他の人に対する
自分の子どもの呼び方に疑問

2016年4月15日

登場人物
    A: 30歳前後の男性教員
    B: 40歳前後の女性教員
    ABは互いに面識があり、久しぶりに顔を合わす。

  B 「◇◇さん(Aの妻)はお元気。」
  A 「はい。」
  B 「赤ちゃんができたそうね。お名前は。」
  A 「○○ちゃんです。」

先日小耳に挟んだ会話です。これだけのやりとりですが、おじさんはガックリしました。

10年以上前のことですが、知人に子どもができたのでお祝いを贈りました。数ヶ月して知人に会ったときに 「この前は○○ちゃんにお祝いをありがとうございます。」と言われたのです。 一瞬耳を疑いましたが、ついうっかり言い間違ったのかと思うことにしました。

今度は先月のSNSへの書込です。転勤になったことの報告に続けて 「○○ちゃんと□□くん(赤ちゃんと小さな子ども)のためにも、新しい職場で頑張ります。」と書かれていました。

このように、他の人に話すときに自分の子どもを呼び捨てではなく「ちゃん」や「くん」をつけて呼ぶのを耳にすることが多くなりました。呼び捨てにすることに抵抗があるのでしょうか。

子どもに愛情を持って可愛がるのは良いことだし当たり前のことでしょう。それと呼び捨てにすることや「ちゃん」や「くん」をつけて呼ぶこととは別のことだと思います。

とても気になる「あげる」の乱発 <2015年2月15日>だけでなく、このこともとても気になります。

日本語の変化とともに日本の良さも失われているような気がします。
 日本語を守るために、例え小さな声でも上げ続けなくてはと思います。

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