砂漠の一滴

砂漠の一滴

【代 表】
(有)ベル音楽事務所 牧 千恵子

【特別顧問】
陽の光クリニック院長 塩谷陽介

【アドバイザー】
札幌学院大学名誉教授 本間富雄

【ご寄付のお振込先】
●ゆうちょ銀行 店名029店
当座 0132261
「砂漠の一滴」会
●ゆうちょ銀行(振替口座)
00250-8-132261
「砂漠の一滴」会

活動内容

コンサート

ペルーの現地企業や法人から寄付を集め、ペルーでコンサートを開催します。
その収益は、ペルーの極貧街の恵まれない子供たちのためにボランティア活動を行っている現地の教会の神父様に献金をしています。
また、日本国内でも募金を集めて、ペルーの神父様に送金しています。

「砂漠の一滴の会」の資金は、私たちの渡航費や滞在費などには使用しておりません。
滞在費は私たちがいただいた今回のコンサートの演奏料からお支払いしており、交通費はコンサートにお招きくださったペルーの各企業様がご負担くださいました。

Tシャツの販売

ペルーの上質の綿[ピーマ綿]を使用して、ペルーで製作したTシャツを販売し、その一部を募金として積み立て、ペルーの神父様へ送金しています。

詳細は、下記バナーをクリックしてください。
砂漠の一滴Tシャツバナー

カレンダーの販売

ペルーの栄養失調の子供たちへの食糧支援の「砂漠の一滴」会の活動の一環として現地の様子を皆様に知っていただきたくカレンダーを制作しました。

販売価格より収益実費をその活動の一部として使用させていただきます。

また、まとめてバザーや店頭にて販売していただけましたら何より幸いでございます。

詳細は、下記バナーをクリックしてください。
砂漠の一滴カレンダーバナー

ご支援皆様に心より感謝申し上げます。

小さな一滴ですが、この活動は出来る限り長く続けてゆきたいと思っております。
今後ともよろしくお願いいたします。

募金も受け付けております。

ご寄付のお振込先
●ゆうちょ銀行 店名029店 当座 0132261 「砂漠の一滴」会
●ゆうちょ銀行(振替口座) 00250-8-132261 「砂漠の一滴」会

2016年9月29日 在日ペルー大使館「砂漠の一滴」会 チャリティーコンサート

2016年は東京都渋谷区にあるペルー大使館にてチャリティーコンサートを開催させていただきました。

お寄せいただいた募金360,500円は現地のエンマヌエル協会に送金いたしました。
その際の感謝状です。(画像右)

コンサートにお越しいただきました皆様に心より感謝申し上げます。

2016年9月在日ペルー大使館「砂漠の一滴」会 チャリティーコンサート 2016年9月在日ペルー大使館「砂漠の一滴」会 チャリティーコンサート 感謝状

2015年9月29日「砂漠の一滴」会10周年コンサート

ペルーリマ市 日秘協会内劇場にて(1000人収容)
2015年9月29日にリマにて行いました「砂漠の一滴」会10周年コンサートについてご報告いたします。

沖縄エイサー(祭り太鼓チームによる振れ太鼓)に手、にぎやかなオープニング
2015年9月「砂漠の一滴」会10周年コンサート
2015年9月「砂漠の一滴」会10周年コンサート

コーディネーター畠山えり子とDeux Marchès(代表牧恵子とミヤック)振袖!!!にて挨拶。この後、着物は会場で抽選の目玉としてペルーにお嫁入り!
2015年9月「砂漠の一滴」会10周年コンサート

支援をしているフェイアレグリア校の生徒たちによるフォルクローレダンスの披露。初めての大舞台で、皆うれしそう!!
2015年9月「砂漠の一滴」会10周年コンサート

Deux Marchèsの演奏で第1部。
背景は、染色家早内香苗さんのベビーアルパカ染め。変幻自在であり、この技法は大変貴重との事。舞台後全面に飾っていただいた。
2015年9月「砂漠の一滴」会10周年コンサート

第2部は10年間ずっとご協力いただいているペルーのフォルクローレチーム『ロスチョロス』による演奏から。彼らも新CDをリリース、ご機嫌で素敵な仲間たち。ゴメル=ギター、リカルド=チャランゴ他
2015年9月「砂漠の一滴」会10周年コンサート

2部後半はロスチョロスの皆さん、また今回初めて国立管弦楽団4名のカルテットのマエストロと共演。
2015年9月「砂漠の一滴」会10周年コンサート

リマのペルー新報に掲載されました。
2015年9月「砂漠の一滴」会10周年コンサート

支援を続けているフェイアレグリア校と10年間一緒に「砂漠の一滴」会の活動協力をしてくださった野口英世学園に電子ピアノを寄付(「砂漠の一滴」会顧問 塩谷陽介育生会名誉院長より)
楽器は現地リマでの支援者、平岡電機のお店で好意的価格にて購入。
2015年9月「砂漠の一滴」会10周年コンサート

下はペルーにおける初めての日本人神父、加藤正美マヌエル神父。「砂漠の一滴」会のペルーにおける中心的存在として2017年91歳で逝去されるまで精力的に日本人とペルー人の為に働かれた。
2015年9月「砂漠の一滴」会10周年コンサート

