pratiqué l'acupuncture
_ 先週は見ているだけ(にすらならなかったが)だった鍼、今日は実際に打ってもらいに。
_ 細かな問診の後、脈を最初に採るのだが、異様にトリッキーな脈で、採る度に出方が変わっているらしい。数人が代わる代わる脈を採っては、みんなであーでもないこーでもないと検討。何だか笑いがこみ上げてきた。
実:自称変人の面目躍如とか思ったんでしょ。
俺:ご明察です、はい。
_ 隣の患者さんは大いびきで眠っている。おかげで主訴が訊けなかったとか。
_ 腹の触診では数カ所硬い箇所があったが、これは概ねいい感触だったらしい。で、主訴の1つである腹のガスのつぼ(腹と膝、臑)と、首肩頭のこりのつぼに十数本。
_ うつぶせになって見てもらったら、僧帽筋ばきばきと一発で見破られる。肩、背中、腰の慢性化したこりのせいで内臓がちゃんと動かなくなっているという診断。こちらもまた十数本を、ただ今回が初めてだというのを考慮して、軽めに。
_ という感じで2時間半近く。即効性はないのだがそこそこに気持ちよかった。
_ 折角なので少しぶらつく。代々木方面で朝通りがかったことのある古本屋を覗いたら、受験図書だけだった。まあ土地柄そんなのがあっても不思議じゃないが。
_ 昔たまに入っていた《金港堂書店》(だったっけ)に。確かここは通りを挟んで向かい合わせに売場を2つ持っていたはずだが、1つだけになってしまっていた。
_ 小田急の踏切脇に最近出来た《BookOff express》と《紀伊國屋書店》サザン店を眺めて池袋に転戦。
_ 《ミヤマ商会》と《光芳書店》、《東急ハンズ》《とらのあな》《ビック・カメラ専門店》と、どれも空気だけ吸いに。
実:また何を買うでもなかったんだね。
俺:何が欲しいってわけでもなかったですし。あ、ちょっと考えたのは1つだけありますけど。
実:何?
俺:腕時計の裏蓋を開ける工具です。家に電池切れで死んでるのが何本もあるんで。
実:前に聞いた時、確か5本ぐらいだって言ってたっけ。でも、そんなにあっても全部使うわけじゃないんでしょ。
俺:まあそれはそうなんですけど。
実:だったら工具まで買って無理に動かさなくてもいいんじゃない?
俺:まあそうですねぇ……うーん、実さんにそう言われるとは思わなかった。
実:あ、えーとね、正直な話あたしって電池の時計ってあんまり好きじゃないんだ。
俺:そう言えば《たぬきや》の振り子時計もねじ巻き式でしたね。
実:それに腕時計も。ほら、電池式の時計って、秒針が滑らかに動かないでしょ。1秒ごとにぴくんぴくんって、あれが痙攣してるみたいに見えちゃって。
俺:面白い表現しますね。でも確かに、クォーツ式を評して「死んでいる」って言った人もいましたけど。
実:ああ、それに近いのかも。ゼンマイ式だとちゃんと動いてますよって主張してる感じだから。
_ 蕪と鶏団子の薄葛煮、昨日のカットサラダの残り、菜っぱと椎茸と卵の澄まし汁。
_ 「(株)」が「(妹)」に見えた。
_ 日記を書き出したら急に肩に痛みが来た。鍼の反動か?
