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多摩川を歩く (その48) (宿川原用水の桜並木:神奈川側)  2023.3.24



(「宿川原用水」沿いの桜並木)

 

 


前回は、東急田園都市線の二子新地駅から、神奈川側の多摩川沿いに、上の写真の「二ヶ領 宿川原 堰(せき)」まで歩きました。

今回は、その「二ヶ領宿川原堰」の脇にある写真の「二ケ領せせらぎ館」に入ってみます。

 

当館では、多摩川流域に関する写真や資料などが展示されていました。

また案内のポスターによると、投網打ち、川に入っての生物観察などのイベントも定例的に開催しているみたいです。

多摩川で採取された川魚の水槽も並んでいます。

   

上の写真は、展示されている「二ヶ領宿川原堰」の模型です。

私は、ボランティアのオジサンに、5門の起伏式ゲート(赤色丸印)と、1門の引上げ式ゲート(黄色丸印)の仕組みについて色々と質問しました。

丁寧な説明のお陰で、仕組みがよく理解出来て、もやもやしていた疑問が解けてスッキリとしました。

多摩川沿いのウォーキング用の上の写真の地図を買います。(1,200円)

とても要領よく描かれていて、これから先の多摩川の源流までのウォーキングにとても役立ちそうです。

「二ケ領せせらぎ館」の庭から、上の写真の様に、多摩川の景色を見下ろすと、ここの「二ヶ領宿川原堰」の役割がよく理解出来ます。

つまり、「多摩川」から「宿川原(しゅくがわら)用水」へ水を取り込むために、「二ヶ領宿川原堰」は、多摩川の水を、ここでせき止めているのです。

(多摩川(赤線印)から、宿川原用水(青線印)への多摩川の水の取り込み)

上の写真の「宿川原用水の取り込み口」から、「宿川原用水」沿いの桜並木を追いかけてみます。   

 

上の写真の赤丸印が、先程見た「宿川原用水の取り込み口」です。

 

宿川原用水は、ずっと多摩川と並行して南下して行きます。

宿川原用水沿いに延々と桜並木が続きます。 

辺り一面が満開の桜なのに、平日のためか人影も疎らで、勿体ない気がします・・・ 

菜の花と桜の花のコラボが素敵です。

二ケ領用水は、JR南武線の鉄橋の下をくぐります。

「宿川原用水」沿いの桜並木を、「JR宿川原駅」まで歩いて来ました。

JR宿川原駅から、南武線に乗って、武蔵小杉駅で東横線に乗り換えて横浜に帰りました。

ここまでの「宿川原用水」の正式な名称は「二ケ領用水 宿川原線」です。

「宿川原用水」は、この先は「二ケ領用水」に合流します。

その「二ケ領用水」は、「久地円筒分水」を経て、更に、延々と桜並木の絶景が続きます。

この先の桜並木の絶景は、以前に歩きました。

その時の様子は「二ケ領用水・久地円筒分水」でご覧ください。

また、更にその先の二ケ領用水については、「二ケ領用水に沿って@」「二ケ領用水に沿ってA」をご覧ください。

 

(二ケ領せせらぎ館で購入した多摩川沿いウォーキング用の地図から)

 

 

ps.