAC3リモートランチ端末の取得等
ペトリオット戦術訓練シミュレータの改修等
869
PAC3ミサイルの取得 129
センサー関連 警戒管制レーダー(FPS−5)の整備(大湊;3基目) 198
FPS−3改(能力向上)
指揮統制・通信
システム関連
自動警戒管制システムへの弾道ミサイル対処機能の付加等 113
戦術データ交換システム(TDS)の整備
共同研究等 次世代型迎撃ミサイルに関する日米共同開発
対空レーダー及び戦闘指揮システム係る日米共同研究
201
多国間BMDカンファレンス(会議)への参加

●2007年度 1825億9900万円

※追加施策は北朝鮮のミサイル発射を受け、06補正予算とともに、PAC3の追加購入(ライセンス生産ではなく)などが計上された。
項目 内容 金額(億円)
ウェポン
システム関連
イージス護衛艦の改造工事(きりしま;4隻目)
SM3の取得と発射試験等
312
ペトリオットシステムの能力向上(1個高射群分;4個目) 769
PAC3ミサイルの取得 132
センサー関連 警戒管制レーダー(FPS−5)の整備(佐渡;2基目) 185
FPS−3改(能力向上) 27
指揮統制・通信
システム関連
自動警戒管制システムへの弾道ミサイル対処機能の付加等 142
戦術データ交換システム(TDS)の整備
共同研究等 次世代型迎撃ミサイルに関する日米共同開発
対空レーダー及び戦闘指揮システム係る日米共同研究
216
多国間BMDカンファレンス(会議)への参加
追加施策 PAC3ミサイルの早期取得
電子戦データ収集機(EP−3)の改善
探知センサーの研究の推進(試験母機UP3C)
37

●2006年度補正予算 142億円

項目 内容 金額(億円)
追加施策 PAC3ミサイルの早期取得 76
電子戦データ収集機(EP−3)の改善 66

●2006年度 1398億7900万円

項目 内容 金額(億円)
ウェポン
システム関連
イージス護衛艦の改造工事(みょうこう;3隻目)
SM3の取得と発射試験等
309
ペトリオットシステムの能力向上(1個高射群分;3個目) 685
PAC3ミサイルの取得 101
センサー関連 警戒管制レーダー(FPS−5)の整備(下甑島;1基目)
FPS−XX試作機活用による運用研究
189
FPS−3改(能力向上) 28
指揮統制・通信
システム関連
自動警戒管制システムへの弾道ミサイル対処機能の付加 32
戦術データ交換システム(TDS)の整備 17
共同研究等 次世代型迎撃ミサイルに関する日米共同開発
対空レーダー及び戦闘指揮システム係る日米共同研究
37
多国間BMDカンファレンス(会議)への参加

●2005年度 1198億円4200万円

項目 内容 金額(億円)
ウェポン
システム関連
イージス護衛艦の改造工事(ちょうかい;2隻目)
SM3の取得と発射試験等
307
ペトリオットシステムの能力向上(1個高射群分;2個目) 572
PAC3ミサイルの取得 75
センサー関連 警戒管制レーダー(FPS−5)の整備(下甑島;1基目)
FPS−XX試作機活用による運用研究
指揮統制・通信
システム関連
自動警戒管制システムへの弾道ミサイル対処機能の付加 204
戦術データ交換システム(TDS)の整備 30
日米共同研究等 次世代型迎撃ミサイルに関する日米共同開発
対空レーダー及び戦闘指揮システム係る日米共同研究
多国間BMDカンファレンス(会議)への参加

●2004年度 1067億8900万円

項目 内容 金額(億円)
ウェポン
システム関連
イージス護衛艦の改造工事(こんごう;1隻目)
SM3の取得を含む
340
ペトリオットシステムの能力向上(1個高射群分;1個目) 555
PAC3ミサイルの取得 64
指揮統制・通信
システム関連
自動警戒管制システムへの弾道ミサイル対処機能の付加 19
戦術データ交換システム(TDS)の整備 13
日米共同研究等 次世代型迎撃ミサイルに関する日米共同開発
対空レーダー及び戦闘指揮システム係る日米共同研究
76
多国間BMDカンファレンス(会議)への参加
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