たわごと 2
le jardin des jargons


2006/05版 その2


検索エンジンで来られた方へ……ご苦労様ですが、きっと無駄足です。


2006/05/11 (木) 曇り一時雨

晩御飯 (晩御飯)

_ 豚肉と大蒜の芽の炒め、油揚げと若布の味噌汁、胡瓜。


万年筆 (モノ)

_ たまたまコンビニの雑誌棚で見付けた小学館の『Lapita』誌、去年の10月に続いてミニ万年筆を付録に付けてきたので捕獲。デザインは全く同じだが、色が赤と黒のツートン。Stendhalからの着想だと。キャップのリングにちゃんと"LE ROUGE ET LE NOIR"と入っていた。

もっともこいつはサイズの制限もあってカートリッジしか使えないので、活用範囲がほとんどないのだが。ピストンフィラーとは言わないが、せめて鞴式コンバータは付けて欲しい。



2006/05/12 (金) 曇り一時晴れ

晩御飯 (晩御飯)

_ 青鱒の焼き物、銀杏入りがんもどきと人参の煮付け、貝割れと胡瓜、馬鈴薯と若布の味噌汁。



2006/05/13 (土)

晩御飯 (晩御飯)

_ おくさんが急にかつ無性に食べたくなった宅配ピザ。おまけにスパゲティ(市販のクリームソース)。


たまには (日常)

_ 日記も書かずに寝てみよう。と言うわけで2130hの消灯。この日の記述は翌日書いたもの。



2006/05/14 (日) 曇り

晩御飯 (晩御飯)

_ 納豆とろろ蕎麦。


燃費 (車ネタ)

_ 563kmを55.2lで。10.2km/l。今回はツーリングばかりでほとんど買い物走りをしなかったが、それでもこんなものか。


ミニ (モノ)

_ 100円均一店で、あるキーホルダーを見付ける。この写真でZippoと比較して頂くと分かるとおり、指先程の大きさなのだが、一応オイルライターである(ただし注意書きには、オイル容量が極めて少ないのでライターとしての使用目的には適さずとの一文がある)。試しにオイルを喰わせてみたら、高さ3mm程度だがちゃんと着火した。

_ コンバータ化のためにあれこれいじっていてペン芯のフィード管を少しばかり欠いてしまったおもちゃ万年筆『ミニ檸檬』を、木曜に買った『赤と黒』と揃えて復活させようと目論み、生贄のためもう1本買ってきた『赤と黒』と並べてペン先を引っこ抜いて差し替えたり芯の溝を浚ったりあれこれ。一応インクフローも改善。しばらく様子を見て、まともに行くようなら、あとは今試験的に突っ込んであるインクカートリッジを早いとこ空にして、首軸共々クリーニングして、PelikanのロイヤルブルーかParkerのブルーブラックを呑ませよう。


演出 (日常)

_ 昼、《モスバーガー》で、おくさんが空腹のあまり、噂の高級メニュー『匠味』の『十段』(壱千円也)をオーダーする。これを頼むと、祥子様ばりにナイフとフォークが出てくるのだが、さらにテーブル敷きまでが専用の和紙風のものになる。高級感の演出の小道具といったところか。折角なので汚さずに喰い、持って帰ってきてしまった。こういうところが貧乏人である。



2006/05/15 (月) 晴れ

晩御飯 (晩御飯)

_ 麻婆豆腐、レタスに貝割れに胡瓜にミニトマト。


『バイロン伝』読了 (読書)

_ 一月近くかかってようやく読み終える。読みにくいわけではなかったが、すっきり頭に入ってこなかった。以前に読んだ鶴見祐輔の『バイロン』(潮文庫)は、取り上げたエピソードや部分部分の描写など、これを下敷きにしていることが明白であったが、むしろそちらの方が読みやすかった。

_ 『マンフレッド』第一幕の最後にある詛いの詩は、マンフレッドへのものとばかり思っていたが(阿部知二訳の詩集でも、部分訳で『マンフレッドへの呪い』と題してあった)、アナベラを想定してのものという解釈がされていておやと思った。



2006/05/16 (火) 曇り一時雨

晩御飯 (晩御飯)

_ 鮭の南京味噌焼き、ベーコンと葱のぽん酢和え、豆御飯、レタスに胡瓜にミニトマトのサラダ。


五万節 (言語)

_ ちょいとトリガー引かれて抜けなくなってしまったので書いておく。ある方面から叱られそうだけど。

学校出てから十余年
今じゃナチスの大幹部
総統閣下を持ち上げて
ハイル・ヒトラーを五万遍
「サバ言うなこのヤロー」

学校出てから十余年
今じゃ本土の防衛隊
大和魂と竹槍で
落としたB29五万隊
「サバ言うなこのヤロー」

学校出てから十余年
今じゃソ連の活動家
疑心暗鬼の書記長に
粛清されたの五万回
「サバ言うなこのヤロー」

学校出てから十余年
今じゃ海軍大本営
向かうところの敵なしで
沈めた敵艦五万隻
「サバ言うなこのヤロー」

学校出てから十余年
今じゃ戦車の工場長
質より量のアメリカが
送った戦車が五万輌
「サバ言うなこのヤロー」



2006/05/17 (水) 曇り後雨

晩御飯 (晩御飯)

_ 牛の味付け肉&玉葱炒め、若布と豆腐の味噌汁、レタスに胡瓜に野蒜にミニトマトのサラダ。


『タバコの歴史』読了 (読書)

_ 岩波新書1973年刊。タバコ文化史専攻の宇賀田為吉氏著。内容はタバコ葉と喫煙習慣が世界にどう伝播したかに尽き、期待していた喫煙に纏わる文化習慣についてはほとんど触れられていなかった。しかし歴史的に見て何度どれだけ罰則の重い禁煙令を出してもなし崩しになるというのはニコチン恐るべし。



2006/05/18 (木) 雨後曇り

晩御飯 (晩御飯)

_ 鶏肉とカシューナッツの炒め物、味噌汁は昨日の残り、ミニトマトと胡瓜とレタスのサラダ。


気が散る (日常)

_ Villiers de l'Isle-Adams『未来のイヴ』を読み始めたが、それなのにまたRMSに寄って100円均一の棚から3冊も引っ張ってきてしまう。



2006/05/19 (金)

晩御飯 (晩御飯)

_ 天津飯、味噌汁は若布と馬鈴薯。



2006/05/20 (土) 晴れ後曇り 一時豪雨

晩御飯 (晩御飯)

_ ボンゴレ・ビアンコの出来損ない、ガーリックトースト、アボカド、白ワイン5勺。


品種 (日常)

_ おくさんが保育所の母親仲間に触発されてきたので、自宅から車で30分ほどのところに苺狩りに行く。30分食べ放題だがそうそう量を喰えるものではなかった。

_ 栽培されているのは「さがほのか」と「あきひめ」の2品種。後者は甘いが汁気が多めで味が薄めに感じられる。前者はもう少し実がしっかりした感じで、やや酸味が強い。普段あまり気にしたことがなかったが、食べ比べてみると結構違うものだ。




筆者:acephale composée par acéphale
ちょっかいの出し先は最新版頁にあります。

この日記は、GNSを使用して作成されています。