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ウイニングチケット

牡・黒鹿毛
父・トニービン
母・パワフルレディ
母の父・マルゼンスキー

☆☆☆
勢力図というものは、刻々と変化していくものであるということは、語るまでもありません。年が変われば、あるいは季節の区切りが、競争馬の成長を促すこともあります。もちろん、それは関係者の方々の並々ならぬ努力が噛み合ってこそのものですが。ダービーでは下せたライバル馬ビワハヤヒデでしたが、秋以降には勝てなくなってしまいました。理由は? いろいろあるでしょうが、成長力という点では、相手の方が一枚上手だったのではないかと思われます。でも、これだけははっきり言えます。ダービーの時点では、実力、人気共に、この馬が一番だったのです。また、柴田政人騎手の長いキャリアの中でも、もっとも印象に残ったレースが、引退近くにようやく獲得できたダービーの栄冠であったと答えられた点が、私には印象的でした。


日付 開催地 レース名 条件 距離 コース 馬場 着順 頭数 人気 1着馬(2着馬)
92.09.06 函館 新馬 - 1200 5 14 7 マルチ
92.09.13 函館 新馬 - 1700 1 12 1 (ヒノデクロスオー)
92.12.06 中山 葉牡丹賞 500 2000 1 9 2 (メジャーウィナー)
92.12.27 中山 ホープフルS OP 2000 1 7 1 (マイヨジョンヌ)
93.03.07 中山 弥生賞 G2 2000 1 11 1 (ナリタタイシン)
93.04.18 中山 皐月賞 G1 2000 4 18 1 ナリタタイシン
93.05.30 東京 ダービー G1 2400 1 18 1 ビワハヤヒデ
93.10.17 京都 京都新聞杯 G2 2200 1 10 1 (マイヨジョンヌ)
93.11.07 京都 菊花賞 G1 3000 3 18 2 ビワハヤヒデ
93.11.28 東京 ジャパンC G1 2400 3 16 4 レガシーワールド
93.12.26 中山 有馬記念 G1 2500 11 14 3 トウカイテイオー
94.07.10 中京 高松宮杯 G2 2000 5 13 1 ナイスネイチャ
94.09.18 中山 オールカマー G3 2200 2 8 2 ビワハヤヒデ
94.10.30 東京 天皇賞 G1 2000 8 13 2 ネーハイシーザー

計14戦6勝 2着1回 3着2回

G1レース
1993年
ダービー 菊花賞 ジャパンC