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| 日本ボーイスカウト川崎第４８団 第３６号 平成11年10月24日発行 |
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6月6日（日）48団の集会場にて第2回赤城隊事前集会が行われました。赤城隊のキャップ（赤い野球帽、緑のつば、正面に白で「Akagi」というししゅうが入っている）が配布されました。今回はばく材の訓練を行ないました。午前中は4つのグループに分かれて縛材に必要な結び方の訓練を行ないました。午後は8つのグループに分かれて、三脚作りの競争を行ないました。日頃からばく材をやっている53団と49団が圧倒的に速かったです。その後、各団ごとに分かれて、夏季キャンプでのスカウトプログラムの計画を立てました。そば・うどん作り、ハイキング、オリエンテーリング、パイオニアリング、魚つりなどが出ていました。ばく材の競争など、普段できない経験ができたので、出席したスカウトには有意義な集会だったと思います。ただ、こういう良い機会にうちの団からは１人しか参加しなかったのは非常に残念でした。
6月12日（土）〜13日（日）集会場にて事前キャンプを行ないました。まず、団倉庫に集合して資材の積み込みをして。集会場に移動して、資材をおろし、設営。人数が少ないため、今回はドームテントを使用することにしました。設営後は縛材（ロープワーク）の復習を行いました。夕飯はツーバーナーを使ってご飯と焼き肉、味噌汁を作りました。訓練だけではなんなので、夜はレクレーションとして花火をやってみました。
翌日は、部活で早々に帰ってしまうスカウトがいたので、早目に撤営して解散しました。せっかくのキャンプなのに、出席者が少なくてリーダーとしてはちょっと残念でした。でも、人数が少ないなりにいつもと違ったこともできたので、その点ではよかったと思いました。
7月24・25日に赤城隊の事前キャンプが行われました。9:00登戸駅集合して、小田急線で柿生まで行き、そこから歩いて会場の53団の集会場まで行きました。朝から暑く、大変でした。まず、セレモニーを行った後、10時から、スカウト達はハイキングに出発。内容は縦割りで4つの班を作り、53団のスカウトが道案内をする形式で課題をこなしながら、王禅寺の公園まで行き、そこでお昼を食べ、戻ってくるというものでした。その間、スタッフはばく材の準備、マーキーやロープなどの資材点検を行いました。15時から、スカウトはばく材の訓練。スタッフは設営と資材の買い出しを行いました。夕飯はキッチンスタッフを中心として、カレーライスを作ってもらい。その間、スカウトはゲームで交流をはかりました。夜は、近くの公園で暗夜行路を行いました。53団のVS・RSが中心となって、林の中にコースを設定してもらいました。蚊が多く、VS・RSは全身虫刺されになっていましたが。VS・RSの忠告によって、スカウト達には長袖・長ズボン、虫除けスプレーなどしっかり準備をさせたため、それほどひどいことにはなりませんでした。コースは林というか、薮の中で、なかなかの難コースだったようです。集会場に戻り、班長集会のあと、消灯しました。
2日目は、スタッフの方の準備・打ち合わせで忙しかったため、朝食をとり、セレモニーを行って、スカウト達は早めに解散しました。
8/17〜8/19に愛川ふれあいの村で、CS・BVS隊合同夏季キャンプを行いました。年間計画では、8月上旬の予定でしたが、ちょうたいの都合もあって、今回は遅い時期の実施となりました。
ロッジに泊まり、食堂でバイキング形式の食事を食べるというカブ隊としても、めぐまれた環境でのキャンプでした。
その分、プログラムに力を入れることができました。初日こそ、数日前の大雨による増水で予定した川遊びが残念ながらできませんでした。代わりに「はし」作りをしました。フリスビーによるディスクゴルフは、親子ともども楽しめました。ちなみに、金瀬（父）さんが最少でまわりました。夜は、月の表面を双眼鏡で観察しましたが、見始めたらすぐに月が山にかくれてしまうハプニングもありました。
2日目は、服部牧場へ行きました。牛の乳しぼりを初めて体験したスカウトたちも多かったようです。牛の前からずっと離れなかったり、うさぎやあひるとたわむれたりして、時間はあっという間に過ぎました。牧場特製のソフトクリームは、味がこくておいしかったです。午後、しっぽとりをやっていて、口げんかになってしまいましたが、ロッジに戻ると仲直りしていたようです。この日の夜はキャンドルファイヤーをしましたが、けっこうみんなで、盛り上げてくれてよかったです。