_ 今回も過去補填篇。茜の水月への傾倒、腐った孝之と水月のアプローチ、茜と水月の修羅修羅。しかし涼宮父、孝之の見舞いを断ったことは茜に教えとけよ。
le nettoyage complet
_ 部屋のレイアウト替えも兼ねて徹底的に掃除。いい天気だったので布団を干すが外出はせず。1030h頃から始めて1900h頃まで。
_ 数日前から「入間基地」「周波数」なんていう鍵語で探求者多数。そして明日の航空祭に備えて関係者の飛来が多数あった模様。エンジン音が何度も聞こえた。
_ 《ステーキのどん》にて。おくさんが「よく働いた自分へのご褒美」とか言うのでビールのジョッキを1杯付加。
_
帰宅後、日中娘を避難させがてら買い物に出たおくさんが買ってきたケーキを喰う。お茶はまきえPettiagalla。いささか喰い過ぎたかも。
_ アクセスログ待避とサーバからの削除をやっていたら、9月分が変なタイミングでローカルに移動されていて、月末締まった後の待避をしていなかった。7日分消えてしまった。がっくり。
faire du shopping
_ ゴミ出しのためにラジカセで目覚ましをセットしたら、10分近く時計が進んでいて早く起こされる。睡眠時間返せ。
紗妃:たかだか10分じゃないですか。
俺:その10分が時には極めて重要な価値を持つんだよ。
_ で、ゴミ袋を抱えて玄関を出ると、すぐに湿気の匂い。昨夜晩御飯を食べた帰り、自転車のサドルに夜露が付いていたっけ。とりあえず今は降ってはいないが。
_ 単独で、娘のおむつその他を買いに《トイザらす》へ。主目的のおむつは適合サイズのみ品切れというよくある話。で、その他1品だけ買って、大きなお友達向けのおもちゃの誘惑は振り切って帰投。
_ 川越《LaOX》は今日で完全閉店だったが寄り損ねた。特に欲しいものがあったでもないし、下手に寄るといらぬ散財をしかねないしだったので、かえって助かったかも。
紗妃:つまりは散財欲求が昂進していたと。
俺:そういう突っ込みをいちいちしなくてもいいのに。
紗妃:それで、大きなお友達向けのおもちゃっていうのは、フィギュアか何かですか。
俺:なんでそう来るかね姫は。
紗妃:でもあそこにはPCゲームはないし……
俺:……
紗妃:あ、プラモデルとかラジコンとかの方ですか。
俺:まあそっちに近いか。でもそっち方面をざっと眺めただけだよ。具体的に何をってわけじゃない。
紗妃:つまらないですね。
俺:おい……
_ それから一家で《OSCデオシティ》へ。ラーメン屋で昼食を摂ってからいろいろ回る。しかしあれこれとターゲットをピックアップしていたおくさんがへろへろになってしまったので早めに切り上げ。
_ 実はこっちもへろへろだったので、夕方おくさん共々ついうつらうつら。
_ 模造イクラでイクラ丼、韮かき玉スープ。
les joujoux
_ 月替わりなので、朝っぱらからコンビニチェックを入れる。
結:いい年して何やってるんだか。
_ カバヤの『ビッグ・ワンガム』復刻版第2弾を発見。ラインナップは、
イーグルとアパッチにはResisteredマークが付いていた。登録商標だったのか、あれ。
_ で、さすがに朝から買っていくのも何なので帰りに2つ捕獲。AH-64とレオパルトI。
_ 晩御飯の後でぽちぽち組み立て開始。まずAH-64から。ギミックはローターの回転程度だが、出来寸が大きいので楽しい。組み立ては30mmチェーンガンとパイロット人形、ローター軸の挟み込みがちと面倒だが後は難しいところなし。
_ 続いてレオパルト。ハッチの開閉に加え、輪ゴムで弾を飛ばすというギミックが付いているが、輪ゴムを引っかける棒が根っこから折れ掛けていて使えず。さらに、このタイプのモデルはランナーとダボの区別が付きにくいという難点があって、今回もサーチライトを付けるべきダボを切り捨ててしまった。これは両面テープでくっつけておく。
*1: ママ。(ドイツ語読みだとレオパルト)
_ 豚バラポパイ丼、南瓜と薩摩芋の蒸かし和え(というのか?)、豆腐となめこの味噌汁。
_ と書いて来て日記ファイル生成して気が付いた。げ、今日(4日)の日記を3日のファイルで書いちゃった。ぐげげげ。サーバからダウンロードしてきてマスタファイルに書き直し。アホだ。
結:最近ミスが多いじゃない。この前も記録の一部を消しちゃったとか。ボケた?
俺:やばいなぁ……
malfonctioné
_ 目を覚ますと、乗っている電車が止まっている。他の電車が車両点検をやったため7分ほど止まったとのこと。その分余計に眠れた。
_ 昨夜から変だなとは思っていたが、一日中腹具合がおかしい。間歇的に痛みが。
_ としごとば離脱。帰りの電車で座れたので眠ってしまった。
_ で、帰ってみると机の上に『マリア様がみてる ドラマCD』のパンフレットが。
筆者:どうしろというんだ?
おくさん:いや、好きそうだったから。
必ずしもそういうわけじゃないんだけど。
おくさん:これって少女向け小説なんでしょ?
