前回の「涼しい風の入る窓」で書いた細長い窓はとても気に入っているのですが、一つだけ残念なことがあります。窓(ガラスの部分)の開閉が不便なのです。
網戸は窓の内側に付いていて、窓の開閉のたびに網戸を開けないといけません。ロール網戸なので、引き違い窓の網戸より少し手間がかかります。窓を開閉するハンドルは高さ2mの窓の中央に付いているので1m以上引き上げなければならないからです。
「気が付かなかった電動シャッターと手動シャッターの違い」<2012年2月29日>で書いたように、網戸の開閉は手間だけでなく虫が入ってくることがあります。
実はこの問題は最初から分かっていました。引き違い窓のように左右に開閉するのではなく、窓の角度を変えながら外側に突き出すタイプの窓が何種類かありますよね。そのタイプの窓も何カ所かに付けましたが、その窓では先ほどの問題はありません。
そのタイプも網戸は窓の内側に付いていますが、網戸を開けなくてもいいハンドルを選んだからです。上の図(YKK AP ホームページ 「使い方&お手入れガイド」より)のオペレーターハンドルです。このハンドルは、回すことで窓が開閉するようになっているので、窓の手前に網戸があっても開閉できるのです。
細長い窓に付いているのはカムラッチハンドルです。これは窓に直接付いているので、手前に網戸があると開閉できません。この窓にはオペレーターハンドルの仕様はなかったのです。
でも、この不便さを解消する方法は考えています。考えてはいるのですが、それなりの技術が必要なことと、何でも後回しにするおじさんの行動力の無さで、まだしばらくかかりそうです。