sans sujet
_ ぐー……
_ 娘を連れてきたおくさん、「今日は父は起きないと思うよ」とか言っている。それはいいが、「大好きな『プリキュア』終わっちゃったよ」ってのは何さ。別に大好きだってわけじゃないぞ。
_ でも結局起きて、娘の散歩がてら投票。途中ぱらぱら降られるが、すぐに上がってくれて助かった。
_ 娘は少しばたばた歩き回ってはすぐに「まんま」*1と言うし。結局担いで帰る。
_ 秩父方向に雷雲と思しき雲。その後しばらく音だけごろごろ。雷情報のサイトを見ると、局地的に50mm前後の雨が降っている模様。
*1: 1;「母」の意 2;「ごはん」の意 3;「だっこ」の意。ここでは3番目。
_ 昨日買ってきた2冊を一気に読み切る。
_ まず『ニナライカ』。幼なじみや芸能界スタッフとの絡み、また写真誌への投稿などであれこれ考えてしまうが最後にすぱっと「プロにはならない」と言い切るところが清々しい。「楽しんで遊んでるだけなのに」と涙をこぼすところも印象的。ついでにその幼なじみ、マミヤC330の他に、明記されてはいないがCONTAX TVS使ってる。
_ 『人間区人体町』。人間という存在の全ての要素を激しくおちょくっているかのような印象。最後の法事の話なんか圧巻。
_ 買い物がてら《トイザらス》と《ケーズデンキ》を眺めに行くが、何も引っかからず。
_ 買い物にスーパーに行ったら、娘が籠ワゴンを押してくれる。晩御飯後の片付けの時、おくさんの渡す食器を娘がこっちに中継してくれる。さらにその後床の拭き掃除まで。とてもありがたいんだが、その前に汚さないでくれるともっとありがたい。
おくさん:そういうこと言っちゃいけないよ。
筆者:悪いね、そういう風に育てられたもんで。
ほんとにいかんのだよな、こういう言葉は。子供の自主性を殺ぐし、さらには無力感まで醸し出すよ。
_ 焼き鳥、鰹のづけ丼、茄子と人参の味噌汁。
_ 楽しみでもないか。聞いてもきっと腹が立つだけだろうな、小泉のコメントなんて。
sans sujet
_ 帰りに辛うじて新宿《畸人堂》。暫く来なかったら棚配置が少し変わっていた。特に目当てがあったわけではなかったが、スナップカメラの特集があったので『日本フォトコンテスト』誌2002年3月号を捕獲。
_ 帰宅後こっちはへろへろだが娘は異様に元気。先にこっちが沈没するところだった。
_ 自家製牛丼。
sans sujet
_ 娘が起き抜けからおヒスで出発が遅れた。朝からおくさんと駅まで猛ダッシュするはめに。
紗妃:折原・長森ペアの朝の風景ですか。何だか懐かしいですね。
俺:懐かしがってる余裕なんかないよ。電車の中じゃ汗だくになるし。
_ 京王線の改札、先を譲った男性が自動改札機を故障させていく。定期を通したら「券なし」と言われ、もう一度通したら「***」という表示のエラーに。有人改札で券のチェックをしてもらって異常なしを確認したが……朝からやだねぇ。
_ 鶏手羽元の酢煮、ミニトマトと胡瓜とブロッコリ、卵豆腐。
_ NHKで新潟の大雨のニュースを見ていたら、レポーターの名前が藤田浩之だった。
sans sujet
_ 昼休みに覗いた古本屋の晒し棚から2冊頂戴してくる。
前者は100円、後者は10円。
真寿美:まさか入党するとかじゃないですよね。
俺:徒党を組むのを嫌うってのは君も知ってるだろうに。10円だから買っただけさ。
真寿美:でも、まだ読み終わってない本があるんですよ? 覚えてます?
俺:この間の『カフカ寓話集』だろ? 覚えてますよ。
真寿美:あと、Sontagの『写真論』もです。
俺:……おっと。
真寿美:あ、やっぱり忘れてたんだ。
俺:あははは、まあ順に読むさ。
真寿美:でも最近acephaleさん本の数を増やしてますね。
俺:変なところに使うより良かろうに。
_ その帰りに東ハトのmobiシリーズで、前にアナウンスのあった「ハバネロの種」を発見したので、ネタとしてしごとばに配る分も含めて捕獲。
_ しごとしながらぼりぼり喰う。うーん、「オヤジ」こと「暴君ハバネロ」とは味わいが大分違うな。こっちの方が表面的にびりびりくる感じ。やや表層的ではあるが、決してまずいわけではなく、汗をかきながら一袋空けてしまった。
_ 昨日と同じ。ただし卵豆腐ではなく冷や奴の刻みオクラ載せ。あと豆腐と茄子の味噌汁。
J'ai sommeil.