筆者:うん。
おくさん:それを男が喜んで読んでると。
筆者:うん。
おくさん:うげ、どうしてそんな男ばっかりになっちゃったかな……
_ 鮭のホイル包み焼き、レタスと貝割れとトマトのサラダ。
_ さっさと寝よう。
Yellow Submarine
_ 体調が少し落ち着いてきたので、
結:何言ってんのよ、喉が痛いのがバレバレの行動してるくせに。
俺:いきなり話の邪魔をしないでくれよ、おい。
……少なくとも腹痛は抜けたので、ふと思い立って《Yellowsubmarine》のハイパーホビー新宿/ハイパーアリーナ新宿へ。それぞれビルの1フロア全面を使っていてかなりの規模。宮原の本店よりも品揃えは充実している。何を買うでもなく一通りぐるりと見回す。人形がなかなか圧巻だったか。アクションフィギュア(というのか?)の素体ってのがあんなにいろいろあるもんだとは思わなかったよ。それも腹筋が8つに割れている男性体のやつが。
結:素体って、つまり裸なわけ?
俺:そうだよ。一種の着せ替え人形なわけだ。
結:それってどんな人が買うんだろ……想像つかない、あたし。
俺:近くに軍用の迷彩服とかの類が置いてあったから、そういう方面の人じゃないかな。少なくとも最近多いやをいのジオラマ用には使わないだろうな、あの筋骨隆々振りじゃ。
結:うぇ……やめてよ、想像しちゃったじゃない!
俺:やをいには使えないかも知れないけど、兄貴趣味の人だったらああいう方がいいのか……
結:だからやめろー!
_ 適当なところで出ようとして、ふと見ると、幼い女の子2人のイラストと『遊んで お兄ちゃん』(だったかな)の文字が。そのタイトルで、月刊で5冊のフィギュア付き雑誌が出るとか。何だかなぁ。
俺:それに、自分の場合「お兄ちゃん」じゃなくて「お父ちゃん」だもんな。
結:だったらいいかげんそういう方面は卒業しなさいよ。
俺:ほぅ、つまり君の話も書かなくていいと。
結:それは卑怯よ……でもいつ書いてもらえるやら分かったもんじゃないけど。
俺:ふっふっふ、今結ちゃん登場シーンを書きかけているのだよ。
結:なぁんだ、まだ登場かぁ。やっぱりメインの話はいつになるか全然だわね。
_ ポークカレー、グリーンサラダ。
_ 昨夜なんか言ってたおくさんが、今背後で『マリア様がみてる』の最初の巻を読んでいる。
_ FVさん病院へUターンらしい。しかし膿瘍ってヤだなぁ。ついついリアルにイメージしてしまう。
sans sujet
_ 風邪をひきつつあるらしい。喉は痛いし足裏の筋は張るし。
結:どこの体調が落ち着いてきたんだって?
俺:一応腹具合はよくなったんだけど。
結:その代わりに風邪ひいてちゃしょうがないじゃないのさ。
_ のどスプレーをやたらにぷしゅぷしゅやりながら過ごす日中。
_ 鮭のピカタ、南瓜と甘藷の和え物、サラダの残り。
_ はやりものに首を突っ込むのも久し振りだな。というわけで、「液晶持ち歩き」。
通常持ち歩きが
加えて臨時持ち出しが
電話の類を持っていない人は他にいませんな、さすがに。
l'anéantissement
_ 相変わらず喉が痛い。
_ 娘も数日来鼻の回りをべたべたにしていたが、今日は咳き込んだりかったるそうだったりしていたので、おくさんに病院に連れて行かせたら、やっぱり喉が少し赤かったらしい。
_ でもっておくさんも喉が痛いとか言い始める。
おくさん:そりゃ三分の二がひいてるんだもん。
筆者:多数決の論理ですな。
違うだろ……
_ で、いつもの足裏の筋に灸を据えてみるが、全然熱が通ってくれない。かなり来てるかな。体の方はそれほどじゃないけど。
真寿美:またそういうことを言ってると、臍曲がりの言霊が……
俺:ストーップ! その先は言うな。
_ そう言えば
俺:真寿美君、さっきおくさんに言われたんだけどさ。
真寿美:何ですか?
俺:妄想モードの中で、君たち相手の時は偉そうな口振りなのに、あとの二人の時はへこへこしてて、作者なのにおかしいって。
真寿美:向こうの人たちに何か弱みでも握られてるんですか。
俺:いや、そういうわけじゃなくて。
真寿美:えっと、つまりあれですね、acephaleさんは妄想モードの中では作者じゃなくって、元のお話の主人公と同じ位置にいるんですよ。
俺:そっか、確かに向こうの二人はそれぞれ、主人公の先輩と、隣のタメ口で話す若干荒っぽい女の子っていう設定だからな。
真寿美:そうですそうです、それでこっちではあたしたちが仁さんと話す時と同じように話してるんですよ。
俺:なるほど。全然意識しないでそうやってたけど、傍目には違和感があるんだな。
_ 昨日しごとばで突然始まった女性陣のたい焼きパーティーの話をしたからか、おくさんが買い物ついでにたい焼きを仕入れてきた。中身は小倉×2、白餡、クリーム。
筆者:くりーむ?
