キン消しトークvol.4


序文
 なんだかんだで結構ハイペースに語ってきました。早いものでもう4ページ目です。 今回のテーマは…ちょうど先週バンクーバー五輪が終わって、日本は金メダル無しだったので、 せめて日本代表のキン肉マンが優勝した超人オリンピックに登場した超人をテーマにやってみることにします。
 お暇な時にでもお楽しみください。
(2010.3.03)


061 委員長
委員長  オリンピック他の委員長。名前はハラボテ・マッスル。真弓大王と試合したり、 昔取ったきねづかコンビを結成したりしている。
 大王と異なり、こちらはファイティングスタイルです。額の「委」は劇中では 省かれたりしてましたが、キン消しには書いてあります。
 この委員長のような、ほとんど戦わないキャラはあまり遊びに使われることがないのですが、 委員長に関しては、カナディアンマン、スペシャルマン、キンターマンと共にトントン相撲リング の支えに使ったりしました。
(2010.3.03)
PART7・復刻PART- 45万パワー


062 中野さん
中野さん  アデランスの中野さんは、解説者だったり、観客だったり、 いろいろな役割で出てくる名脇役。「女房を質に入れて」観戦に来たりする、 ある意味豪快な人物。
 このキン消しが出た直後に、アニメの実況席で中野さんが自分のキン消しで 喜んでいる時に、隣のアナウンサーが「アナ人形も出してください!」と言い、 中野さんが代わりにブラックホールのキン消しを差し出し、「それは穴人形」 というようなシーンがあり、うちでもなんとなく、ブラックホールと中野さんを 実況席として、脇に置いて遊んでました。
(2010.3.04)
PART8・復刻PART4


063 キンターマン
キンターマン  でかそうな名前のアフリカの超人。アニメではさすがにマズかったのかクンターマンに 改名。ローデスとは逆に実在の人物(クンタ・キンテ)に近づく改名。
 最終予選まではやたらと出てくるし、その後もモブキャラとして頻繁に出てくる割に、 知名度はあまり高くなく、遊ぶ時もアマゾンマンと黒人コンビを組ませながらも、 ビッグボンバーズのごとく、早々にやられる役どころでした。(笑)
(2010.3.05)
PART6・復刻PART- 35万パワー


064 アマゾンマン
アマゾンマン  昨夜、テレビでキン消しの原型師さんが出てたのを見て、感動のあまりUPするのを忘れてました。
 南米出身なのに、プラネットマン戦ではアフリカ超人として巻き添えをくらったり、 漫画の文庫化の時にデザインを修正されたり、ある意味最も不遇な超人のひとり。
 キンターマンと一緒に扱われるイメージが強いのですが、キン消しを同時期に手に入れた せいでしょうか?
 それにしても、この頃のオリンピックは、出身国の特徴がダイレクトな、シンプルな超人が多いですね。
(2010.3.07)
PART6・復刻PART- 25万パワー


065 バイキングマン
バイキングマン  アニメでは開会式の入場行進等にちょろっと出ていたものの、コミックには全然 載っていないため、仲間内では長い間謎の超人として扱われていました。 当時はビデオなんてそうそう無かったですから。
 友人に至っては、「なんかゴキブリみたいだからバイキンの超人だ」などと言ってました。 でも、バイキンマンなんてキン消し類似品が存在するし、それと同じメーカーかどうか 不明でしたが、顔が本の勉強菌とか、背中に吸盤のついたバイキンの消しとかもあったので、 結構バイキンの超人というのは当時のトレンドかも。(笑)
 うちでは、悪魔将軍のモトネタっぽい応募超人のパチ消しのバイキングマンがあったので、 造形の解釈が極端に違うものの、この将軍モトネタの本物消しとして扱っていたので、 悪魔将軍の正体(ゼブラに対するパワフルマンみたいな感じ)としてのスタンスでした。
(2010.3.08)
PART6・復刻PART- 48万パワー


