en bicyclette
_ おくさんは寝かせておいてくれるつもりだったらしいが、何故か娘が起こしに来る午前9時。
_ おくさんが買い物に出たので、その間娘の相手。風邪っぴきのくせに途轍もなく元気に部屋中を走り回り、布団ダイヴの連発。
_ 午後、娘を寝かしつけた後をおくさんに任せ、自転車で出撃。目標は近隣2市の古本屋。
紗妃:昨日と言っていることが違いませんか? 確か昨日は積ん読が増えたからとか。
俺:それが、ついうっかり古本屋漁りが趣味の人の日記を見付けちゃって、この近所に来た時の記述もあってさ。
紗妃:この近所はもう行き尽くしていたかと思いましたが。
俺:そうでもなかったりするのが数件。
紗妃:で、今日は和服じゃないと思ったら、最初から自転車に乗るつもりだったんですね。
_ kaguraにPicoの最新版と県内古本屋DBをインストールして持ち出す。
_ やや厚手のトレーナーを来て出た。最初の内は風が涼しくてよかったが、間もなく暑くなってきてTシャツ1枚に。
_ 1軒目。住宅街の真ん中、昔の商店街の一角にある店。一間半四方ほどの店構え。3分の1がコミックス、半分が文庫、残りが文芸書等。こんなところでお目にかかるとは思わなかったのでPierre Klossowski『ロベルトは今夜』を捕獲。1960年の刊なので、まだ『歓待の掟』としてまとまる前の『ナントの勅令破棄』と『ロベルトは今夜』を併録したもの。訳者の一人が遠藤周作というのがすごい。
_ 2軒目。1丁目と2丁目を間違えたので迷ったが、行き着いてみると、何とクリーニング屋の中に小さな本棚がちょっと置いてあるだけ。古書籍商の免許持ってるとしたらもったいないだろ、これ。
_ 3軒目。どうしても見あたらないと思ったら、コンビニになってしまっていた模様。
_ 4軒目。インターネットマンガ喫茶を兼ねているらしいが、確かにマンガばっかで見るべきは無し。
_ 5軒目。昔一度来たことがあるがシャッターが開いていない。やる気無しだな。
_ 6軒目。5軒目の姉妹店で、駅近くなのでたまに寄るが、今日は開いておらず。
_ もう1駅南下して、《BIG-A》で水分その他の補給。
_ 7軒目。ここも昔チェックしたが、半エロと化していた。
_ 8軒目はチェックせず。
_ 9軒目はあてにしていなかったが案の定開いていない。ただし看板が違うものになっていた。
_ ついでなので《BAD COMPANY》。『武 MONONOFU』の壱と弐があったので壱の方を1つ拾っておく。17世紀ドイツのソード。やっぱり西洋刀はつまらん。
_ 思い切り反転して上福岡。西口駅前の再開発状況を見る。かなり派手。古い建物を壊しているし。
_ 10軒目《若葉文庫》。店の親父が縄跳びをしようと出てきたところを邪魔してしまった。浅めの所をざっと眺めて出る。
_ 11軒目と12軒目、《少年倶楽部》。見るだけ。
_ おまけに《太陽堂書店》。世界の戦車のムックなんてのが出ていて、最新号はイスラエルのメルカヴァ。ちょっと惹かれたが厚さの割に値が張るのでゲコ。
_ これもついでで《ダイソー》。おねえちゃんが品出しをしているので見たら、アダルトDVD。実写版が200円のアニメが300円。8日の『カトゆー家断絶』からリンクがあったのはこれか。
_ 《文文庫》は根性がないと入れないのでやめ。
_ ここんとこたまに検索で来る《葡萄の木》の前を通ってみる。閉めてしまったような雰囲気。特に移転の貼り紙等も無し。
_ で、近所で買い物して帰る。3時間も走り回っていた。
紗妃:よく平気でしたね。明日は脚がぱんぱんになりそうですが。
俺:この程度じゃなるまいよ。普段歩いてもいるんだし。
_ チキンマカロニグラタンでドリア、アボカド切り身、リーフレタスと貝割れとミニトマトのサラダ。
_ 風呂を出てから娘が1時間半もばたばた走り回る。まいったね……
_ 前世紀から続いているとはすごい。(何か違う……)
sans sujet
_
朝、天気の良さについ明治神宮まで短い脚を伸ばす。汗かいた。
_ 豚バラポパイ丼、大根の味噌汁、サラダの残り。
_ 食事中、娘が眠くてダメそうだったので、慌てて掻き込み風呂に入れる。ところがその後2時間半も絶好調で部屋中かけずり回る。おい……
_ Netskyと思しきやつがとんでもない勢いで来まくりやがってます。
sans sujet
_ さむいよ……
_ 図書館で画集をめくる昼休み。(五七五なのは意図せず)
_ しかし子供の頃には「こんなのてきとーにやれば誰にも出来るじゃん」とか言いそうだったSurréalistesの作品に、今見ると明確な意図が感じられるのが面白い。出来そうで出来ないよ、こういうの。
_ 娘の風邪を頂いてしまったかな……
_ 帰りに靴屋に寄る。さすがに靴底真っ二つの上にインナーソールまで穴が開いたのはまずいだろう。明日は雨が降るというし。
