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多摩川を歩く (その42)(多摩川原橋:東京側)  2022.10.29


(多摩川原水道橋)


前回は、京王閣で競輪を楽しみました。

一番盛り上がる決勝の最終レースまで見たかったのですが、そうすると、多摩川ウォーキングが途中で日没になってしまいます。

仕方なく、後ろ髪を引かれる思いで多摩川の土手へ戻ります。

再び、京王相模原線の鉄橋をくぐって、上の写真の京王閣競輪の建物を右手に見ながら、次の多摩川原橋を目指します。

ここからは調布飛行場が近いからでしょう、小型プロペラ機が頻繁に上空を飛んでいます。

少し歩くと、多摩川を横切る様に、何か構造物の跡みたいな、不思議な錆びた鉄骨群が並んで建っています?

水道パイプ用の橋だった橋桁の跡かな?、と思って近づいてみると、「石原水位測候所」とあります?

説明版があり、それによると、これは多摩川を撮影していて、10分間隔更新のライブカメラだそうなんです。

京浜河川事務所が管理していて、配信しているみたいです。

へ〜・・・、河川の氾濫などの被害状況を、リアルタイムで確認するための現役の防災カメラなんだ!

やがて、「鶴川街道」が上を走る「多摩川原橋(たまがわら ばし)」に着きました。

この多摩川原橋のすぐ奥に、並行して架けられているアーチ型の橋が「多摩川原水道橋(たまがわ げんすいどう きょう)」です。

この並行する2つの橋は、名前が似ているうえに、「川”原”(はら)」と「”原”(げん)水道」と、「原」の読み方が異なるので非常に紛らわしいです。

奥のアーチ型の「多摩川原水道橋」は、”水道専用”の橋です。

他の水道専用の橋とは逆に、東京・調布市側(武蔵境浄水場)から、神奈川・稲城市側(多摩ニュータウン方面)に水を運びます。


この多摩川原橋の下をくぐろうとしたら、橋の下で、若い女性が金切声をあげて、何か大声でわめいています・・・

危ない人っぽかったので、かかわりにならないならない様に、少し離れて橋の下をくぐって行きます。

上の写真の橋の脇の石段で一休みしていると、先程の若い女性の大きな叫び声が、また聞こえてきました。

耳をすませて聞いていると、どうも舞台のセリフの練習みたいです。

失礼しました・・・

土手道に上がり、多摩川原橋を歩いてみます。 

  

上の写真は、多摩川原橋と並行して架けられているアーチ型の多摩川原水道橋です。

対岸には、よみうりランドの観覧車が見えます。

対岸の神奈川県側は、丘の上までビッシリと戸建て住宅が建っています。

対岸の神奈川県側についたので、東京都側へ折り返します。

多摩川原橋の信号まで戻って来ました。

再び、東京側の土手道を歩き続けます。