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〜おじさんとおばさんの「オンリーワンの家」〜

トイレ選びの決め手は試すこと

2009年12月31日

「トイレは絶対アラウーノ」に「?」が付いてしまいトイレ選びは振り出しに戻ってしまったので、どうしてアラウーノが良かったのかについて、もう一度見直しました。

一番はシャワー(洗浄便座の)の具合です。次に掃除のしやすさ。そして節水と節電でした。この3点を中心に新たにビューティ・トワレ(パナソニックのタンク付きのタイプ)とTOTOの製品を調べてみたのです。

まずはシャワーです。アパートで使っていたのが良いとの思いが抜けなかったのでパナソニックのビューティ・トワレから調べたのですが、これもアラウーノと同じということです。 それで次はTOTOを調べました。TOTOのシャワーは痛いと思いこんでいたのですが、改良もされているようだったので、とにかく実際に試してみることにしました。確かに実家で使っていたものほどは痛くありません。でも全く痛くないとは言えないのです。

「やわらか」モードも試してみました。こちらは水量が豊かになったと感じました。それでもアパートのシャワーには及びません。どちらもおじさんとおばさんの二人ともが感じたことです。

掃除のしやすさについては、TOTOにもアラウーノと同じような機能がありました。便器のフチ裏の汚れに苦労した経験から、便器のフチがない(「フチなし形状」と「ひとふき形状」 TOTOとアラウーノの順 以下同じ)のは絶対良いとのおばさんの意見です。旋回する水流で洗い流す方法(「トルネード洗浄」と「スパイラル水流」)や汚れが付きにくい便器(「セフィオンテクト便器」と「有機ガラス系の新素材」)についてはある期間実際に使ってみないと実感できないと思いました。

カタログでの節水のデータを比べると、TOTOのネオレストハイブリッドシリーズ、アラウーノ、TOTOの他の機種の順になります。またTOTOの節電は生活パターンを学習して便座の温度をコントロールするようになっていますが、これもパナソニックの「瞬間ひかり暖房便座」の方が良さそうに思えました。

結局余計迷ってしまい、TOTOの便器にパナソニックの洗浄便座を組み合わせることまで考えました。いろいろと悩みながら何度かショールームに足を運び数回試してみると、シャワー機能についてはTOTOの方が私たちには合っていると思うようになりました。「やわらか」で水量を最大にすれば、十分ではないにしろ満足できる範囲だと思えたのです。結局TOTOに決めたのですが、正解だったと思っています。おばさんも掃除がとても楽で、張り合いがないくらいだと言っています。

私たちは二人の意見が一致したので、二人が納得のいく製品を選ぶことができましたが、意見が分かれると大変でしょうね。掃除のしやすさなどは大差がないかもしれませんが、シャワーの具合や座り心地は好みが分かれるでしょう。トイレは毎日使うものだけに自分に合っていないものを我慢して使うのは苦痛にも思えるかもしれません。何を優先するかを決め、実際に試してから自分たちに合う製品を選ぶことが大事だと改めて知らされたトイレ選びでした。

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