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多摩川を歩く(その97)(丹波山村役場) 2023.11.14



(丹波山村役場)

 

 

前回ご紹介した「のめこい湯」を出て、明日の多摩川源流までの行き方の情報を得るために、村役場の観光課へ向かいます。

写真の村役場への道路標識に従い、信号を左折して、丹波川に架かる高尾橋を渡ります。 

橋を渡ると直ぐに村役場のビルがありました。

ん?、閉鎖中・・・

新庁舎?

よく状況が呑み込めないまま、村役場の入口に貼ってあった地図の通りに歩いて行きます。 

丹波小学校の前を通り過ぎて、町並みの更に奥に進んで行きます。

上の写真は、「中宿」バス停です。

「丹波」は、青梅街道(甲州裏街道)沿いの宿場町として栄えたので、「中宿」ということは、多分この辺りが、その宿場町の中心だったのでしょう。

右手の駐在所の奥に、何か真新しい建物が見えます。

ありました!

多分、これが丹波山村役場の新庁舎です。

  

 

新庁舎の前にバス停がありますが、路線バスは、1日僅か3便のみです。

この新庁舎は、未だ今年の4月に開庁したばかりで、皆さん、引っ越し荷物の片づけの真っ最中で、忙しそうでした。

職員の方の説明によると、この建物は、役場機能はもちろん、観光拠点、村の子供達の遊び場、高齢者の集会場、災害時の拠点、祭りの舞台として設計されている、とのことでした。

多忙な中、笠取山の中腹にある多摩川の源流である旨の碑の「水干」(みずひ)までの行き方について、丁寧に相談にのって頂きました。

「水干」(みずひ)までのルートが記された笠取山の登山地図、丹波山村の散策地図などたくさんの資料を頂き、熊の出没状況などの説明を受けました。

頂いたたくさんの資料を今晩の宿へ持ち帰り、明日歩くルートをじっくりと検討することにします。

   

1階は、広々としたロビーで、分かり易いワンストップの窓口になっています。

屋根の形は、傾斜地の特性を生かした自然の通風が出来る様な設計がされているそうです。

2階は、壁の無い連続したフロアで、集会、議場、ワークショップなどに使用されているそうです。

この奥多摩を舞台にしたテレビ東京の人気番組「駐在刑事」シリーズの台本が並べてありました。

主演は元捜査一課刑事役の「寺島進」で、キャストは市毛良枝など、これまでに歩いて来た奥多摩の多摩川沿いの懐かしいスポットがたくさんでてきます。

 

 

 

 

 

 

多摩川を歩く・丹波山村(山梨県)