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多摩川を歩く(その86)数馬峡谷   2023.11.2



(数馬峡橋からの数馬渓谷の眺め)

 

 


「白丸駅」を出て、上って来た坂道を、今度は逆に下って行き、「青梅街道」に合流します。 

  

青梅街道をJR奥多摩駅へ向かって歩いて行きます。

 

青梅街道のトンネルの手前に「数馬隧道」への脇道の道標がありました。

道標に従って進むと、写真の「数馬隧道」がありました。

数馬隧道は、大正時代に、ツルハシで開削されたそうです。

数馬隧道の見物を終えて、青梅街道を上の写真の信号まで引き返すと、直ぐ近くに「数馬峡橋」がありました。

  

 

(玉堂歌碑)

 

平成4年竣工の「数馬峡橋」は長さ50メートルです。

   

(数馬峡橋からの数馬渓谷の眺め)

     

数馬峡橋を渡り終えて、更に奥へ少し歩くと「数馬峡遊歩道」の道標がありました。

道標に従って坂道を下りて行きます。 

   

民家横を通り抜け、「数馬峡遊歩道」に入ります。

     

「数馬峡遊歩道」の道標に従って、急な石段を下りて行きます。 

    

    

激しい石段のアップダウンを繰り返しながら、「数馬峡遊歩道」をさらに奥へと進んで行きます。  

     

 

「数馬峡遊歩道」はよく整備されています。

しかし、遊歩道のコースは、結構、多摩川の崖の上の方を通っており、しかも樹木が多いため、多摩川の河川敷の景色は良く見えません・・・

  

岩塊をくり抜いた上の写真の短い「数馬西トンネル」がありました。

ようやく数馬峡遊歩道のゴールに到着しました。

「数馬峡遊歩道」を歩き終えて、ここから先は、上の写真の下部の「氷川水力発電所」を目指して坂道を下りて行きます。 

 

   

  

(観光トイレ)

   

(釣り堀)

下りの坂道の途中には多くの分岐がありますが、写真の様な奥多摩駅までの道標がたくさんあり、道に迷うことはありません。

道標によると、ここから本日のゴールの奥多摩駅までは、あと1.9キロです。

下りの坂道の突き当りには、昭和6年に運転を開始した写真の「氷川水力発電所」がありました。

上の写真の山腹から下る「水圧鉄管」が、この「氷川水力発電所」に繋がって発電しています。

鉄管が通っているのは「カタクリ山」です。
 
この発電所のすぐ下には「海沢川」が流れ、「海沢橋」の下流で「多摩川」と合流しています。

   

  

  

発電所の周辺の連続する短い坂道と階段を上り切ると、ようやく「青梅街道」に出ました。 

  

  

写真の「東京都水産試験場」の脇を通って進んで行きます。

  

     

(まこご橋)

更に進むと城山トンネルがあり「長さ1908メートル」とあります。

先程の道標には、奥多摩駅まで「あと1700メートル」とありました。

ん???

ということは、このトンネルの中にJR奥多摩駅がある???

え〜?!!!

方向音痴の私は、発電所の周辺をうろついているうちに、多分、方向感を失くしてしまったのでしょう。

海沢大橋南の信号で右折すべきだったのに、左折してしまい、ひたすら反対方向へ歩いて来たみたいです・・・

    

慌てて、海沢大橋南の信号まで戻り、「奥多摩駅まであと1.7キロ」の道標を確認します!

確かに、奥多摩駅への道標の矢印は、私が歩いて行った方向とは逆の方向を指しています。

気が付くのが遅れて、2キロもあるトンネルを歩いていたら危なかった・・・

(海沢駐在所)

  

     

(綾瀬橋)

あと一息でJR奥多摩駅です。 

「奥多摩町」の中心部が見えて来ました。

上の写真の「昭和橋」を渡ります。

 

 

 

 

 

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