晩夏の候、皆さまにはご清祥のこととお喜び申し上げます。
私は、3月11日の東日本大震災により被災した福島県の状況、また、原子力発電所の事故による被害について視察してきたことを、富山市の防災対策に生かしていきます。
福島市の瀬戸孝則市長は、事故を起こした福島第1原子力発電所から50q離れている福島市が、風で飛散してきた放射性物質が雪によって地表に降り積もったため、汚染したと話しました。富山市は、石川県の志賀原発から約50q離れていることから、他人ごとではないと思いました。
今後は、2年間の活動経験を生かして、「いのちとくらしを大切に、活力ある富山市を」つくるために、誠心誠意努力する所存です。市民の皆さま、どうぞよろしくお願い申し上げます。
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高台にある福島県新地町役場屋上、津波被害は役場の近くまであった。
(2011年6月1日) |