_ 日曜日に買った『武 MONONOFU』、来月末に第三弾が出るらしい。しかも新選組の有名どころの佩用刀六種。つまりぜーんぶ日本刀。しかもこれまでは1:10だったのが、今度は1:6とスケールアップ。くそ、待てばよかった。
_ すれ違った一瞬に散った火花の鮮やかさがその後何年も彼を捉えて放さなかった。
_ 麻婆豆腐丼。
sans sujet
_ 雨が降っても今日は大丈夫。
紗妃:そりゃ中まで穴が貫通していたのと新品とじゃ違うでしょう。
俺:しかも滑らないし。
紗妃:でも前の靴は全然駄目でしたね。買ったのは去年の11月でしたから、ひと冬持たなかったことになります。
俺:今までは少なくとも1年は履けてたからなぁ。
紗妃:今度のは大丈夫でしょうか? 前と同じペースじゃもったいないです。
俺:確かに。まあ1年は持つんじゃないか? メーカー品だし。
_ 鯖の味醂干し、卵豆腐、舞茸の味噌汁、納豆。
_ 書くことがないな。つまりは別段面白くもなく平穏な1日だったらしい。
sans sujet
_ 昨夜、何をとち狂ったか、『月姫』『それは舞い散る桜のように』『WHITE ALBUM』『君が望む永遠』のシナリオテキストを抜き出しに走る。抜いたところで持ち歩いて読むための道具がないんだが。
紗妃:WorkPadに入れられると思いますが。『PVNS』のデータが入れられるぐらいなんですから。それが駄目ならCASSIOPEIAとか。
俺:とりあえず移動中に読む本はちゃんとあるから、今すぐどうってわけじゃないよ。ま、考えとくけどね。
_ 帰り、退出時刻記録を忘れて戻ったのを皮切りに、目の前で電車に行かれてしまうこと2度。さらに、座ったはいいが窮屈で体がしんどかった。なんだかなぁ。
_ イラクで拉致された3人が無事解放だと。で、その前に別口で2人とっつかまったらしいが。
_ 一方アメリカの関連施設で働いていて拉致されたイタリア人4人の内1人が、文字通りバラされたらしい。向こうのこういう解釈からすると、自衛隊員がとっつかまったら生命の危険は大いにあるな。
_ と言ってもマルチにリンゲル液を輸液するわけではなく。
紗妃:誰もそんなこと言ってません。しかもそれ無理矢理ですし。
_ 全く更新のない光画のページ、最近海外(特にイタリアとフランス)からGoogleのイメージ検索でちょくちょく引っかかる。キャプションにフランス語でも追加しようかな。
sans sujet
_ 来週からおくさんが育児休暇明けになるので、今朝は保育所経由で駅まで。
_ 朝洗濯物を干している時に急に左肩が痛み出したのを皮切りに、あばらだの背中だのが痛くなって困る。目もごろごろするし。
_ どうしようというんだ? これ見て『B.B.Joker』Vol.1 p100を思い出したが。
_ 鶏団子と蕪の薄葛煮、豆腐の味噌汁。あんまり調子よくないのに豌豆ビールなんか飲んでくらくら。
au hazard
_ 0630h頃一度トイレに起きてからうつらうつらしていたが、0930h頃に娘のおむつ替え(大)に苦戦しているおくさんの雄叫びでとどめを刺されて寝床離脱。
_ 天気がよいので、娘とおくさんの昼寝の間、オートバイで出撃。
真寿美:もしかして今年になって初めてじゃないですか?
俺:あー、そうかも知れない。
真寿美:大丈夫ですか? タイヤとかバッテリーとか。
俺:駄目なら泣く泣く諦めるさ。
_ 大丈夫だった。で、別段あてはないのだが川口方面へ。
_ 念のためウィンドブレーカを来て出た。走っていればいいのだが、ちょっとでも止まると暑くて駄目だ。
_ でもって本当に走るだけ走って2.5hで戻る。尾てい骨が痛くなった。
_ 豚の冷しゃぶサラダ、水菜のおひたし、豆腐の味噌汁。
sans sujet
_ 昨夜早々にパコソンをしまってから、夜遊びにも行かず書きものをしようとするが、全くもって筆が動かず。
結:書こうとしてたのってもしかして……
俺:君たちの話。
結:なぁんだ、やっぱり日の目を見ないんだ。
俺:やっぱりって……
結:だってそうじゃない。「次作の構想」なんてこの日記の本っ当に最初の頃に書いてあるのに何よ、書けてるのはまだ3人分の、それも一番最初だけじゃない。
俺:う……
結:ま、他にあーだこーだかまけてることもあるみたいだし、読書しても充電になってないみたいだし、これ以上あてにしてても無駄みたいね。
俺:……
結:それに何より、書くことが他のことより面白いって思わなくなったでしょ。
俺:そんなことは……ないはずなんだけど。
結:あんたはそーやってヘタれてなさい。あたしはもうここに来ないから。それじゃね。
_ 確かに読んではいるけど貯まってくれないなぁ。書く方は……
実:書いてはいるんだよね。帰任された派遣の方が主人公のラヴ・ストーリー。
俺:ええ、でもどうもうまくいってないです。
実:どの辺が?
