キン消しトークvol.5


序文
 今回はオリンピックに続いてタッグトーナメント中心で語っていきます。ここしばらく、どちらかといえば マイナーな超人が多くそろそろ人気超人で構成されたシリーズをテーマにしたいというのもありましたので。
 高額ガシャのアルティメットソリッドやキンケシ復刻ガシャの第1弾 (まだシリーズ化するかどうか不明な感じだった頃というのもありますが)での テーマがタッグ編で、確かに人気超人勢ぞろいって感じでした。
 お暇な時にでもお楽しみください。
(2010.3.23)


081 キン肉マングレート
キン肉マングレート  キン肉マンのパートナーの新超人。正体はプリンス・カメハメ。 黒いキン肉マンのマスクとセリフに明記されていたので、 「黒はブラック。グレーは灰色」などと小学生だけにどこまでマジボケか判らない 会話で盛り上がっていたら、ジャンプのカラーページではグレートは赤かったので ぶったまげた記憶があります。
そういえば、キンプラ(キン肉マンのプラモデルで2体セットのやつです。最初の キン肉マンとかはゴムの関節でプラプラでしたが、グレートあたりから共通ポリジョイント で、組み替えてオリジナル超人が作れるようになっていました)のグレートの成型色も 赤かったような…
 というわけで、赤グレートで塗装しています。
(2010.3.23)
PART4・復刻PART1 95万パワー


082 二代目キン肉マングレート
二代目キン肉マングレート  初代グレートの死後、あとを継いだ超人。正体はテリーマン。
 キン消しでは、マスク引き継ぎの体がテリーのままだったり、マスク狩りで顔が流血テリーだったり、 技消しだったりして、まともなものが無かったので、これはマスク狩り版と技消しをニコイチで作った カスタム品です。
 グレートのカスタム品といえば、パート3の頃、クラスメートから、 「グレートのキン消しを300円で売ってやる」と持ちかけられ、金を払ったら、パート1のキン肉マンの パンツを削ったものをグレートカラーで塗装しただけの代物で、「う…うらぎられた!」と思ったものの、 「よく見るとうまく作ってあるのう…」と思い直したりしたことがあります。
(2010.3.24)
PART-・復刻PART- 95万パワー


083 モンゴルマン
モンゴルマン  バッファローマンと2000万パワーズを結成。正体はラーメンマン。
 モンゴル出身といえば、最近では先日引退した横綱が連想されますが、当時のモンゴルのイメージとしては、 学校の国語の教科書に載っていた「スーホの白い馬」という話のイメージでした。 これは、馬頭琴という楽器のルーツの話なのですが、「ばとうきん」という音の響きからの連想で、 冗談で、周りの連中に「この馬頭琴が現在のバイオリンのもとになった」と言ったら、いつの間にか 広がってしまったことがあります。
 さて、モンゴルマンですが、パート2の時のものは顔が丸かったり、超人募集の時のものでしたが、 これがやっと劇中のモンゴルマンだったので、これが出た時は嬉しかったです。
 また、この肩あてが、フレッシュジャンプでラーメンマンがつけてたものなので、いつか ラーメンマンに改造したいと思ってましたが、未だにやっていません。
(2010.3.25)
PART8・復刻PART1 97万パワー


084 バッファローマン
バッファローマン  これはタッグ編のバッファローマンで、モンゴルマンと対になる肩あてがついたものです。
 しかも、初めから片方のロングホーンが折れています。劇中でもこの超人のアイデンティティの 割にはやたら折れますが、パート1の時の角をあえて折って遊んでいたことを考えると、どちらにしても 角折れにされていたのかもしれません。
 このキン消しで残念なのは、膝のトゲが無いことです。当時も他の消しからトゲを奪って移植したりしたので、 今回も同様にトゲを作っています。
(2010.3.26)
PART7・復刻PART1 1000万パワー