066 銅ベルマン
銅ベルマン  バイキングマンとは逆に、コミックでは時々出ているのに、 アニメでの開会式の入場行進には出てこなかったインカの超人。
 ダジャレのようなネーミングセンスは最高ですね。
 漫画では、盾を持っていたり、手が針のように尖っていたりしたような 気がしますが、キン消しでは普通の手でした。尖った手といえば、当時流行っていた ゲームの「魔界村」の主人公も手が尖ってましたね…って、実際は槍持ってるだけですが。(笑)
 昨年くらいに、テレビの企画で、実家にあったキン消しを売って、そのお金で親に寿司を ごちそうする、というのがあって、その時に、「これは初期のものだから高いかも」などと 言っていたのが、この銅ベルマンでした。しかし、持ち主も名前が判らず、「銅マンか何か」と 呼ばれた上、鑑定結果も結局たいした金額にはなってませんでした。
(2010.3.09)
PART7・復刻PART- 55万パワー


067 ブロッケンマン
ブロッケンマン  オリンピックでベスト8に残ったドイツの超人でブロッケンJrの父。 ラーメンマンのキャメルクラッチで胴体を真っ二つにされて死亡。アニメでは ラーメンマンにラーメンにされて食べられて消滅。死んでも復活の多いこの漫画でも、 息子が活躍したせいか、復活することはありませんでした。 キン消しには超人の証のドクロの徽章がないから、人間として死亡したとか? 息子といえば、 クラスに、見た目の年齢差的にブロッケンは親子じゃなく兄弟だと思ってた奴が何人もいたなぁ…
 ベスト8進出超人の中では最後にキン消しが出ただけに期待しましたが、目とかがあまり 似てなくて、ダブリは即刻キャメルクラッチの刑にしました。
 ドイツの超人といえば、ビッグファイトでJrが予選通過した時にビールとウインナーの摂りすぎで散った 軍人超人を仲間内で「ビールとウインナーの超人」と呼んでいたら、 友人が「ビールとウインナーの超人のキン消しが出た」と言いながら、 バイキンマンのビールの超人(ビールアワマン)とウインナーの超人(ジャンボウインナ?)を 出してきたことがありました。
(2010.3.10)
PART5・復刻PART- 90万パワー


068 ザ・フィッシャーズ
ザ・フィッシャーズ  ここからはザ・ビッグファイトから参加の超人。 このザ・フィッシャーズは2人グループの超人なので、ダブリ上等のキャラでしたが、 全く同じではどっちが1号、2号か区別がつかないので、2号は別の色を手に入れたり、 一回り小さい海賊版にしたり、作中で時々触覚が省略されてたので触覚を切り落としてハゲモードにしたり、 皆それぞれ工夫してました。うちは海賊版の肌色(海賊版の肌色だけはくすんでてレアカラーっぽかったので) を2号にしていました。
 今回の塗装も、DVD復刻と、古物商のジャンク消しから発掘した海賊版をそれぞれ塗りました。
 当時、クラスに唇の大きい奴がいて、そいつの似顔絵をベースに「くちびるマンマン」というキャラを 作っていたら、いつのまにかフィッシャーズそっくりになってしまったことがありました。
(2010.3.11)
PART5・復刻PART- 2万パワー


069 スマイルマン
スマイルマン  アニメでは一瞬映る程度で、漫画では募集発表ページ以外では見当たらない うちに予選敗退した超人。顔が多くて強そうなのに…
 この超人と同時期に発表された超人はキン消しの正規販売でボツになったものが 4つあり、当時はガチャガチャの台紙の集合写真に発売されてない奴がいたので、 かつてのミスターアメリカンのような隠しキャラと信じてコンプ後も時々廻した ことがあります。
 当然、グレダーもシルバーリキもヘルブロックもレッドマスクも出ませんでしたが。
(2010.3.12)
PART10・復刻PART- 46万パワー


