第56回子どもの学びを創る会 2015.07.04. 自覚的な学びを創る試み ツィート・ノートの取組 話題提供:芝田秀樹先生、木脇淑子先生、飯田将之先生 授業のユニバーサルデザイン研究会中国支部からの新提案が出されました。 ツィート・ノートとは、 「Tweet(つぶやき)をノートする」ことで、 予習・復習,授業中の際に,教科書やノート等にツイートを書かせることですことで、子ども主体の自覚的な学びを創りだしていく取組です。 提案者の芝田先生からは、次のような仮説が出されました。 ・ツイート自体が学習を自分事にすることができる。 ・ツイートを学習計画に活かすことができる。 ・子供一人ひとりの「わかりたい,できるようになりたい」という意識を把握できる。 ・「わからなさ」の段階を把握することができ,個別指導に役立てられる。 ・自己評価を可能にし,成長を振り返ることができる。 教師側の教えたい内容と子ども側の学びたい内容をリンクさせることができる新しい提案でした。 具体的な取組について、社会科で飯田将之先生が、音楽科で木脇淑子先生が実践を発表されました。 1学期間での取組でしたが、子どもたちのつぶやきを基にした、新たな学びの可能性を感じさせてくれる実践でした。 中国支部として、今後研究を深めていきたいと考えています。 プレゼン資料はこちらから |
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算数授業のユニバーサルデザインづくり -全員で楽しく「数学的な見方・考え方」を身に付ける!- 長門市教育委員会指導主事の伊藤幹哲先生から算数授業のUDについて、お話しいただきました。 まず、算数授業における@焦点化A視覚化B共有かについて、具体的な実践から分かりやすい形で示していただきました。 また、子どもたちの意欲を喚起し、思考を活性化させるための手立てとして、教材にしかけをつくる「10の方法」を示されました。演習形式で問いかけたり、指導案を実際に書いたりしながら、参加者を飽きさせない講座構成で、あっという間に終了時間となりました。 伊藤先生の著書↓ 算数授業のユニバーサルデザイン (授業のUD Books) http://www.toyokan.co.jp/book/b194078.html |
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