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第3回授業のユニバーサル研究中国大会in長門

山口県長門市立深川小学校で行われた第3回授業のユニバーサル研究中国大会in長門

授業公開のトップは、深川小学校の1年生を対象にした国語科の授業でした。
「たぬきの糸車」を教材として同校教諭の飯田将之先生が授業されました。
間違い探しや動作化を通して、視点について理解するという内容でしたが、子ども達がたくさんの参加者にも臆することなく積極的に授業に参加し読みを深めていたようです。
2番手は、算数科。萩市立越ヶ浜小学校の伊藤幹哲先生が深川小学校4年3組の児童を相手に授業されました。
飛び込みであるにもかかわらず、終始楽しい雰囲気で授業が進んでいきました。
面積の学習で、敷詰めゲームを使って単位面積で表すことの良さに子ども達も気づいていったようです。
協議会では、講師の桂先生や須藤先生からユニバーサルの視点からご指摘いただきました。
次の言葉が印象的でした。
・見通しを持たせないまま一人学びをしたら、理解の格差が広がる
・人間の理解は人から言われてのものではなく、子どもが自分から能動的に知識を形成する
・個別的配慮で重要なのは、子どもに恥をかかせないことである
・その子にも分かるし、他の子にも分かるというのがユニバーサルデザインである
須藤先生からは、「注意集中と指示理解に関する応用行動分析の視点から」というサブテーマでご講演いただきました。対人コミュニケーションのあり方について、詳細な分析をもとにお話しいただくことができ、新しい視点から子どもを見ることの大切さを学ばせていただきました。
桂先生のご講演では、授業のユニバーサルの3つの視点「焦点化」「視覚化」「共有化」のうち、授業の「焦点化」についてお話しいただきました。
授業を焦点化するには、指導内容をピンポイントでフォーカスすることだということを教材「モチモチの木」を通して具体的に示していただきました。
特に、「焦点化することは突き詰めれば教材研究をしっかりとすることだ」という意味のお言葉が印象的でした。
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