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多摩川を歩く(その84)(鳩ノ巣渓谷) 2023.11.2


 

(鳩ノ巣渓谷)

 

 


上の写真の宿泊していた「はとのす荘」を早朝に出発します。

ホテルの脇の石段で「鳩ノ巣渓谷」へ下りて行きます。 

 

結構厳しい下り坂ですが、素敵な森林浴の小道です。

急な坂を下り切り、上の写真の廃墟のホテルの間を抜けて行くと、下の写真の「水神の滝」と「水神宮」(玉川水神社)」がありました。

「玉川水神社」の説明版によると、「鳩ノ巣」という名の由来について以下の様に書かれていました。

1657年、江戸に大火があり、このとき、江戸の町の復興のために奥多摩の木材を使いました。

木材は、多摩川を利用して運搬されるので、ここに飯場小屋が建てられました。

ここに祀られていた「玉川水神社」の森に、2羽の鳩が巣を作り、朝夕の餌を運ぶ様が睦まじかったので、村人たちは霊鳥として愛護しました。

そのため、やがて、この地は「鳩ノ巣」と呼ばれるようになった、とのこと。

水神様にお参りしてから、「鳩ノ巣小橋」に向かいます。

「鳩ノ巣小橋」の石段を上り、橋の入口に出ます。 

吊橋のため、一度に渡れる人数は5人とのこと。

「鳩ノ巣小橋」を渡り終わったすぐ脇に、上の写真の「ギャラリーぽっぽ」というカフェがありました。

時間が早いので、残念ながら未だ開店していませんでした。

フジテレビの「ぶらサタ・タカトシ・温水の路線バスで!」が、この「ギャラリーぽっぽ」を訪れていました。

という訳で、店内の様子は、この番組の以下の写真でご覧ください。

「ギャラリーぽっぽ」から、鳩ノ巣渓谷の河川敷を目指して下りて行きます。 

「鳩ノ巣渓谷」の河原に出ました。

振り返ると、「鳩ノ巣小橋」と「ギャラリーぽっぽ」が見えます。

「鳩ノ巣渓谷」の遊歩道は、この「鳩ノ巣小橋」の下から始まります。

ここから先のごつごつした岩が続く辺りが、「大多摩ウォーキングトレイル」の中心みたいです。

 

「水神様」を経て、「鳩ノ巣小橋」を渡り終え、これから「白丸ダム」を目指します。

川沿いは岩がゴロゴロしており、岩場は湿っているのでかなり滑りやすく、油断すると転んでしまいます。

ひたすら「白丸ダム」を目指して、ゴツゴツした岩場を歩いて行きます。

濃い緑の山々にエメラルドグリーンの川面が映えてとても綺麗です。

岩の上に座り込んで、暫くの間、見とれていました。

狭い遊歩道は、岩の間を歩く登山道の様な感じです。

   

  

鳩ノ巣渓谷は、濃いグリーンの水の色も美しく、川のせせらぎの音も心地よく、心が洗われます。

   

    

   

 

 

険しい石段を上り切ると、ベンチがたくさん並んでいる場所があったので少し休憩していきます。

やがて、杉に囲まれた遊歩道に入りました。

更に暫く歩くと、ようやく「白丸ダム」に到着しました。

 

 

 

(フジテレビの「ぶらサタ・タカトシ・温水の路線バスで!」から)

 

 

多摩川を歩く・鳩ノ巣渓谷A