070 オイルマン
オイルマン  最終予選で転倒し、オイルをぶちまけたことで結果的にキン肉マンを助けたサウジアラビアの超人。 その後もベンキマンの前座の場面にいたり、身体測定(ペンタゴンの項参照)にいたりと、 モブ超人として活躍。
 劇中のオイルマンにあまり似てないのですが、おなかにOILMANと明記してあります。 また、ミニブックの塗装例が赤銅色だったので、アニメカラーで塗ると、個人的には 少々違和感があります。
 オイルのドラム缶といえば、ザブングルのプラモデルにドラム缶やジェリカンがついてるのが すごくリアルな感じがして、アニメはろくに見てないのに、ガンプラ並みにプラモデルを 作ったりしたものです。
(2010.3.13)
PART4・復刻PART- 33万パワー


071 タイルマン
タイルマン  最終予選で転倒するまでは、予選でやたらと好成績を出していたフランスの超人。 その後もベンキマンの前座の場面にいたりするので実力派超人のはずが、超人強度は低め。  まぁ、完璧超人なのにウルフマンより超人強度の低い木・木・人のような例もあるので関係ないかも。
 フランスの超人では、ルピーンもけっこう出てくるのに、キン消し化されませんでした。 多分、今後新規造形のキンケシが出ても、ルピーンが出る可能性は低いでしょうね。
 さて、このタイルマン、デザイン的に近いせいか、よくサンシャインと間違えられていました。 以前カンデラマンの項で書いたカルタ遊びでも、初参加の奴が時々引っかかってました。
 今、気がつきましたが、3日連続で「〜イルマン」という名前の超人を語ってますね。(笑) 他にはミサイルマンがいますが、オリンピックの超人じゃないので…
(2010.3.14)
PART2・復刻PART- 20万パワー


072 サボテンマン
サボテンマン  スマイルマン同様、アニメでは一瞬出たものの、漫画ではどこにいるかわからないうちに 予選落ちとなった超人。ただし、スマイルマンほどのインパクトがないせいか、 かなりのマイナー超人かも。 一応、キン肉マンが王位を継いで帰還を見送る観衆の中にはいましたが…
 実は、このキン消し、当時も持っていたはずなのですが、全然覚えてなかったです。 しかし、超人強度も手持ちの資料では判らなかったし、当時もほとんど目にすることが なかったのかもしれません。
(2010.3.15)
PART10・復刻PART-


073 ジョーズマン
ジョーズマン  漫画でもアニメでも新幹線アタックの時に新大阪の記録を出した超人。 鮫なので青系が欲しかったのですが、桃色(新しい肌色のこと:ゴーリキの項参照)が2つで、 3個目でやっと緑が出たと記憶してます。
 ちなみに、本編では上記の活躍だけだったのですが、なんと、キン消しではアトランティスドライバー の技消しでアトランティスと間違えて造形され、あのロビンマスクを倒すという快挙を成し遂げて いたりします。(笑)
(2010.3.16)
PART4・復刻PART- 40万パワー


074 ティーパックマン
ティーパックマン  今日からは決勝トーナメント進出超人を語っていきます。ウォーズマンと戦い 逆転負けした紅茶の超人。頭の紅茶の中のティーパックが武器だけど、キン消しでは ティーパックがついてないこともあり、「ティーカップマン」とか、間違えた 名前で覚えられてたりします。
 この超人、劇中ではウォーズマンに首チョンパにされ、中の紅茶を飲まれたりしてたので、 ダブリは首をはねられることが多く、仲間うちでもあまり在庫を見かけなかったような気がします。
 仲間内ではカレクック、ウォッチマン、ティーパックマンは3大首チョンパ消しでしたが、 いずれも復刻ガシャでは出ませんでした。やはり、当時の消したちの呪いでしょうか…
(2010.3.17)
PART2・復刻PART- 25万パワー


