sans sujet
_ ネタに乏しい1日だったことよ。
_ カレー風味挽肉入りオムレツ、シメジと玉葱の味噌汁、胡瓜とトマト。
sans sujet
_ 人間が他の動物より(多分)劣っている理由の一つ。「幸福」を概念として存在の外に切り出してしまい、皮膚で感じられなくなったり見失ったりしていること。
_ 昼に100円ショップでガラスの急須を買い、少し前に食料品のディスカウント店で買った50袋100円しなかった緑茶を淹れて飲む。
_ Huysmans『さかしま』(河出文庫・澁澤龍彦訳)を読み始める。いきなり次の行に出くわし、にやっとしてしまった。
彼ら(文学者)の(中略)、一作品の価値をその重ねた版数、売り上げ高によって評価する胸のわるくなるような議論は、彼をして甚だしく不愉快ならしめるものがあった。
_ 鰺の塩焼き、昨日の味噌汁に菠薐草と麩を追加、さらに明日のメインになる予定の煮豚の試食。
sans sujet
_ 煮豚、大蒜葱胡麻だれとキムチ。味噌汁は昨日と同じ。
_ 全般的に飽きてるのでこれでおしまい。
sans sujet
_ 続いた雨のせいで、途中の道が桜の花びらの絨毯を敷いたように。
_ 3日に1度ぐらいしかネタのある日がないかも…… こんな日常を昔は嫌悪していたはずなのに。
_ ほっけの干物、味噌汁はキャベツと大根。
sans sujet
_ スパイ小説のパターンの一つに「巻き込まれ型」というのがあるらしい。主人公は市井の一般人であるが、たまたま情報を握ってしまったりしたが故にスパイ同士の抗争に巻き込まれていくというもの。紆余曲折はありながら、結末は大概めでたしめでたしで主人公が某かのものなり金なりを手に入れるという形になるとか。
_ で、たまたまある仕組みについて少し知っているからと言って、自分とは本来無関係のトラブルに巻き込まれるワタシ。結末は骨折り損の草臥れ儲けなんだろうけどさ。
_ 簡易玉子丼、味噌汁は昨日の残り。
_ 先週末あたりからかなり欲求不満が溜まったのでガス抜きに。
_ まず武蔵藤沢の《ほんだらけ》。目当ての森川久美『南京路に花吹雪』(文庫版)を揃いで捕獲。さらにこれは見付けものだったが、ポケット版英羅−羅英辞典。値段が付いていなかったが、確認したら300円でいいと言うのでこれも貰ってくる。
_ しかしその後がよろしくない。あてもなくただぐるぐる走り回るだけになってしまった。
_ 哀愁の三番蔵さんを経由して「考える人に100のお題」。頭を揉むのと、自分がいろいろな事物事象に対してどんな位置に立っている(或いは立とうとしている)かを確認するにはいい題材かも知れない。
sans sujet
_ 車の点検の予約をする。任意の6ヶ月ってこともあって、面倒もあり忘れがちでもあり。営業さんのアプローチがなきゃ動かなかったな。
_ 昼、近所の中華料理屋に行く。娘が一時も落ち着いて座っていない。おまけに喰うものも喰いやしない。それを追い回したり叱ったりで、喰った気がしなかった。美味かったのに。
_ 昼のがやっぱり消化しきれていなかったので、簡単にスパゲティ。ソースは市販の茄子トマト。
_ 風呂も省略で妻子が早寝。なので今夜も出かける。秋津の《ブックセンターいとう》でおくさん用に『ダーリンは外国人』の2巻。《ブックステーション祥鸞》で昨日買ったやつの続編、森川久美『Shang-hai1945』。
sans sujet
_ 昼飯を喰いに入った《モスバーガー》にて。
おくさん:ハンバーガーをナイフとフォークで食べてる人がいるよ。
筆者:……祥子さま?
おくさん:こんな(連想をする)n十代男やだぁ!
多分その人が食べていたのは、《モスバーガー》の高級メニュー『匠味』であろう。
_ 夕方事務仕事をするおくさんの邪魔にならないよう、娘を自転車で連れ出す。1時間ほどして駐輪場に戻り、降ろそうとしたら首を横に振る。
筆者:何、もっと乗るの?
娘:(首縦振り)
仕方ない。行くあてもないがぐるぐる走り出す。で、3分に1遍
筆者:もう帰ろうよぉ……
娘:まだ。
というやりとり。20分ほど追加してやっとお許しが。ある方面のお店だと結構な料金になるぞ。
_ 蛤と白菜と豚肉の鍋。
sans sujet
_ また『さかしま』でにやりとさせられた。第6章、オーギュスト・ラングロアのエピソード。貧乏人に対する教育の効能について。
_ 多分初めてだが、帰りに《猫額洞》に足を運ぶ。存在は知っていたが読んだことはなかった『夜想』誌について知りたくなり、『ペヨトル興亡史』を頂いてくる。CoCoさんにBarbey d'Aurevilly『妻帯司祭』を奨められる。今読んでいる『さかしま』が終わったらどうですか、と。
_ ついでにその先の《とんがらし》という古本屋にも寄ったが、硬度2/7と言ったところ。
_ 上のトピックで「硬度」と書いたが、古本屋やRMSの内容をこの硬度で示そうかと考えてみた。今のところ想定は7段階で、7が学術・芸術・歴史系専門古書店、1がコミックスとエロメディアとCDといった娯楽もののみの店。《猫額洞》は硬度6、《BookOff》や《古本市場》は硬度3乃至4、《ほんだらけ》は硬度4あたりか。
_ 帰りの電車で、立ったまま本気で眠りかかった。急ブレーキで危うく吹っ飛びそうになる。
_ 麻婆茄子饂飩。
_ この間見付けた「考える人に100のお題」に着手。先ずはこれから。
_ 放課後。自分にとってそれは学校と家という2つの枷の間で自分が自由になれる時間だったと思う。昔からそれだけ被束縛感が強かったということの現れでもあるか。
中学から電車通学で繁華な街を経由しての通学だったので、大きな書店などに足を運ぶことは多かった。いわば別の通学であったかも知れない。
_ Ad-AwareとSPYBOT、FireFox1.0.3をインストール。スパイウェアの侵入なし。
sans sujet
_ 朝の女性専用車両でのこと。おくさん談。
若い女の子2人が話している。 「22歳なんてなりたくないよねー」 「ねー。やっぱり17歳が一番いいよねー」 「ねー。ずっと17歳でいたいよねー」 ……君たち、周りのおねーさまたちに喧嘩売ってる?
_ こっちはこっちでぎゅうぎゅう詰めの車両で、おでぶさんが「人生ってこんなにつらいものだったのか」とか言っているのを聞く。
_ 赤魚(アラスカメヌケ)の粕漬け、大根の味噌汁。
sans sujet
_ 帰るなり
おくさん:テーブルの上の紙の中見て。泣くよ。
見ると広告紙が畳んである。開いてみると、八幡屋磯五郎の唐辛子がむき出しで。
筆者:いや、別に泣きはしないけど、これ娘がぶちまけたんか?
おくさん:おーよ。娘もあたしも涙出たよ。辛くって。
_ 連休中に買いに行くことになるのか?新幹線で。
_ 豚バラポパイ丼、大根の味噌汁。