最終日は、思い出に残った場所や人を写真にとろうということで、1人1台、カメラをわたし、思い思いにとってもらいました（9/5の集会で、お気に入りの写真を組ごとに模造紙にはってまとめてもらいました。団ハウスに掲示してあるので見てください）。
例年のキャンプに比べ、自然とのふれあいや遊びを重視しました。スカウトたちには、とても好評でした。
来年度は発団25周年記念ということで、団キャンプを行う予定です。久しぶりに八ヶ岳でしょうか、くわしくはこれからです。
最後にキャンプ中、たくさんのさし入れ等ありがとうございました。
今年のボーイ隊の夏期キャンプは、９９赤城隊と銘打って、他の団と合同で実施しました。１９９９年８月１１日（水）〜１５日（日）の４泊５日で、横浜市の少年自然の家「赤城林間学園」に行きました。48団はコブラ班とイーグル班の合同班でしたので、ライオン班と名付けて活動しました。
参加したスカウトの３名の感想をまとめました。（例によって誤字脱字はそのまま）
============ 班長 竹林浩平 =========================
１９９９ ８／１１（グランドクロス）〜／１５
※はっきりいって最悪だ！！こんなのおれのプログラムの中にはない！
今回、夏キャン「赤城隊」の参加は、はっきし言って「いやだな…」であった。しかし参加できない理由なんて無かったため参加することになった。３人で４泊５日のキャンプ、めちゃくちゃ大変だと直感した。しかし考えてみればたった３人なのである。しかも自分が望んでいた配給を自分なりに調理するタイプだったのだから「参加してよかった〜」である。８／１１（当日）バスの中、僕ら３人は笑いながら目的地についた。まずテント張り、ジャンテンしか建てたことのない３人には本当にＢテンには苦戦した。次にたちかま、こんなにすんなりできるものだったのかと驚いた。こんなに３人で動きやすい物なのか？人数が多くて仕事がなく、イライラするということが全くないのだ。「面白い」と毎日思えるキャンプだった。けど雨にはまいった。レインコートから雨水が浸入し服は必ずびしょびしょになるのだ。寒い、臭い、旨いだった。めしは本当にうまくできた。そのほかに縛材、リンツなどに成功したことは嬉しくて自信になった。３人だから仕事が多く、達成感も大きく多かった。今回のキャンプは面白く、楽しいキャンプだった。
（心に残ったもののスケッチ：タチカマ）
（編集者注：自分達で作ったにしてはなかなかの出来であったため）
============ 次長 田中貴文 =========================
この夏キャンでは、２日目の夜から雨がふって勉強になったことがたくさんある。ボーイ隊のモットー『そなえよつねに』が本当に身にしみた。
次の夏キャンまたはキャンプにいかしていきたいし、いつもさいあくのじょうたいを考えてキャンプにのぞみたい。
（心に残ったもののスケッチ：ハエ、アブ）
（編集者注：このキャンプ場は本当にアブが多く、油断をすると体中かまれてしまうため、キャンプ期間中、アブや蚊、ハエと戦っていた）
============ 班員 松井裕平 =========================
１２日の夜に雨がふりだした。ぼくたちのテント（Ｂテント）は上にポールがないので本体がたるみさらにフライまでたるんで大つぶの雨がどんどんふってその夜はしみなかったけどつぎの日の夜テントにしみてきて大変だった。
このけいけんで次のキャンプにはこのけいけんをいかしたいです。
（心に残ったもののスケッチ：とけたローソク）
（編集者注：２日目の夜からずっと雨が続いたため、薪や新聞紙、マッチまでも湿ってしまってなかなか火が起こせなかった。あるスカウトのハバザックにクリスマス会でもらったローソクが入っていたため、火を起こすのに活用した）
（縛材で作った信号塔） （「緊急事態」が発生し、作ったリンツ）
久しぶりの発行となった48Timesです。今号は文字だけのやたら堅苦しいものとなってしまいました。記事の方は全てがキャンプがらみで、各隊がキャンプに向けての追い込みに入っていることが伺えました。
今回も、多くの方に記事をいただいたおかげで発行することができました。ありがとうございます。
＜発行・責任 RS隊 本間 真＞
（ＢＳ隊の夏季キャンプの記事をＷＥＢ公開用に写真付きで追加しました。2001/8/28 花形)
（紙で配布したものを、WEB公開用に再編集しています）
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