075 キューブマン
キューブマン  ルービックキューブの超人。チエの輪マンとの新旧おもちゃ対決、ウルフマンの ルービックキューブ張り手(張り手の腫れで色を揃える!)のようなギャグ対決を 連続して見せてくれた。
 キン消しより前の、漫画連載当時はルービックキューブがかなり流行っていて、 一面揃えたあと、一列ずつそろえるために「AとBを入れ替えるには上を2回右を1回…」 みたいな虎の巻が出回ったり、 角がなくて八角柱になった10色のものとか、亜流のパズルが出たり、色々ありました。
 うちでは、ツクダ製のスタンダードの上に、ガチャガチャのアタリ(野球ボールみたいなのに アタリと書かれたやつが出たら、店のオバちゃんから景品がもらえるシステムだったか、見本以外も云々 だったかは記憶が曖昧なのですが…)で手に入れた 一回り小さいものを、このキンケシの塗装例のように交互状態(6面揃った状態から、全方向に 2回ずつ回せばOK)にして置き、このキューブマンを再現してました。
(2010.3.18)
PART2・復刻PART4 8万パワー


076 チエの輪マン
チエの輪マン  ようやく当初目標の半分を超えました。
 キューブマンとの新旧おもちゃ対決では、「近代オモチャにはかなわん」と敗退したものの、 超人強度では優っているので、もしかしたら外野の言うとおりプロレスで戦っていたらベスト8に 進出できたかも?しかし、国籍不明なのに、国別ふるい落としとか、どうやってクリアしたんでしょう?
 キン消しとしてはかなり出来が良く隙間だらけなのに自立します。しかし当時持っていたのは クリア消しだったのですが、後のラメクリアやセットの青クリア等に比べてやや白濁してプヨプヨで、 サイズも縮んだもので、一見海賊版のようでしたが、正規版のものでした。  劇中再現で、バラバラにしようとすると、出来なかったりします。 キューブマンはどうやってこのチエの輪を解いたのでしょう?
(2010.3.19)
PART5・復刻PART4 30万パワー


077 ベンキマン
ベンキマン  銅ベルマン同様、古代インカの超人。対戦相手を体の便器に流す。 ちなみにアニメでは頭のウンコのオブジェが水道の蛇口になっているベンキーマンという超人に 変更され、後にベンキーマンのキン消しも出たのですが、仲間内でも邪道扱いしていました。
 というわけで、今回は漫画版のほうを塗装しました。復刻ガシャでもこちらが出て、けっこう ダブったので…
 ちなみに当時、ベンキマンのダブリは、胴体だけを切り取り、便器の中に頭のウンコを 入れた便所ジオラマを作ったのですが、水性カラーで塗装したせいで、ベタベタで埃まみれになり、 泣く泣く処分したことがありました。
(2010.3.20)
PART2・復刻PART4 40万パワー


078 ウォッチマン
ウォッチマン  決勝トーナメント進出超人の中で語るのが最後になったのはこのウォッチマン。  スイス代表でブロッケンJrに敗れる。
 当時、キン消しのパート5で、オリンピック決勝トーナメント進出超人が全員 商品化された時、最後まで出なかったのがウォッチマンでした。
 完璧超人の首領も、肌色ビビンバも、ターボマン3個目もあったのに出てくれず、 やっと当たったのが黄色でしたが、それでも嬉しかったのを覚えています。
(2010.3.20)
PART5・復刻PART- 25万パワー


079 ロビンマスク
ロビンマスク  オリンピック前チャンピオン。
 これは復刻ガシャ初日に宣言して出るまで廻した時のロビンマスクそのものを 塗装しました。最初のうちは各超人のベスト版を選んで塗るようにしていたので、 パート1のロビンを塗れば事足りたのかもしれませんが、この企画を思いついて パート1ロビンを入手した時にはすでにこれを塗装して飾ってました。
 というわけで、復刻キンケシ塗装第1号の記念すべき一品です。
(2010.3.21)
PART19・復刻PART1 95万パワーor96万パワー


080 キン肉マン
キン肉マン  オリンピックページのラストはやはりV2チャンピオン。
 このベルトを巻いたキン消しは昔一度復刻キン消しが出たときにも 出ていたし、29周年記念純金キンケシもこのキン消しが選ばれていたので、 ある意味キン消しの中のキン消しなのかもしれません。
 とはいえ、全然ファイティングポーズじゃないため、当時はレギュラーで 遊ぶことはほぼ無く、単なるコレクションアイテムでした。
(2010.3.22)
PART8・復刻PART- 95万パワー


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