「これから論文を書く若者のために」
出版後の進行状況

若手研究者のお経
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2/28(土) の進歩 クリスマスローズ
クリスマスローズという植物がある。冬から早春にかけて咲くので、冬枯れの寂しい庭を彩ってくれる。私の思 いとしては、かなりダサい。春から秋に咲いたら、「何、この地道な 花」と非難 されたことであろう(個人的予想)。ところが、このところじわりと、クリスマスローズに惹かれるようになってきた。その清楚な姿が冬の庭に合う。そして今 日、植えてやろうと思い立ち、ザ・ガーデンに行った。折良く、クリスマスローズ市をやっていた。店内にずらっと並んだクリスマスローズを見て思った。やはりダサい。おまけに高い。帰ろうかとも思ったけれど、初志貫徹して四株買っ た。帰宅後、玄関アプローチ横の花壇に植えた。


おお、すごく良い感じではないか。そして思った。この花は、恵まれた境遇に似合わないのだ。だから、華やかな店内では駄目。薄倖な感じで咲いてこそ生きる と、その身の上を理解した。 つまりは、下を向いて咲くその姿は二月にこそ相応しい。これが五月だったら、「上向 けよ」とイライラするであろう。
J リーグ開幕を告げる富士ゼロックススーパーカップを見た。鹿島アントラーズ 3-0 ガンバ大阪。両雄の対決というのに、前半で 3-0 となってしまうのはちょっと。それに、我がクラブがせっかくガンバ大阪に勝ったのだから(2/18 の進歩参照)、 大阪には頑張って欲しかった。我がクラブの偉業がかすれたみたいで面白くない。
 一方、宮崎では、みちのくダービーが行われた。ベガルタ仙台 4-2 モンテディオ山形(45 分 × 3 本)。これにより、山形に替わって仙台が J1 で闘うことになった、というわけではないが、気分 は良い。ただし、仙台に新加入の朴は足首痛で欠場したらしい。太り過ぎで調整は遅れるし、なのにバナナを食べて見つかるし、みちのくダービーは欠場するし、大丈夫かこの 子は?
2/27(金) の進歩 車で行くので
今年の生態学会は岩手県立大学(岩手県滝沢村)で行われる。近場なので車で行くつもりである。せっかくだから、焼走り温 泉に二泊しちゃったりする。滝沢村ならば、盛岡に泊まるよりも焼走り温泉に泊まる方が近いのだ。
 車で行くとなると ‥‥‥、あんを連れて行こうかと思案中である。

箱詰め直前のあん。このような箱に詰めて持って行くか。

無論、宿の中に入れることは出来ない。でも、車中でのお留守番は慣れたものである。一晩中お留守番させても大丈夫であろう。仙台に残してペットホテルに預 けたとしても、ほとんどずっと籠の中で過ごすことになるのだ。ならば同じことではないか。連れて行ってしまえば、あんも寂しがらないし、ペットホテル代も 浮く。問題は夜間の車中の寒さだ。籠を毛布で巻いて、その籠の中に入れておくか。
 連れて行くとなると、昼間は会場の駐車場で過ごすことになる(会場にも車で通うつもり)。だから、合間を見て遊ぶことも出来る。座長の仕事とかをほっぽ り出し、「酒井さん見かけませんでしたか?」「さっき、犬連れて歩いていましたよ」 てなことになるかもしれない。
腰が痛い。かなり痛い。辛いからもう帰る。
2/26(木) の進歩 ちょっとは考えなさい
笑ってしまうニュースだ。昨日の朝、大学前にスキーツアーのバス 4 台が 30 分も駐まって、渋滞を引き起こしたそうである(河北新報よ り)。 片側一車線の道路に 4 台も駐まれば、そりゃ渋滞になる。ちょっとは考えなかったのだろうか?  入学試験のため、受験生が続々と集まる時間帯というのに。おかげで、大学と仙台 駅をピストン輸送する臨時バスに大幅な遅れが出たそうだ。遅刻した受験生が出て再試験となったら、「東北大にて、スキーツアーのバスによる渋滞のため再試験」というニュースが社 会面を飾るところであった。そんな記事を見たら、私は大ウケするけど。
モデルの抜本的改良は目処がついた。基本路線は同じであるけれども、かなり違ったモデルに生まれ変わった。実は、この改良を行うかどうかちょっと 迷った。 このままのモデルで論文を書いてしまい、その後に改良モデルを作ればいいのではないか。そうでないと、改良前モデルが無駄になる。でも、一刻も早く改良し たいという欲求を抑えることが出来なかった。改良モデルを作ってみて吹っ切れた。改 良前モデルに対する愛情がすっかり冷めた。これをわざわざ論文にする暇があったら、新たな研究を始める。ありがちなパターンですな。
2/25(水) の進歩 私に出来ること
今日明日と、東北大学の入学試験が行われる。緊張した面持ちの受験生が構内に入ってきている。11 時頃、昼食を摂りに生協食堂に行くと、保護者らしき方がたくさん座っていた。食事を摂っているわけではない。試験が終わるのを待っているのだろう。でも、 試験が終わるのは 16 時頃である。それまでずっと、ここで待って過ごすのか。そもそも、どうして待っているのだろう?  車で来たのであろうか?  しかし、構内に車で入ってはいけないはずだ。それとも、バスかタクシーに一緒に乗ってきたのであろうか?  いくらなんでも、そこまでするものか。----------------- 「過保護」と片付けることは簡単だ。でも、お子さんのことを思う気持ちもわかる。不安で心配で、平静になり切れないのかもしれない。そして思った。今なら ば、私にも出来ることがある。「必要になりますよ」と、「これ論」「これ学」「これ レポ」を持って行けば、ほとんどの方が買ってくれるであろう。<--- 振り込め詐欺の原理:相手の心理状態を利用する
昨日、論文を書いていて気づいてしまった。モデルを抜本的に改良するべきではないか。そうすればぐっと面白くなる。そう思い立ち、モデルの作り直 しに着手した。こういうことを何度繰り返すのかと、我ながら呆れる。「書くことは考えること」と、よく言ったものだ。書くほどに、モデルの改良点に気づい てしまう。
2/24(火) の進歩 訳がわからない
「Jリーグ選手に実働プレー時間増加呼びかけ」という記 事だ出た。