085 アシュラマン
アシュラマン  キン消しでの名義はニューアシュラマンになっていました。 (ニューアシュラマンという名前は後にはかくれ超人版の名前になりましたが) タッグ編以降のアシュラマンは このコスチュームなので、逆にパート1がオールドというほうがしっくりくるような気もしますが。
 パート6は先行で唯一のメジャーなキャラだったけど、後期追加分が全員マイナー系だったので、 コンプを目指さなければ後期はテコ入れにならなかったのではないかという気もしますが、当時は また新しいのが増えてる!!というだけで熱中してました。
 最近と当時では、販売戦略とかも違ってるんでしょうね。最近だと、全5種のうち1種だけ別塗装のバージョン 違いを出して色々なパターンでホビーショップでセット売りがあったりしますが、当時は色違いなんて 5種類だし、色に意味もないし、セット売りする店もなかったし、皆、コンプしても色が違ってて、 それぞれのコレクションに違いがあって、集めるには不便だけど、楽しかった気がします。
(2010.3.27)
PART6・復刻PART1 1000万パワー


086 サンシャイン
サンシャイン  キン消しでの名義はニューサンシャイン(これもかくれ超人の名前ですが…)になっていました。歓楽街あたりを歩けば、 そんな名前の書かれた看板がありそうですね。(笑)  タッグ編での肩の盛り上がったバージョンのサンシャインはこれを含めて3種類出ましたが、 あとの二つは呪いのローラーだったり、サンシャインマグナム付だったりして、胸を武装した もので、それぞれニューサンシャイン、ローラーサンシャイン、マグナムサンシャインと呼ばれて いました。マグナムサンシャインはぴったりマグナム(サンシャ印鑑とか呼んでました)をはめると、 なかなか抜けず、背中からボールペンで押し出して、「印鑑」を汚したりしたものです。
 さて、このニューサンシャインだけは、股間のところが直線で、腰の突起がありませんでした。 そのため、マグナムサンシャインの腰を移植しています。
(2010.3.28)
PART5・復刻PART1 700万パワー


087 ジェロニモ
ジェロニモ  パート1と違って、こちらは超人化したバージョンのジェロニモです。人間の時は目が隠れて いましたが、超人になってからは常に片目が出ています。しかし、その割には髪のボリュームは 増えています。
 超人化して髪の量が増えるというのは、最近ではプリキュアがやっているので、そういう 意味では時代を先取りしたキン消しだったのかもしれません。
 タッグ編ではやられキャラだったことや、パート1で最後の一つとして手に入れた思い入れもあってか、 うちではジェロニモのレギュラーキン消しはずっとパート1の人間ジェロニモでした。
(2010.3.29)
PART10・復刻PART1 83万パワー


088 ケンダマン
ケンダマン  ようやく、ちゃんと試合に出た完璧超人についてのトークです。このへんをスルーして、 いきなりミスターアメリカンやアモイマンから語ることになるとは自分でも思ってませんでした。(笑)
 このケンダマン、けん玉の玉に顔がついている設定なので、鎖部分を削り取って、ボールチェーンで つなげば再現出来るかも…と思っても、当時の小学生の技術力では無理でした。
 チョコボールのオマケのファイツでもこのケンダマンがあったのですが、伸ばして遊んだら、 その日のうちに鎖部分がちぎれて泣きました…
 キンプラではさすがにけん玉ヘッドが再現されていたので、プラモではよく遊んだものです。
※マウスを当てるとけん玉の顔バージョンになります。こちらは漫画のスクリューキッドとおそろいの カラーリングで塗装しています。
(2010.3.30)
PART4/13・復刻PART7/1 1500万パワー


089 スクリューキッド
スクリューキッド  ケンダマンのパートナーの完璧超人。後期の超人にしてはシンプルなデザインです。
 テール・ランプの項でも語ったとおり、うちではこのキン消しの発売前は、バイキンマンの 電球の超人がケンダマンのパートナーでした。
 このキン消しで遊ぶ時は無理やりケンダマンの脚をコイツの頭とまとめて持って、ドロップキック みたいにしてました。後にスクリューキッドのドリル版が出たのですが、ポーズが中途半端で、 背中のネジ頭が無かったため、脳内ツープラトンが非常に難しく、がっかりしたものです。
(2010.3.31)
PART5・復刻PART1 1300万パワー


