![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/2a/d5d15f7698597351e1f279501508c48c.jpg)
国道19号の洗馬宿の標識から右手の緩やかな坂を下ってゆきます。
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洗馬(せば)宿 は、善光寺道との追分でもあったことから、善光寺詣の人々でも賑わっていた宿場だったそうです。
洗馬宿は、昭和7年の大火で、昔の建物をほとんど焼失してしまったため、江戸時代の面影はほとんど感じられません。
でも、国道から外れて、車も走っていないので、快適な街道歩きです!![](body_walk.gif)
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![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/8f/2c7cbe933f231674ec86d81fae332ae9.jpg)
右へ下る旧中山道を道なりに下ると、Y字路ですが、右に曲ると善光寺への道で、中山道は左に曲ってゆきます。
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/0a/e44b400221d305e784c08c2bea6d6150.jpg)
分去れで左に曲り少し歩くと写真の「分去れ(わかされ)道標」です。
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/2d/932a9b43e75b04753d6a37475ac536a7.jpg)
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/46/b93ac43b5dfdfb2b265c841091bc92d1.jpg)
刻まれている文字は「右中山道 左北国往還 善光寺道」。
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/d5/769c302910614944a00b5dfbd1001e67.jpg)
「洗馬(せば)」とは変わった地名だな〜!
何か由来があるのかな?、![](http://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kuri_3.gif)
と思いながら宿名町を歩いていたら、有りました!![](m_0140.gif)
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街道沿いに、「邂逅(あうた)の清水」の看板が見えたので、矢印に従って階段を下りると、地名の由来が分かりました!
ここは、木曽義仲(源義仲)が、後に家来となる今井兼平が出会った(邂逅した)場所で、兼平が、ここの清水で、義仲の愛馬を洗ってあげたのが、「洗馬(せば)」の地名の由来だそうです。
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へ〜、そういうことだったんだ。![](m_0151.gif)
![](http://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/eto_uma.gif)
この清水は、今も、綺麗な水がこんこんと湧き出ています。
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江戸時代にも、疲れた旅人の喉を潤していたのでしょうね。![](cat_4.gif)
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街道沿いの洗馬駅入口を通り過ぎると、「百瀬本陣跡」の説明板がありました。
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/77/3df1adeb93dafc23035f849905dab912.jpg)
それによると、本陣、脇本陣の庭園は「善光寺名所図会」の中に「中山道に稀な」と紹介されたほどの名園であったそうですが、残念ながら、鉄道の開通時に削られてしまい、洗馬駅の敷地として失われてしまったそうです。![](m_0211.gif)
本陣の隣に「荷物貫目改所跡」の説明板がありそれによると「公用荷物の重さを計り運賃を決める役所」だったそうです。
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/42/ce122a55fc1d311e5e6b113f95da7607.jpg)
(現在、国道沿いにあるトラックの過積載を調べる施設に当る
らしいです。)
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/02/490d74ce7cd8027d20c58df4dd4c31bd.jpg)
その先に「志村脇本陣跡」の標柱があり、その後ろに下の写真の明治天皇が御巡幸のおり休憩されたという「明治天皇御駐輦之處」の碑があります。
その先が「高札場跡」で、「中山道碑」・「洗馬宿碑」が建てられています。
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洗馬宿は短い宿場町で、すぐに通り過ぎてしまいました。
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/52/238f284de16c4bbec3046d5f2ca2724b.jpg)
街道はこの先で左に曲りながら坂を下り、JR中央線のガード下をくぐり、緩やかな上り坂となります。![](http://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0090.gif)
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/a4/462bc8bfdfdbd7a17ca20cf41f8a1ea5.jpg)
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/e5/378a143f7cb3440aea4c03e5d00910fa.jpg)
緩やかな坂を上り切ると、風景が開け、左右に山が迫ってきます。![](http://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/s2_sum_mount.gif)
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/9b/4e7843030998b7c627895ee4484d2674.jpg)
暫く歩くと、左手を走る国道19号に合流し、更に歩くと右手に溜池があり、その先を右折すれば、次の宿場の本山宿です。
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/1b/20f9ee5df5df4b7f520273db8ede0eaf.jpg)
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/e5/1f407040d023847a7642398ab9e0be6d.jpg)
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/92/2664c1c59ea18267d8617eafacbb64bb.jpg)
広重の浮世絵は、洗馬宿の西を流れる奈良井川の夕暮れです。
柴を積んだ舟と筏が、ゆっくりと川を下ってゆきます。
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枝垂れ柳の向こうには、大きな満月が浮かんでいます。
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洗馬宿から本山宿までは約3キロです。![](body_walk.gif) |
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