本文へジャンプ
多摩川を歩く(その85)白丸ダム   2023.11.2



(白丸ダム)

 

 

 

険しい岩場の様な「鳩ノ巣渓谷」の遊歩道を歩き終えて、ようやく「白丸ダム」に到着しました。 

   

ダムの上は、上の写真の様に、通路になっていて、向こう岸に歩いて渡ることが出来ます。  

  

    

ダムの上から見下ろした景色です。

「白丸ダム」は、多摩川の水をせき止めた調整池(白丸湖)の水を、眼下の「白丸発電所」に送るためのダムです。

但し、この「白丸発電所」の大部分の施設は、環境に配慮して地下にあるため、外からは見えず、このダムの直下に発電所があるのを知らない人が多いそうです。

     

左側の川沿いの階段の様な物は「魚道」です。

「魚道」(赤色矢印)は、ダム建設によって阻まれた魚の遡上を可能にするための“魚の通り道”です。

魚道は、見学できるみたいです。

 

(魚道開放日のお知らせ)

対岸の上の方にある建物を目指して石段を上って行きます。 

 

 

   

向こう岸に渡ると、写真の「エコっと白丸」(再生可能エネルギーPR館:東京都交通局の施設)がありました。

残念ながら、「平日は閉館」とあります。

案内板によると、内部には、ジオラマシアターがあり、壁面には白丸ダムの役割、発電の仕組み等のパネルが展示されているとのこと。

周辺には、飲み物の自販機があるのみで、食堂や売店などは何もありません・・・

お腹が空いたな〜・・・

この近くの「白丸駅」なら、周辺に食堂があるかも知れないと思い、取り敢えず、白丸駅へ向かいます。

急な坂道を上り切ってようやく駅にたどり着きましたが、駅の周辺には、食堂や売店らしき建物は何もありません・・・

お腹が空いたよ〜!

   

白丸駅は、写真の様に、全国で唯一、民家の玄関が駅のホームの中にあります。

 

周辺には食堂等がないので、仕方なく、駅のホームから崖に突き出したトイレ(赤丸印)を借りて、暫くの間、ホームでトイレタイムの休憩です。

 

 

 

 

白丸ダムとJR白丸駅