090 ヘル・ミッショネルズ(1号)
ヘル・ミッショネルズ  完璧超人の首領の入場服。中身はネプチューンマン。単なる入場服で、更にはネプチューンマンも ラインナップされているのに、つい、再現のために2個欲しくなるアイテムでした。今回は塗装していますが、 武道のものも色違いだけどデザインは同じなので、無彩色のキン消しだと、とにかく2個あればOKでした。
 スマイルマンの項で書いたように、グレダーが謎のキン消しとして話題になっていたのですが、ある時、 グレダーらしきものが出たと主張する奴がいて、見せてもらったらコレでした。確かに顔に十字架ですが…
 今日はエイプリルフールだけにガセネタにまつわる話になりました。そういえば、キン肉マンの誕生日も 4月1日でしたっけ。
 それにしても、日常で「あの人は何でもこなす完璧超人だ」なんて普通に言ってるのを聞くことがありますが、 やはり語源になっているのはコイツなのでしょうか。
(2010.4.01)
PART5・復刻PART7 ??パワー


091 ネプチューンマン
ネプチューンマン  完璧超人の首領。当時の人気は絶大で、卓球のラケットケースの凹型の中板に ビニールテープを張って目の部分を再現したやつを顔に当ててネプチューンマンの 物まねをしたり、クロスボンバーしたりするのが流行ってました。ただ、アニメで 登場する頃にはまわりのブームは縮小してたので、ネプチューンマンの色のイメージは 今回の塗装のような漫画版の赤でした。そのため、ぷよぷよの透明が当たろうと、 レギュラーのキン消しは赤でした。緑も持っていたはずなのですが…
 このネプチューンマンはチョッキのトゲが4本でしたが、他メーカーの消しは 背中までトゲがあったり、ハルクマシーンみたいにチョッキじゃなく前垂れで3本だったり トゲやチョッキの形がまちまちで、どれが正しいデザインなのかと論争になったものです。
(2010.4.02)
PART5・復刻PART1 2800万パワー


092 喧嘩男
喧嘩男  読み方はケンカマン。強すぎる自分に絶望してテムズ河に身投げすることで、 ネプチューンマンとなる。ただ、死にたいと言いながら、飛び込むや否や 「死にたくない」と言うなど、変なところがリアルです。
 漫画版とアニメ版が両方キン消し化されたのですが、これはアニメ版です。
 単なる前身超人、さらに漫画版入手より後の発売なので、 コレクション的に1個手に入ったら「ふーん」で終わりで、あまり印象に残っていません。
(2010.4.03)
PART24・復刻PART- 2800万パワー?


093 ヘル・ミッショネルズ(2号)
ヘル・ミッショネルズ  キンケシ的には1号と同じですが、こちらはビッグ・ザ・武道用に塗装しています。 このために、発売時はダブるまでガシャを廻しました。阿修羅面怒りがなかなか出なくて、コンプ までにこの入場服は3個たまってましたが…
 ミッショネルズといえば、超人テーマソング集を最近聴く機会があったのですが、 武道のテーマとかがあるのはその時初めて知りました。昔、友人な聴かせてもらった カセットには正義超人と悪魔超人しか無かったので。それによると、武道は 「お寿司100人分をいただこう」という寿司好きとのこと。ジェロニモも稲荷寿司が好きらしいので、 一緒に食べていたのかも。(笑)
 しかし、このタッグ編のテーマソングを聴いた頃、新型インフルエンザ流行で、 マスクを取り合うように買いに行ったのですが、頭の中のBGMはネプチューンマンのテーマの 「♪クロスボンバー、マスク狩り〜」でした。
(2010.4.04)
PART5・復刻PART7 ??パワー


094 マイルドマン
マイルドマン  名前の割にはどこがマイルドなのかよくわからない超人。ビッグ・ザ・武道のオーバーボディ。 剣道の防具の上に着込んでいるのですが、全然そうは見えない点でも見た目と実態の差があります。  剣道の防具といえば、中学の頃、放課後仲間と喋っている時に、たまたま近くにいた剣道部所属の 後輩が防具のまま話に入ってきた時、我々が「だまらんかー、ビッグ・ザ・武道!!」とツッコミを入れたところ、 その後輩の返しが「ビッグダブドー言うなー!!」となってしまい、ダブドーというあだ名になったことがありました。
 同時に入場服や正体の武道がラインナップされたせいもあり、当時このキン消しはあまりインパクトがありませんでした。 実際、これまで立体化されることのほうがインパクト大なのかもしれませんが。
(2010.4.05)
PART5・復刻PART7 ??パワー