俺:何というか……変な風に文が硬いんですよ。書いているそばからこなれていないのが自分でも分かるぐらい。
実:それはacephale君自身のなかで、書く時にかみ砕いてないからってことなのかな。
俺:かも知れません。とにかく今は書き付けるだけって感じになってますから。
実:acephale君、書く時に焦ることはないんじゃないかな。別に締め切りがあるわけじゃないんだし。それに書く時だけじゃなくって、読む時もだよ。前に、妙に気持ちだけが焦って読んでても頭に入ってこないって言ってたでしょ。
俺:そうですね……それは今でもそうですし。
実:どうして慌てちゃうんだろうね。あ、慌てるっていうのとは違うのかも知れないけど。
俺:落ち着かないっていう表現が近いですね。自分でも理由が分からないんですけど。
実:何かに追い立てられている気分、かな?
俺:その何かが何なんだか。
実:それを見付けるために何か書いてみたら?
俺:3本並行で書けとおっしゃる?
実:ほら、そうやって拒否反応起こしちゃだめだよ。あたしたちの話よりそっちを優先してもあたしは構わないし。
俺:……難しそうですね。
実:だからこそ腰を据えて向かい合えるんじゃない?
俺:なるほど……
_ でもそれがある意味件のシナリオ全体を通してのバックボーンだぞ? 腰を据えて向かい合って、か……
_ 今日もすんなり起きられない。
_ おくさんが掃除する間、娘を連れだして散歩。さすがに毛と化繊の混紡の着物じゃもう暑い。
_ 買い物がてら、16日発売だったのをすっかり忘れていた『Quartett!』のガイドブックをチェックしに、狭山の《AsoBitCity》に行くが空振り。ついでに同じ建物に入っていた《TSUTAYA》が抜けていた。
_ 餃子。フライパンより中華鍋の方が出来がよい。
sans sujet
_ 今日からおくさんが育児休暇明けなので、しごとば用の荷物を担いで保育所経由で出動。
_ で、娘の慣らし保育がまだ完了していないので、こっちが午後からサボって迎えに行くことに。
_ もちろん真っ直ぐ帰るわけはないのであって、まずは高田馬場《芳林堂書店》。公式サイトによればここに置いてあるはずの『Quartett!』ファーストガイドと、今日の朝刊広告に載っていた、誠文堂新光社から復刊された『切りぬく本』(ペーパークラフトの本)を探しに。20分と長居をした割には共に見あたらず。
_ 高田馬場の駅前で、一部である意味有名な又吉イエスのけったいな節回しの演説(テープだったようだが)をやっていて喧しかった。
_ 池袋《Libroパルコ》と《芳林堂コミックランド》で《芳林堂》のリターンマッチをやるが敗北。
_ しかし蒸し暑い……ここまでで汗びっしょりになってしまった。
_ 電車では見事轟沈。そして地元駅で目を覚まし平然と降りていくという業を披露。
_ 夕方娘を迎えに。しかし「なんで父が来るの?」てな顔をされてしまった。
_ 鮪のピリ辛ユッケ丼、韮玉汁。
_ 持ち帰りの元派遣I氏の恋愛小説を書く。
sans sujet
_ 朝から電車の中が異常に暑い。冷房が入っている雰囲気もないが窓は閉められたまま。池袋に着くまでにシャツの中からズボンの中からびっしょりになってしまった。
_ なので《ポプラ》でVolvicの1リットルボトルを買う。
_ 《紀伊国屋》南店。昨日ふられた『切りぬく本』のチェックだが、検索端末では在庫無し。それどころか、復刻3冊(蒸機、戦車、軍艦)のセットしかデータになっていない。バラ売りはなしですか。
_ 鰺の丸焼き、玉葱の味噌汁、貝割れ。
【あなたは 26 % 〜です】 あなたはいい人です。青少年期の純な心を持ち、時に傷つき悩みながら一生懸命に生きています。 あなたには本当の意味での親友がいますし、心を許せる恋人もいます。 出世やお金儲けとは無縁かもしれませんが、本音を言える暖かい家庭をもうけて平和に暮らして行けるでしょう。
ふーん……