_ 目が醒めない。午後になってもうつらうつら。
_ どうにもこうにもストレスがたまりまくるしごと。しかしガムだのビタミンCタブレットだのミントタブレットだのチョコレートだのをのべつ幕なしに囓り続けるってのもよくないよな。
紗妃:どっちに転んでも不健康と。
俺:まったくだ。
_ 豚の味噌漬け、人参と玉葱のソテー。
_ 寝るに如かず、かな。
sans sujet
_ 日記のネタがありません。しごとばでどつぼにはまった可能性があります。
_ 豚肉と里芋の煮物。生協の仕込み済みおかずだがなかなか美味かった。あとはトマトに胡瓜。
_ EX-S2の写真吸い上げにmomijiを起動。ついでにMozilla FirefoxのVer.0.9.2日本語版が出たのでダウンロードして仕掛けようとしたら急に動作がおかしくなった。3連休をこいつの対応に追われるなんてまっぴら。とりあえず各種スキャンをかけておくが、それで引っかからないか、引っかかっても簡単に対応出来ないような代物だったら暫く放置だな。
la dépense
_ 広告に誘われて《SATY》へ。前々から欲しいと思っていた夏物の和服の一重(所謂浴衣だが)が2割引というので捕獲。綿に麻混、ごく地味目なやつだが、普段着だしね。
真寿美:普段着って言っても、割とちゃんとしたお値段でしたよね。洋服だったらacephaleさん絶対買わないような。
俺:洋服はストックあるからいいんだよ。
_ その売場に、浅葱ではなく縹のだんだらの羽織だのなんだのがやたらとある。大河ドラマタイアップ商品だと。なんだかねぇ……
_ でもって勢いでおくさんが娘の甚平に、自分の浴衣も捕獲。一家揃って着ていると、どこかのお祭りにでも行くように見えるよ。
_ 午後は和服に着替え浦和へ。出かける前に娘が服を着るのを断固として拒み、おむつ一丁で走り回る。
真寿美:おむつに武器と関係が?
俺:何こっそり『あずまんが大王』を読んでるんだ君は。
_ 車ではチャイルドシートを嫌って暴れまくるし。
_ ようやく寝たのを担いで浦和《伊勢丹》の大古本市。「大」というほど規模の大きいものではなく、県内及び東京、栃木、茨城、福島辺りから総数15軒ほどが集まってきてやっている代物。それほど目を惹くものはなかった。
_ おくさんがビーズを買いに《ユザワヤ》へ行き、その間こっちが娘の相手を引き受ける。《伊勢丹》の幼児用プレイスポットで滑り台をやりまくるが、きりがないので担いでおくさんのところに行こうとするとまた抵抗。
_ ようやくおくさんのところに連れて行ったら娘脱糞。《伊勢丹》のベビー休憩室に引き返すはめに。連れて行ったら行ったで、おむつをはきたがらないし。
_ やっとのことでおくさんにバトンタッチし、《ユザワヤ》のおもちゃ売場を眺めに行くが、くたびれきってだめ。
_ 《大穀》にて。今日から丑の日期間とかで、おくさんの狙っていた桜海老釜飯は中止。さらにおくさん持参のパンフにあった5%割引も期間内は停止。
_ 《青山ブックセンター》が営業停止との報(某所経由asahi.comより)。新宿《LUMINE》の店には朝よく立ち寄っていたのに……
au parc
_ 休みに何処にも行かないってのも何なので、群馬フラワーパークを目指して車で出発。
_ 関越が高坂を頭に23km渋滞というので、R254-R407を経由するが、東松山の東平辺りで昼になってしまったので、行き先を武蔵丘陵森林公園に変更。
_ 最初に見かけた民間臨時駐車場が1日100円。50m進む毎に100円ずつ上がり、正規の駐車場の手前(と言ってもすぐ隣り)が300円。入れた正規の駐車場は610円だと
_ 中央口から入って、園内バスで西口へ。休憩所で腹ごしらえをしてから、子供の水遊び場へ。