095 ビッグ・ザ・武道
ビッグ・ザ・武道  ようやくこれが武道の基本スタイル。他メーカーから出ていた武道はなぜか超人募集の時のデザインの ただの剣道防具で胸に「武道」が多かったので、漫画のデザインのものが嬉しかったです。  ただ、当時は完璧超人は凶器を使わないと述べた人物が竹刀を持っているのがなんとなく気に入らず、また、 クロスボンバーの時等は竹刀を手に持たないので、竹刀を切り落として丸腰モードにしたものをレギュラーにして 遊んでいました。
(2010.4.06)
PART5・復刻PART1 5000万パワー


096 ネプチューンキング
ネプチューンキング  武道の正体にして完璧超人の真の首領。意外と他メーカー版やパチ消しは見たことがないような…
 ボスキャラにしては地味だったし、仲間内でも全然人気無かったので、商品化もあまりされなかった のでしょうか?まぁ、体は武道のままなので、ネプチューンキングとして新規でかっこいいデザインだったら 話は変わってたかもしれません。だとすれば、どんだけオーバーボディ着てるんだという話になりますが。
 この時点で4番目の顔ですし。
 顔以外は武道ということで、昨日の武道は漫画のカラーで、ネプチューンキングはアニメカラーで 塗り分けてみました。
(2010.4.07)
PART13・復刻PART7 5000万パワー


097 ドクターボンベ
ドクターボンベ  超人界の名医。ビッグファイト出場超人と比べてもいい線いく超人強度なのは 超人の手術にはパワーが必要なのでしょうか?
 名医の割には救った超人の数だけ殺した超人がいると言われていたり、 ウォーズマンの手術で頭脳の治療を忘れたりするので、仲間内では「ヤブ医者」と呼んで いました。
 このキン消しが出る直前までは、デザインのせいでハングキラーが医者役でした。その ハングキラーそっくりのデザインということで、 プロテクターっぽい装具だらけなので、友人が「ボンベというよりボロペンとでもしたほうが似合う」 と言って、なぜか皆納得してしまいました。
(2010.4.08)
PART11・復刻PART7 78万パワー


098 セメントス
セメントス  昨日に続いての杖持ちキャラ。
 ネプチューンマンを育てた長老。漫画には出てこないアニメオンリーの超人なので、 存在そのものを忘れていました。
 当時このキン消しを持っていたかどうかも覚えてないのですが、古物商で当時物を 見つけた時も、キン消しではなく、何か別のキャラの消しが混ざっているのだと思って いました。
 せめて、その存在を忘れないよう、塗装してここでネタにしてみました。
(2010.4.09)
PART25・復刻PART- 280万パワー


099 天の女王
天の女王  アニメのみで語られたタッグトーナメント優勝トロフィー誕生エピソードで トロフィーを作ったとされた女王。
 パワーを見るかぎり、神かも。
 このキン消しが出た時は、他に呪いの人形とかキン肉音頭とか、種類集めてナンボの シリーズと一緒だったので、この手の単体キャラはハズレ扱いでしたが、阿修羅母と共に マイナー女キャラの双璧として特にハズレ扱いしていました。
 しかしながら、出来自体は良く、呪いの人形のアバウトな造形で浮いた労力をつぎ込んだ のかと思える消しでした。
(2010.4.10)
PART25・復刻PART- 1億パワー


100 呪いの人形
呪いの人形  記念すべき100記事目は正義超人勢ぞろい。(笑)
 タッグトーナメントで、悪魔超人がキン肉マンのタッグ結成を妨害するため、 正義超人の友情パワーを操るために使った人形。ドラえもんの「のろいカメラ」 みたいな効果がありました。
 人形のキン消し化という位置づけ不明なアイテムですが、そのため、造形はかなり省略 されています。そこで、塗装も省略でいいかと、塗装用(要は2体目以降)は無いのですが、 コレクションのほうから出してきて載せました。100記事目なのにかなり手抜き…
 当時は一応正義超人が揃うし、友情操作の再現遊びもしたし、テリーやジェロニモのダブリを 劇中通り壊したりしたので、仲間内では好評でした。残念ながらテリー3個目が無かったので、 キン肉マンとくっついた人形の再現はできませんでしたが…  もしも復刻ガシャが再開して、この人形の弾があったら、かなり鬼廻ししそうです。そして、 この写真も差し替えることになるかもしれません。
(2010.4.11)
PART25・復刻PART-


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