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日本ボーイスカウト川崎第48団   第33号    平成11年4月4日発行
よんぱちタイムス

 

◇BS隊野外料理集会◇

 2月7日にBS隊で、野外料理を行いました。集会場に集まったら、まずはかまどづくり。かまどは立ちかまどと呼ばれる竹を麻ひもで組んで作るかまどを作ります、しっかりと結ばないと調理中に崩壊、なんて事もあるのでしっかりと結びます。やや緩くリーダーが竹1本補強を入れましたが、今年度に一回作った経験があるためか、予想に反して約1時間ほどでかまどは完成しました。
 でもこれはあくまで道具づくり、料理はこれから。まずは材料を切る、米をとぐ、薪を集める等役割を分担して仕事を開始。今回のメニューはカレーライス!!カブの田中リーダーのアドバイスより野菜をバターで炒めたのでとてもマイルドな味になりました。流石お母さんの裏技(!?)ご飯も少しこげつかせちゃったけど、しんもなくよく炊けました。
自分たちでかまどを作って、ご飯を作ったということで、普段の何倍もおいしく感じたと思います。ちなみにご飯もカレーも完売でした。

集会場でたちかまど作り

<よってたかって立ちかまど制作中>

◇CS&BVS隊地震の科学館見学◇

 2月14日東横線学芸大学駅より歩いて15分ほどのところにある「地震の科学館」という施設をビーバー・カブ隊で体験してきました。9時30分からの見学予定だったので8時に宿河原駅に集合したのですが、電車の乗り継ぎがとてもスムーズだったので予定より30分も早く到着してしまいましたが、そのまま早めに見学させていただくことが出来ました。館内では地震体験(家やビル、街の中での大地震の体験や、関東、阪神大震災に、より近い揺れの体験)、煙体験(煙の中での避難の体験)、初期消火体験(消火器を実際に使用して映像内の火災を消火する体験)をしたり、ゲームや問題を通じて学んだり、助け合いながら災害を乗り越えていくことの大切さを学ぶ映画を見たりしてきました。中でも、煙体験は、真っ暗な中、煙を避け歩くことの怖さ、大変さを実感することが出来ました。その後、スカウトが館内を自由に見学しているあいだ、リーダーたちは人工呼吸と心臓マッサージの方法を教えていただきました。同時刻に見学を予定していた、団体が来なかった為、貸し切りの状態だったのでゆっくり時間をかけて体験することが出来ました。見学終了後は、東京都児童会館を再び訪れ、昼食をとり前回出来なかったフロアーで遊んだり、工作をしたりしてから帰路に着きました。
 災害は、無いに越したことはありません。けれど、もし万一そうなった時、今日体験したことを、少しでも思い出すことが出来ればと思いました。

◇BS隊オーバーナイトハイク◇

 3月6、7日にBS隊がオーバーナイトハイクを行いました。オーバーナイトハイクは文字通り徹夜でひたすら歩きます。今回のテーマは「ひた歩き」ということで、青梅線の小作駅から集会場まで、約37kmを歩きました。
 22時に宿河原駅に集合し、そこから南武線で立川まで行き、青梅線に乗り換えて小作まで行きました。小作を出発したのは23時40分。地獄のハイクの始まりです。始めはチェックポイントを作って、そこまでの道をスカウトが交代で考え、移動するという形式を取りました。みなそこそこ地図はよめ、迷うことなく順調に進んでいきました。
 羽村取水堰を通り、だいたい多摩川沿いに下っていきました。4時から6時くらいまでは一番眠い時間で、半分眠りながら歩くスカウトもいました。途中水準点(地図作成上で高さの基準にする点)や三角点(同じく位置の基準にする点)を発見し、立川の、中央高速道路と多摩川が交差する辺りから多摩川のサイクリングロードにでました。これからはサイクリングロードをひたすら下ります。8時に是政橋に到着。食事のために30分ほど休憩して、再出発。疲れ切った足を再び奮起させて歩いていきます。稲田堤の堰に着くと、ゴールが近いので頑張ろうと思ったのか、はたまた眠気と疲れで思考回路が麻痺していたのか、みな何故か小走りで移動開始!?ゴールの集会場に着いたのは10時40分でした。皆足がぼろぼろだったため整理体操とストレッチをし、一休憩して解散しました。

オーバーナイトハイク小休止

<真夜中のハイクに疲労困憊の図>

 リーダーの予想に反して約11時間の過酷なハイクにだれ一人として脱落することなく完全制覇しました。また、後日聞いたところみんな軽い筋肉痛程度で、たいした後遺症もなかったようです(リーダーも含めて)。皆なかなかの体力ですね。

◇編集後記◇

 こんにちは、ついに一号当たりの記事が3つになってしまった48タイムスです。さらに一つの記事の長さが増しています。記事のストックはなくなりそうで微妙になくなりません。3/14にカブのハイクがあったらしいし(また誰かに頼ませていただきます)、今日は桜祭りだし、次の発行も5月中に出せるかもしれません。
 さて、前号に続き、今号もカブのリーダーの方に記事を一つ書いていただきました。ありがとうございます。がさつな理系男子の文章と違い、きれいに仕上がっていて、性格の違いが現れています。出来ればこれからもカブのリーダーの方からの情報がほしので、依頼する事もあると思いますが、そのときはお願いします。

<編集・責任  RS隊 本間 真>

(紙で配布したものを、WEB公開用に再編集しています)


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