大きな交差点を横断するときはできるだけ交差点の左側の歩道を渡るように気をつけています。その理由は交差点ではどちら側の横断歩道を渡る <2010年8月19日>で書いた通りです。
先日、T字の交差点を渡っているときのことです。その日は途中で雨が降り出したこともあり、交差点の右側を渡りました。片側2車線ですが、結構大きな交差点です。信号待ちをして、青になってから渡り始めました。
交差点の右側なので、歩道の中間までは右側からの車が停止しています。そこまでは問題ないですが、そこからは右折車が歩道を横切ります。図のようなT字なので、向かい側からの車はありません。
歩行者が優先なのですが、後ろ側から来る右折車に注意をします。対向車がいないので右折車がすぐにやってきます。おじさんはまだ半分も渡っていないのですが、右レーンの乗用車(図中の空色の車)は止まる態勢になりました。
左側のレーンは路線バスです。年配の運転手がこちらを見ましたが、まだ距離があると判断したのか、停止せずに右折していきました。止まらないといけないのに、と思いながらも横断には影響がないからいいかと思って歩きました。
ところがバスの後をついてきた乗用車(図中の赤い車)がそのまま走りすぎようとしたのです。バスの後ろにいてこちらがよく見えていなかったのでしょう。それでも右レーンの車が停止しているので歩行者がいることは予測できるはずです。
おじさんが速度を落としてその車の方を見ていると気がついて停止しました。もし右レーンで停止していた車の背が高かったり、小さな子どもが走って渡っていた場合などは事故になっていたかもしれません。
後続の車には充分気をつけること。そして運転しているときは、横断中の歩行者がいたら渡りきるまできちんと待つことを再確認しました。