日本茶の栄養素


お茶は体によい栄養素がいっぱい!

ヘルシーで安心して飲めるナチュラル飲料です

〜お茶の栄養素〜         


 カテキン
   ○お茶の「渋味」「苦味」を作り出している成分でポリフェノールの一種です。
   ○殺菌や抗菌効果のほか老化などの原因えおつくろ活性酸素をおさえる働き(抗酸化作用)もありとても重要な役割を     はたしています。
   ○湯のみ一杯に溶け込んでいるカテキンは70〜120mg。

 カフェイン
   ○お茶の「苦味」を作り出して成分。
   ○疲労回復、覚醒効果、大脳刺激、強心作用、利尿作用などがあります。
   ○湯のみ一杯のお茶に溶け込んでいるカフェインは、30〜50mg。
   ○飲みすぎた時には、お茶が最適。カフェインが酔いをさまします。

 テアニン
   ○お茶の「甘味」「旨味」を作り出している成分でお茶の葉にだけ存在します。
   ○脳の神経細胞に作用して気分をリラックスさせる「癒し」効果があります。
   ○認知症の進行を押さえる効果があることがわかってきました。
   ○テアニンはお茶特有の成分です。上級煎茶、玉露、かぶせ茶に多く含まれています。

 ビタミンC
   ○抗酸化作用、免疫力向上、疲労回復、風邪の予防や美肌効果があります。
   ○お茶のビタミンCはお湯によって熱が加えられても壊れにくいため摂取できます。緑茶の中でも煎茶に多く、ウーロン茶
    紅茶にはあまり含まれていません。
   ○カフェインとビタミンCの相乗作用で二日酔いを防止してくれます。

 フッ素
   ○歯の表面を強くし、虫歯にならない抵抗力をつける成分です。

 フラボノール
   ○植物色素の1っであるフラボノールには血管を強くする働きや消臭作用がある。
   ○お茶が黄色く見えのはこの成分のためだと言われています。

 サポニン
   ○朝鮮人参など漢方薬の主成分として知られている成分です。
   ○多くの植物に含まれていて、水にとけると泡立つ性質があります。抹茶が泡立つのはこの成分があるからです。

 フッ素
   ○体に必要な無機物の総称です。お茶に含まれているミネラルは体内でアルカリを作るため大変体によいと言われていま
    す。

フッ素  フラボノール
   ○β―カロテン、ビタミンE、葉緑素、たんぱく質、食物繊維などがふくまれます。
   ○上級煎茶の茶殻を食べたり、抹茶や粉末茶を飲むことによって摂取できます。

 ◇茶種と成分含有量◇

タンニン (カテキン類) カフェイン アミノ酸類
(テアニン)
ビタミンC
玉露 12.0% (10.0%) 3.5% 4.0% 150mg%
煎茶 15.6% (13.8%) 2.3% 2.3% 300
烏龍茶 16.1% (3.4%) 3.7% 1.0% 44
紅茶 21.3% (5.7%) 3.7 1.0 0

●旨味成分と考えられるアミノ酸類
●苦渋味成分のタンニン(カテキン類)
●ビタミンC酸化されやすいため発酵中に減少し、紅茶では消失、烏龍茶でもきわめて少ない。また玉露では、被覆により生成
 が抑制されるため、煎茶よりはるかに少ない。


    お茶と健康         

1生活習慣病を予防する
お茶のカテキンは活性酸素をおさえる抗酸化作用があります。
活性酸素は体内に侵入する細菌をやっける働きもありますが活性酸素が増えすぎるとガンや動脈硬化、糖尿病といったさまざまな病気が引き起こされています。
また脂質と活性酸素が結びつくと「過酸化脂質」と呼ばれる物質になり、これは体内の老化の原因ともなります。
また、ビタミンEやビタミンCといった他の抗酸化物質の働きを高める効果も持っています。

2風邪を予防する
お茶にはウイルスに対する抵抗力を高めるビタミンCや抗菌作用のあるカテキンがたくさん含くまれています。

3虫歯や口臭を予防する
口のなかで菌の繁殖するの押さえるカテキンと歯を守る働きがあるフッ素のダブル効果で虫歯を防ぎます。またフラボノールが口臭を防いでくれるので口の中をスッキリさせます。

4ダイエットに効果的(お茶はノンカロリー飲料)
内臓を取り巻く脂肪の増加を押さえ腸の中のよい菌を活発にして調子を整えるカテキンがたっぷりのお茶はダイエットの効果を高めてくれます。

5気分をスッキリさせる
アミノ酸の中のテアニンという成分が脳に働きかけイライラをしずめて、おだやかな気分にしてくれます。また眠気えおさます効果があるカフェインも含まれているので、頭をスッキリさせたい時にはお茶が最適です。

6美しい肌を保つ
お茶はシミやソバカスの原因をおさえてくれるカテキンやビタミンといった栄養素が豊富なため美容にも役立ちます。

7食中毒を防ぐ
お茶の抗菌作用は食中毒を引き起こすO−157や黄色ブドウ球菌をおさえる働きもあるため緑茶成分を配合した食器の洗剤などもでています。うかい薬もあります。

8ガンの発症をおさえる
お茶にはガンを予防する効果がある。お茶の成分の「エピガロカテキンガレート」が発ガン率を著しく抑制する。

   まさにお茶は老化や万病を防いでくれる妙薬です


テアニン
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