les libres
_ 『さかしま』を暫時中断して、ふと再読したくなった「G県厨」の一連のルポを読む。こういう思考回路を持つ人間が存在することに暗澹とした気分になる。
_ 池袋西口公園(芸術劇場前)で古本市をやっているという情報を嗅ぎ付けて覗きに行く。51店が247の台を出すなかなかの規模。あまり時間がないのでざくっと見る。本部で各地の古本屋地図やら『日本古書通信』のバックナンバーやらを貰う。本部にいたのが地元池袋《八勝堂書店》のおやじ。地元ですねと声を掛けると、これまでやったことのない役員をやっているとかいう話。店の方も覗いて行ってくれと言われる。
収穫はエイ(似非倍角で「木世」)出版社のムック『コンパクトカメラ通信』と、『現代思想』誌1989年1月号(特集は「器官なきセックス」)。
_ ここ数日、横を走る電車の音が異様に癇に障っていたが、今日の帰りに実物を初めて見た東武50000系の音はどこか軽くて平気だった。
ついでに、側面LEDに「○号車」と出るのも珍しい。この手の通勤路線で、何号車なんてもう無意味かと思ったが。
_ PalmOSとPocketPC/Palm-sizePCで辞書ファイルの共用が出来るPDIC-WDICの存在を知り、KDIC形式の英羅・羅英の変換を試みるがうまくいかず。
_ 鶏と卵のとろとろ煮、豆腐の味噌汁。
sans sujet
_ CoCoさん@《猫額洞》の『日々』から、エロティカ書肆《Serie rose bud》構想。出来たら絶対入り浸るだろうな。いやむしろ自分でやりたいかも知れない。
_ 池袋本町界隈を歩く。20年前の町並みの色がそこかしこに残っている。しかしそれだけ道が込み入っていて、駅に出るまで随分と迷った。
_ 鮫(モウカザメ)のムニエル、豆腐の味噌汁、ミニ肉まん、生野菜少々。
sans sujet
_ 車検終わって半年の点検。ついでにACCORDの試乗。グレードは20EL。確かに装備は充実しているし(シートはなかなか)、走りはしっとりしているが、どことなく挙動の軽快感に欠ける。加えて後席ドアの開口部後縁がホイールアーチを避ける形で真っ直ぐ切れ上がっているので若干乗りにくい感じ。
_ 最近土曜の昼っつーと外食して夜よりしっかり喰っている。今日は《登利平》。
_ 夕方の空に十羽を超える数の燕が舞うのを見る。綺麗だった。
_
ある食品なり栄養素なりが癌予防に効果あるだの健康にいいだのと報道されると、途端にそれにわっと飛びつく人間たちがいる。が、その少し後で決まったように、同じその食品等の過剰摂取は帰ってよくないという研究結果とやらが報じられる。もうね、アホかと、バカかと。何にせよバランスを崩すようなことをすれば、ホメオスタシスを一例としても明らかなようにバランスを保つことで維持されている生命や活動が、おかしくなるのは明明白だろうに。
_ 賛否という言葉が付いていることから、出題者は学生の制服を念頭に置いていると見ていいだろう。軍服(これも一種の制服だ)や警察官、鉄道従事者、飛行機の客室乗務員の制服などにそういった話は出てくるまいから。
でもって、賛否と言われたら、自分は賛と言う。ただし、最近の女子校のように客寄せの用途に使われるのであれば否だが。学校以外の例を見ると、制服は集団への帰属や身分を示す性格がある。着ていることで自分が何を為すべき立場にいるかを自覚させる作用が(本当は)あるはずなのだ。発展途上で逸脱の虞も少なくない学生は、制服を着て、自分がまだ学生に過ぎないこと、制服を着ている間は勉学と学生生活を疎かにしないことを自覚しているべきだろう。
昔現役の学生に制服の賛否を問うようなテレビ番組で出た否の側の意見に、「制服では個性が出せない」というものがあった。が、一体何の個性を出せないと言うのか。着飾ることで出す個性を学校においてさえ重視するというのは勘違いだ。帰ってからとか休みの日に着替えれば済む話だろうに。それに、着飾ることでしか個性が出せないというのは、それだけその人間の持つ個性が薄い、或いはないということの傍証ではあるまいか?
sans sujet
_ 家族全員0830hまで寝てる。
娘:こぉえんにいくの!
