5.浮世絵


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  広重の”東海道五十三次(保永堂版)”の内の”御油(ごゆ)”で”日本橋”から数えて36番目、”吉田”の次にきます。      

当時、文学では”十辺舎一九”の”東海道中膝栗毛”が流行っていて弥次喜多コンビが宿の”留女”の強引な客引に合う様子をユーモラスに描いていますが、広重も大衆の要求に答えて、こう言う絵を描いたのだと思います。                 

この絵には右端の宿の木札に、右から"東海道続編、彫り師名* * *、摺り師名* * *"と、最後に"一立斎(広重)図”と全てのスタッフが記入されていますので、五十三次の中でも代表的な版と言えます。  

また、別の摺りには右端の男の後ろの丸窓に”竹之内版”と版元を記した物もあります。

   
         
         
         


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  この間、谷中へ行った時、道灌山を通りました。                 

この絵から受ける面影は丘陵地と言う事くらいで、現在は家が密集していました。

今では自慢出来るのかどうか、考えさせられます。               

この絵には”広重”と”豊国”の二人のサインが書いてありますが、その理由が分かりません。分かる方教えて下さい。

   

「江戸自慢三十六景」の内 

 "道灌山"            

  広重,、豊国 合作 

       
         
         


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  今、伊豆高原美術館所蔵の司馬江漢肉筆「東海道五十三次」全揃いが話題をよんでいますが、おかげさまで自分も同様のものを1枚持っていたのを思いだしました。

有難う御座います。

元はこれも全揃いの中からこの一枚を入手したものです。

裏に日本橋から数えた四十六と一度書いて墨で消して京都から数えた”拾”、"庄野"と書いてあります。

これが何を意味しているのかは自分には分かりません。  

折帳か何かに貼付け保存されていた割には古色があります。

   
         
         
         

 



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