3章 タグ



@タグの概念・ルール

タグの概念

全章の最後でも述べたように、ソースに「タグ」を打ちこむことによって、HTMLファイルに自分の好きな
デザインのHPを表示できます。そしてこれも前に述べたことですが、このHTMLのタグだけで1冊の本が
できちゃうぐらいに膨大な量があります。しかし、必要最小限の知識というのはきわめて少なく、なじみの
薄い人(自分も含めて)でもスグに身につけられます(^^)

重ね重ね(3度目・・・)前に述べたことですが、タグは「<>」のカッコの中にfontやcenterなどのタグ名
を打ちこんで色々な表現ができます。しかし「色々な表現ができる」タグですが、実は私達が実生活にお
いて文章を書いたり、ワープロを打ったりする上で当り前のことのように取り扱っている事柄が、タグを使
わなければならないという事実もあります。例えば図3-1-1のように、ソース上に改行して打ったものも、
実際にはHTMLファイル上では1行で表示されています。

改行できる
かどうか?


 ソース上での入力
改行できるかどうか?


 HTMLファイルへの表示
図3-1-1 ソース上で改行タグを使ってない場合

実際にHTMLファイルの上で改行を表示するためには、図3-1-2のように「改行タグ<br>」を使う必要
があります。

改行できる<br>
かどうか?


 ソース上での入力
改行できる
かどうか?


 HTMLファイルへの表示
図3-1-2 ソース上で改行タグを使った場合

ちなみにソース上で「改行できる<br>かどうか?」というように、1行で打ちこんでもHTML上では改行
されて表示されます。
慣れないうちはこのタグの手続きを面倒に感じるかもしれませんが、HP作りを進め
ていくことによって自分自身になじんでくるでしょう。

タグのルール

ほとんどのタグは「<font></font>」「<center></center>」のように「開始タグ」「終了タグ」によって
囲みます。フォント名に/がつくと終了タグになります。中には「<br>」のように「単独タグ」というものも
あります。ここでは次ページより具体的なタグの種類を紹介する前に、是非知っていただきたい3つの
ルールを紹介したいと思います。

ルール1 タグの記入は大文字・小文字は問わないが(混合してても可)、必ず半角英数であること。
     (例)×<HTML>(全角表示になってる)
ルール2 「<」のスグ後ろに空欄を入れない。
     (例)×< html>(<のスグ後に空白がある)
ルール3 1組の開始タグ〜終了タグは、他の開始タグ〜終了タグの外側又は内側に記入すること。
     (例)× <b><i></b></i>(交互に2つの開始タグ〜終了タグ)
        ○ <b><i></i></b>(開始タグ〜終了タグの外側(内側)に開始タグ〜終了タグ)