という声に応えて、娘と近所のでかい公園に行く。ボール遊びしたり滑り台で遊んだり。付き合うこっちもそこそこ健康的に動く日曜の朝。
_ でもって娘のお気に入りはブランコで、55度ぐらいの振れ幅できゃあきゃあ言って喜んでいる。行く末はさぞ立派な絶叫マシン乗りになることだろうて。
_ 午後、娘が昼寝をしたので後をおくさんに任せて外出。自転車で出るつもりが、おくさんが「ぶるんぶるん?」とか言うのでエンジン付きにする。
_ 予備タンクに手を着けていたので先ずスタンドへ。原油高騰の最中だというのにハイオクを喰わせる。
_ 南方面をあてもなくぐるぐる。途中《HARDOFF》でAX400Bの充電器自作のため充電器のジャンクを漁るが見当たらず。
_ 蕪と鶏団子の薄葛煮、水菜とトマトのサラダ、炒め蕪の葉のふりかけ、豆腐と菠薐草の吸い物。
_ どうしてNHKは日放協でもJBOでもなくNHKなんだろう?
sans sujet
sans sujet
_ 夏かと思っちゃったよ。
_ ウィルススキャンの有効期限が切れていた。avastに乗り換え。
_ ハンバーグ、トマトとレタスと水菜のサラダ、菠薐草と大根の味噌汁。
sans sujet
_ またにやりとしてしまった。
何という奇妙な時代だろう、とデ・ゼッサントは独語した。人類の利益を祈願して、肉体的苦痛を除去するための麻酔剤を完成しようと務めながら、同時にまた、精神的苦痛を増大させるための、かような昂奮剤を準備している現代とは!(第十三章)
_ ファイアウォールとしてZoneAlermを導入。avast!との併存も問題なし。昨日ちょっと引っかかったavast!とSpamMailKillerとの話は、前のウィルスセキュリティを抜いたら解消。
_ 豚味付け肉炒め、銀杏入りがんもどき、トマトとレタスと水菜のサラダ。
_ 明日の更新はお休みです。明後日まとめて更新の予定。
la cure thermale
_ G県厨を読んだ流れでS県月宮なんか読んで、さらに(今さらの感はあるが)「お兄ちゃんどいて!そいつ殺せない!」の唄を聞いてしまい、とっても物騒な台詞をポップなノリに乗せてしまったサビを脳内ループさせてしまう。
_ 次の朝出かけるのに0130hまでこんなことしてる自分って……
_ でも何とか起きて支度。0950hにスタート。
_ でもって県8経由でR16に抜けるつもりが、西武新宿線の踏切手前の混雑を嫌い南に転じたのをきっかけに、予想外の方向に流れるはめに。R463BPの南端近くから西へ出、西武ドーム(なんか変なカタカナが名前の前に付いていたが)から東大和、立川経由でやっとこさ八王子へ。2時間も掛かってしまった。
_ 中央道に乗り、藤野PAで餌を漁ろうと考えるが何もないので次の談合坂SAへ。ここのインドカレーが意外にうまかった。しかしインドカレーなのにビーフってあり?