おくさん:あたしたい焼きの中ではクリームが一番好き。たい焼きって言えばクリームだと思ってた。
筆者:そぉかぁ?
_ 夕方、腹減らしがてら車で出撃。R463を北上中、突然自分の走行位置を見失った。
真寿美:見失ったって……
俺:うん、「えっ? ここどこだ?」っていう感じでさ。
真寿美:怖ぁ…… でも初めて走る道じゃないですよね。
俺:久し振りではあったけど。だからすっかり忘れてたんだねぇ。周囲が暗かったからってのもあるけど。
真寿美:そんな久し振りのところって、いったいどこに行かれてたんですか?
俺:いや、行き先はいつもの古本屋だよ。ただはしごする関係で離脱コースをいつもと変えたんで。
真寿美:今回のお探しは?
俺:美輪明宏とSusan Sontag。
真寿美:……すごい取り合わせですね。
_ 豚キムチ、レタスとアルファルファのサラダ、アボカド切り身、豆腐と馬鈴薯の味噌汁。
_ 鮭のホイル焼き 味噌仕立てかぁ。うちもバターと、あればレモンや酢橘だけど、今度やってみよう。
_ また過去篇……と思いきや導入部か。
_
お見舞いメイン。そろそろぐじゃぐじゃしてきたな。水月のモーション、遙の「おまじない」2連発、茜の水月迎撃(しかし茜が「させないわ」とは言わないような気がした)、そして慎二の水月への。
特に捨て台詞を残して病院を出た後の茜の「鳴海さん……」はよかった。ambivalentな、というよりはむしろ「本当はそんなこと言いたくないのに」という感情がぽろりと出た感じ。
_ あらためて見ると遙の顔色はちゃんと青白くなってたのね。
_ しかし『遙伝説』をここで出すか。
_ 『あゆまゆ劇場』、あんたら「おまじない」言うてもそれは……
sans sujet
_ 順調に悪化中。喉を中心に首から上の節々が痛い。昨夜飲んだ銀ぎょう散は効いた感じがしない。今日は仕方ないのでパブロン服用。市販の総合感冒薬がきれいに効いた例しはないんだが。
_ つい昼寝。気が付くとおくさんも布団を持ってきて横で昼寝。当然娘も寝ている。
_ 夕方1600h近くなって再起動、コーヒーを1杯飲んで出撃。
_ 選挙権行使。が、持って出た投票券が前に行き損ねた参議院補欠選挙のやつだったという間抜け振り。でもすぐに再発行してくれるのね。
_ 川越の《丸広》へ、いい加減浸水の我慢できなくなった靴を買いに。たまたまやっていた青森物産展も覗いてみる。うまそうなものいろいろに混じって、ひばの木関係の品物もいくつか。寄木細工の店が出ていて、気を付けをしている十二支だの、二本の紐を交互に引くと紐を登っていく人形だの。その中にお銚子と猪口を持った「おちょうしぶた」と、ビアジョッキを持った「かんぱいぶた」がそれぞれ大中小と並んでいる。コレクションに入れるべく、「おちょうしぶた」の小さいのを求める。
筆者:これください。
店の主人:えっ?
筆者:これ、ください。
店の主人:買うの?
筆者:ええ。
店の主人:まさか買う人がいるとは思わなかった……これ、趣味で作ってるようなもんだから。
筆者:こっちもぶたさんは趣味で集めてるんで。
あ店の主人:あ、同類がいたみたいで嬉しいですね。
値段もおまけしてもらっちゃったし。というわけで、『ぶたさんコレクション』に追加。
_ あ、クリームって言っても、生クリームじゃないですよ。カスタードっぽいやつです。
_ それでふと思い出して、《一口茶屋》のたい焼きメニューを見てみる。きっとJAGARLさんなら「ありえねー」の連呼。
少なくともしょっぱいたい焼き(ツナマヨネーズ、ピザ)は私も外道と呼びたい。
en panne
_ 完全に風邪ですな……あーだめだ。
_ 雨だけど(だから)昨日買った靴を早々におろす。今日は十二月上旬並の冷えだというから、靴に浸水させて冷えでもしたらかなわん。
_ 鰤の照り焼き(網照り)、キャベツの味噌汁、アルファルファとレタスのサラダ。
_ そこまで行くとたい焼きを通り越してシュークリームの亜種みたいですね。みかんと合わせるってことは、やっぱり生クリームなんでしょうか?