ルアー工房

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スピンテールジグ(ブレード)の作り方


スピンテールジグのバランスや小技

2010年よりスピンテールジグを作り始め、
いろいろ試行錯誤していくらかわかってきたので、
2018年現在の作り方や使い方を紹介します。

設計の基本
最初に考慮すべき事項です。
適当に作っていると、いろいろ不具合があったので、
押さえておくことをまとめました。

水平姿勢
水平姿勢
リーリング中に水中姿勢がなるべく水平になるように
重心やアイの位置を調整

飛行姿勢
飛行姿勢
飛距離を伸ばすため、頭を前にして安定した飛行姿勢となるように調整。

工夫いろいろ
工夫いろいろ
スピンテールジグ作成は、ライン絡みとの戦い!
さらに、フック同士の絡みやボディへの絡みをなくすように
アイの位置やボディ形状(重心位置)を調整。

作り方
原型が決まれば基本的にジグと一緒です。
簡単ジグ作りを参照してください。

以下に、ちょっと違うところを紹介します。
ワイヤと治具
ワイヤと治具
写真のような治具を作ると、ワイヤの量産ができます。

ワイヤセット
シリコン型にワイヤをセット
ここに鉛を流し込みます。

鉛型完成
鉛の原型が完成しました。

フック固定ゴム
フック固定ゴムとブレード取り付け
ブレード系は、キャスト後やアクションを付けた時に
ライン絡みになることが多い。
これを防止するため、ボディの形状や重心、アイの位置等
試行錯誤を重ねたが解消できず、ゴムで半固定にすることにした。

また、ブレードの接続はライン絡みを防ぐためフックの後端とした。
通常のスイベルをPEでフックに結び、瞬間接着剤で固定。

ブレードの修正
ブレードの修正
市販のウイローリーフブレードのシルエットを小さくするため、
カットしてコアマン風に!

また、巻き抵抗が弱くルアーがバランスを崩すとき、
ブレードをペンチで挟み平らにすることで、
巻き抵抗を増やすことができます。
※#3.5以下のブレードはこうしないと使えない。


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ルアーの作り方から、動きの出し方等、 ルアー作り歴20数年の試行錯誤により得たものを紹介します。

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