「砂漠の一滴」会とDeux Marchèsの活動はほぼ重なっております。ここまで、様々な形で応援、ご支援いただいた皆様に心より御礼申し上げます。
「砂漠の一滴」会イベントのランチについては2016年のカレンダーに写真にてご紹介しております。(1300名分のランチを提供し、皆さんと交流をいたしました)ランチ作りには、漬け込みから出来上がりまで10時間、パッキングには延べ30名で4時間かかりました。

お世話になりました皆様に心より御礼申し上げます。
今後とも宜しくお願いいたします。

活動の経緯と現地での出来事… 2014/10 代表:牧 千恵子

「砂漠の一滴」会は、来年 2015年9月 10周年を迎えます。

私が、初めてペルーを訪ねたのは1999年と2000年の日本人移住百周年のイベントである。
その際、貧民街にあるエンマヌエル孤児院でコンサートをする機会があった。そこでマヌエル加藤神父、ペルーを拠点に活動するフリージャーナリスト畠山えりこさんと出会った。

3回目にペルーを訪ねた2004年その孤児院で、そこから15分くらいの砂漠地帯(ペルーリマ市郊外、ベンタニージャ地区パチャクーテ、ビルヘンデファティマ)の話を聞く。このあたりは行政から長い間見放され、ガス、水道 電気といった公共整備がなく、砂漠の丘陵地帯に、粗末な家々がたちならび、極貧街と呼ばれる。

その地域の教会で初めてコンサートをした。
食べるものも十分でない状況で子供たちの栄養状態も悪いと聞いてはいたが、音楽を楽しむ子供たちの生きる力を十分にもっている子供たちのまなざしに心を揺さぶられた。

帰国して、その印象から曲が生まれた。
私のオリジナルCD第2弾のタイトル曲「ベンタニージャの水」。
ペルーと交流のある企業の代表が、私の話を聞いて、このCD製作の支援をしてくださった。
他にもこのCD制作やコンサートの中で、極貧街の子供たちの話をしてゆくなかで、少しずつペルーの子どもたちへの支援のお金が集まりだした。

ほんの少しの資金でもあの栄養失調の子供たちに届けられたら…そんな思いから2005年10月「砂漠の一滴」会が発足した。

2005年10月
2006年2月
2007年4月
2008年9月
2010年6月
2011年9月
2013年4月
2014年2月~3月9日まで。

前回伺った時の計画よりはやくペルーに伺うことになった。
「砂漠の一滴」会の要となってくださっている加藤神父の88歳のお誕生日の3月1日に会場の日秘会館大ホールがとれた為だ。もとより、滅私を常としていらっしゃる加藤神父は、個人的なご自分の誕生日など、喜ばれないのだが、私たちとしてはなんとか行けるものならば、この日をという思いがあった。

2011年から、砂漠の一滴のイベント場所を、当初のビルフェンデファティマの教会から少し離れた、フェ イ アレグリアという学校に移した。その地区での食糧支援の当初目的は、達せられたと判断したからだ。
とはいえ、茫漠たる砂漠に転々とたつ、貧しい家。年々それらは増え、つまり人口はすごい勢いで増えている。政策上の理由から、粗悪(失礼!)にしても舗装道路が通り、町にある大型スーパーへの無料送迎バスが、通りだした。
その感じは 時の感覚がごちゃまぜで、妙にアンバランス。発展途上というのはこういうことなのだろうか?
35キロしかはなれていないリマ市内は、どこの都市とも変わらないほどの高層マンションと毎日の水やりで豊かに木々が茂る、公園。行き交う車もきれいな新車なのに。

フェイアレグリア学校遠景
その地区に立つこのフェイアレグリアはカトリック教会が経営していて、5数校あるという、2011年には20名ぐらいしかはいれなかった食堂が、新しく建てられて生徒たちはそこで作ったものを食べているという。シスターマリアイネス校長(チリ人)はなかなかの人物で着々と子供たちのために学校施設を整備している。
私たちはここの食堂のランチの資金を、加藤神父を通して援助させていただいているのだ。

今回は丁度学校が夏休み。なので近隣の方々と生徒のためのコンサートではなく、先生たちのためにコンサートをした。

1000人ランチ
そして恒例の炊き出しは、離れたところにある、オガールとよばれる、孤児院の子供たちも招待した。800名余り。ペルーでは真夏の3月、決して平たんではない砂漠を6歳から16歳ぐらいまでの子供たちが20分かかって歩いてきたのだった。圧巻!
この学校の食堂野調理師さん3名とシスター、車で一時間も離れているのに、毎回炊き出しを手伝ってくださる、野口英世学園の調理師の方々、リマで知り合った友人達、日本から同行してくださった方々、たくさんの方々の力をお借りしての1000人ランチでした。鶏肉の提供はこの活動始まってからずっとご援助いただいている、サンフェルナンドのフーリオ池田会長。今回は200羽もだ。

ハグとキス
アロスコンポイヨ…香辛料で味付けしたフライドチキンと炊き込みごはんを食べてチーチャモラーダ(紫トウモロコシとシナモンのジュース)で、にっこりした子供たちから、お礼のハグとキス!
一度にこんなに沢山の子供や若者ときすするなんて!!!ほっぺたがもうべたべた!

感激のひと時でした。

砂漠の一滴ロゴ

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