_ 勝沼で降りて初鹿野駅を経由し、急坂を上って嵯峨塩鉱泉の一軒宿《嵯峨塩館》へ。1350h着。早かった。
_ 既に義叔母一行は到着。代表の岳父一行が未着なので先に部屋に通してもらい、直ぐ脇の沢沿い(滝もある)の遊歩道を散歩してから昼寝を決め込む。
_ 岳父一行到着後、おくさんと娘は風呂へ。待っているこっちは起きてみてもすることがないし、こういう時に限って読みさしの本を持ってきていない。仕方なくsuzakuに入っている梶井基次郎『檸檬』を読む。
_ 地ビールで始まる。料理は山の物中心。けとばしはさすがに冷凍もので残念。炊き合わせは馬鈴薯。鍋は鴨しゃぶで、野菜は自家栽培の山野草。片栗とか野蒜とか。野蒜を大量に喰い、その効果が翌日…… 焼きものはアマゴの朴葉焼き(腸を抜いて蕗味噌が入れてある)。その口直しにキウィフルーツの冷製スープが。天麩羅は蕗の薹やたらの芽。一口蕎麦に筍御飯に南瓜その他の野菜の味噌汁(甘口)。デザートは柚子と甲州ワインのシャーベット。あと燗酒。
_ 食後談話室に珈琲を飲みに行ったら、炭が熾きていて、ご自由に焼いてお召し上がりくださいと草餅が置いてある。喜んで喰う。
_ 食後に風呂。小さい内風呂と露天。掛け流しではない。活栓はシャワー兼用の1つしかなく、樋から手桶で湯を汲んで使う形。泉質は甲州で主流の強アルカリ。もともと「鉱泉」と謳っているので沸かし湯だろう。
_ 娘を寝かせるので部屋を暗くしたら、こっちもうっかり眠ってしまった。
chaud
_ 娘の布団が用意されていなかったのでおくさんとの間に寝かせたが、布団を掛けるたびに蹴飛ばされるので、夜中何度となく起こされるはめに。
_ 結局0530h頃起き出してしまう。一風呂浴びてから散歩に。鶯やその他の鳥の声が。しかしやっと0700hだというのに陽射しが暑いぐらいだ。
_ これまたいろいろ。
_ 娘がふんばってしまったので、掃除時間前ぎりぎりだけどお尻を洗いに風呂へ。
_ 1000hに出立。岳父一行と《道の駅甲斐大和》に行き少々買い物。
_ Uターンして勝沼のワイナリー《丸藤葡萄酒工業》へ。オマル・ハイヤームの作からとった「ルバイヤート」をブランド名とするワインの製造元(なんとこの命名は日夏耿之介だそうな)。運転手の身なのでテイスティング出来なかったのが残念。おくさんが料理用ワイン1升を買う。
_ そこで岳父一行と別れ(1100h)、R20を走る。途中大月で気温30度の表示が。
_ 上野原でR20から抜け、県33を北上。妻子の眠っている間に距離を稼ぎ、1230h頃には青梅を通過。
_ 餌場探しを開始するが思い当たらず、結局瑞穂の《THE MALL16》に入る。イタリアンのヴァイキングがあったので入るが、品数が少なく残念。食後買い物をして離脱。
_ 帰着1700h。買い物をしなければ3時間程度で帰れたか。
_ 遅い昼のバカ喰いが尾を引いていたので天麩羅蕎麦。
l'anniversaire pas content
_ 0830hまで体がついてこない。もっとも娘は0900hに起こしに来るつもりだったらしい(おくさん談)。
_ また娘の付き合いで公園。
_ おくさんが前に使っていたMebiusにVine Linuxを入れようと思い立ち、バックアップするためUSBのHDDをつないだら、その途端電源が落ちる。2ポートあるUSBの受け口の仕切りが破損しているせいか。というわけで断念。
_ おくさんはおくさんで娘がなかなか言うことを聞かない(昼寝をさせようとしたが抵抗しまくり)のでフテてしまった。娘も結局フテ寝。
_ 1430hから二輪でまたあてもなく走る。中山道に出てみるが下りがかなりの混雑。
_ 戻って《スーパービバホーム》で障子紙。巻いた状態で1m近い長さがあるのを背中に突っ込んで走る。さらにスーパーで食材の買い物。ここで段ボールが手に入ったので、食材はそこに詰め、その上に斜めに障子紙を括り付ける。とどめにケーキ屋に行って、これも段ボールの上に載せてネットでくくる。
_ こういう買い物用途にこの車種を使う奴はいるまいな……