_ 今日は久し振りにEOS RTを担いできたのだが、セミハードケースの革風塗り部分がべたべた剥がれてきたのには閉口。それと、喰わせたのがVelvia100だったのに、DXが25とかほざいたのにも参った。着けてきたのはEF50mmF1.8II。普段まず持ち出さない玉だが、ファインダーの明るさに驚いた。
_ でもって、EOS RTとおくさんのExilim EX-Z4を併用して写真を撮ったのだが、ファインダーを覗くのと液晶モニターを見るのとで、撮影時の緊張感というか集中度というかが全然違ったのに気付く。液晶モニターだとどこか散漫になっている。
_ しばらくしてぷらぷらと歩いて中央口まで戻る。滞在時間は短かったが暑さでまいって早々に引き揚げ。
_ 《サイボクハム》に寄っておくさん要望のソフトクリームをしゃぶってからちと買い物。温泉入浴施設も営業を始めているが、入浴料1500円はちと高い。だったら近所の《真名井の湯》があるし。で、温泉にからめて「温泉フランク」とか「温泉ケーキ」とかを売り出している。「温泉フランク」は試食したが、美味かった。
_ 2日続けて外食はまずいかと言っていたおくさんの発案で、《CoCo壱番屋》でカレー弁当を買う。
筆者:でもこれって結局外食と変わらなくないか?
おくさん:そうだけど、家に早く帰れるかっていう違いもあるし、それにほら、本当に外食しちゃうと運転手が呑めないじゃない。
筆者:ありがたいご配慮で……
sans sujet
_ 昼に葉生姜を囓っていたら、娘が手を出してきた。どうせ辛くて吐き出すだろうと、囓ったあとの茎を渡したら、平気な顔でかじかじ噛んでいる。おいおい、平気なのか?
_ 午後、大宮の《ステラタウン》に買い物に行って、食料品売場で試食の鮪の角切り(生解凍)醤油漬けをおくさんが娘にやったら、これも平気で喰っちまった。味覚だけ既に大人になってるんじゃあるまいな…… まさかもう酒の味まで分かるとか。
真寿美:間違っても飲ませちゃだめですよ!
俺:わかってるって。
_ そのくせ、アイスクリームのコーンを持って通りかかる人を見るたび、手を伸ばして欲しがるが。
紗妃:大人になっているというよりは、何でもありの未分化状態なんじゃ……
俺:まあそうなんだろうなぁ。しかし生姜とアイスってのは両極端だが。
_ 最近週末(今日はちょっと違うが)っつーと生魚。今日は鮪のすき身をいーかげんな韓国風たれで和えて丼に。
le chaud fou
_ 東京大手町で最高気温が観測史上最高の摂氏39.9度。
おくさん:アスファルトが悪い車が悪いクーラーが悪い。
筆者:それはつまり経済産業が悪いってことになるが?
おくさん:熱を吸収するアスファルトだってあるじゃない。
筆者:コスト高だからなかなか手を着けてもらえないんだよな。
_ 『サンデー毎日』誌に「電車男」の記事があるというので立ち読み(に入ったコンビニ《ポプラ》も間もなく閉店だと)。2頁の記事で、大したことは書いていない。「マスコミで悪い噂を聞く2ちゃんねるだが、こういう純愛の物語もある」とか。あのぐらい規模が大きくなれば、あれこれあって当たり前。むしろ短絡的にレッテルを1枚貼ってそれで事足れりとするマスコミが愚鈍なのだ。
_ おくさんからのタレコミで江戸しぐさ。元は江戸商人の心構え的なものだったらしいが、商人に限らず町人の一種の粋のようなものが感じられる。「傘かしげ、肩引き、こぶし腰浮かせ」なんて今日日お目に掛かることが稀になったものなぁ。
真寿美:どうしてなんでしょうね。
俺:いろいろな意味で余裕がないんだろ。紹介された江戸しぐさの筆頭が「忙しい、忙しいと言うな」なんだけど、「忙しい」即ち心を亡くす、だから自慢できないと。この意味をはじめ、都市部なんかだと空間的にも余裕がないし。
真寿美:例の「間」の文化、「空」の文化ですか。
俺:だね。
_ ドライカレー、葉生姜、ミニトマトに胡瓜。