前回の「窓の開閉と網戸の関係」を書くためにネットで調べていたら、質問のサイトで気になる回答がありました。
一つは「押し窓に虫が入るので網戸をしたいのですが、網戸のような役割をするものとかってありますでしょうか?」の質問に対して、「家の窓は例外を除いて押して開ける窓!ですから、大きなノブ・グリップ(とって・・握り手・・)が付いていますが、ロール式の網戸が付いています。」という回答です。
この例外がどの範囲を指すかが(当然引き違い窓以外でのことでしょうが)わかりませんが、前に住んでいたアパートの浴室に付いていた窓は手前に倒して開ける窓でした。それも「例外」になるのかなと思いましたが、きちんとした解決策を提示していました。
もう一つは建築中の家に関して「横長の突出窓を4つ並べているのですが、ハンドル操作で20度位しか開きません。打合せの時に開く角度を確認したところ『90度まで開きます」という説明でした。」ということをメインにハウスメーカーの対応にどう対処すればいいかというものです。
これに対して15人からの回答があり、ほとんどは納得できる回答だったのですが、2番目の回答に次のような記述がありました。
「引き戸でなく開き戸で、網戸を触らずに開閉できるものなどありません。まあ、素人さんが不思議に思うのは当然のこととしても、一度説明を受けたら、素直に引き下がるべきです。」
この回答者は質問に答えるというより、その全文が質問者を非難するような回答だと感じられました。それにしても、これだけ自信を持って言い切れるのは、ある意味感心させられました。
というのは、今の部分は明らかに間違っています。前回書いたように、我が家では網戸に触れることなく、オペレーターハンドルで窓を開閉しています。先に書いたアパートの浴室の窓も網戸に触れる必要はなかったのです。
質問者も「突出窓は網戸の手前にあるハンドルをクルクル回して開閉するものです。説明ではそのハンドル操作だけで90度まで開くとのことでした。」と、とても丁寧にコメントしています。その丁寧さの中にも「あなたの回答は間違っています。」とピシッと指摘しているようにも感じられました。
質問に出てくるハウスメーカーの担当者も、2例の回答者も窓のことはよく知らずに、決めつけているのでしょうね。ということはやはり「『できません』に納得してはいけない」<2013年2月28日>ということです。
最後におじさんがカタログで調べた範囲内で、窓と網戸の関係をまとめておきます。 (※ 障子は窓のガラス部分を指します)
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