「日本サッカー協会の松崎康弘審判委員長(55)は23日、Jリーグ選手に対し、減少傾向にある「アクチュアルプレーイングタイム」を増やす努力をするよ う呼びかけていることを明かした。「アクチュアル−」とは、ボールがピッチ外に出たり、ファウルなどでプレーが停止したりするアウトオブプレーを除いた実 際のプレー時間のこと。」

まさか審判に言われるとは。実働プレー時間を増やす一番の策は、訳がわからない反則を取るのを止めることであろう。
 しかし、「訳がわからない」のはこのことではない。「実働プレー時間」と言っておきながら、「アクチュアルプレーイングタイム」と、わかりにくいカタカ ナ語を使っていることである。そして、「「アクチュアル−」とは、ボールがピッチ外に出たり、ファウルなどでプレーが停止したりするアウトオブプレーを除 いた実際のプレー時間のこと」とわざわざ説明していることである。なんでこんな無意味なことをするのか訳がわからない。「実働プレー時間」を使い続ければ 済むことではないか。
 新聞でもテレビでも、「日本語の短い言葉」を使えば済む言葉を、わざわざ、カタカナ語(原語を知らないと意味を把握出来ない言葉)に置き換える風潮があ る。いや、「風潮」というより「義務」みたいである。そしてご丁寧に、かっこがきで日本語の意味を添えたりしている。たとえばこんな感じ。

イノベーション(技術革新)
ネグレクト(育児放棄)
モチベーション(動機)

なんでこんな無意味なことをするのか、その理由がさっぱりわからない。
事件です(このブログの一番下の写 真)。ぱっと見、ふつうに困っているみたい。あんがこうなったら発狂するのではないだろうか(2006.11.19 の進歩)。
論文を鋭意執筆中である。先日まで、文献読みに励んでいたやつだ。一気に書いて一気に投稿し一気にリジェクトされるか。
2/23(月) の進歩 キャンプは 28 日まで
ベガルタ仙台の宮崎キャンプが 2/28 で終了することになった。翌日に仙台に戻り、3/8 の札幌での開幕戦に備える。当初は、ぎりぎりまで宮崎でキャンプをして、札幌に直接乗り込む予定であった。しかし、札幌と宮崎の気温差や飛行機での移動距 離 を考えると、仙台で最後の調整をする方が良いという判断になったらしい。おかげで、直前の調整を見に行くことが出来ることになった。嬉しい。
人間ドッグに行った。三年ぶりくらいである。朝起きてみると、腰が異様にだるいし舌は真っ白。人間ドッグは省略して、そのまま入院した方が良いの ではという状態であった。でも、形式どおりに地道に検査を受けていった。病気を正しく見破るか、この病院の力量を試したのだ。さ、私の挑戦を受けてみよ。 この勝負に勝って損をするのは私だがな。
 視力検査を受けて愕然とした。右 1.2 は良いとして、左 0.4 だと。なんなんだこれ。ちなみに、視力検査は、私にとっては勝負の場である。わっかが切れている方向がわかる場合は問題ない。わからない場合は勝負にで る。「右」「左」「上」「下」のどれかなのだから、当てる確率は 1/4 だ。私に、「わかりません」という選択肢は無い。なんのための検 査か。

投稿完了。うまくいきますように。
2/22(日) の進歩 シラビソとトドマツ
今日の午前中に、シラビソとトドマツが届く。居間の前に植えて、目隠しを強化するのだ。ところが、待てど暮らせど宅配便 が来ない。午前中配達というのにどうしたのか? しびれを切らし、12 時 10 分前に電話を取った。と、あんが激しく啼きだし、トラックが着いたことがわかった。叱ろうと振り上げた手をごまかすように、電話機を降ろした。シラビソと トドマツは予想外に大きかった。そして残念なことに、主軸が交替していた。すっと伸びているはずの幹が、途中で曲がっているのである。おそらく、生長を抑 えるためにわざと主軸を切ったのであろう。余計なことをしてくれる。木の交換なんて無理だろうから泣く泣く植えたけれど、かなりがっかりである。

明日は人間ドックに行く。今夜は大人しく休肝日だ。
2/21(土) の進歩 サイン会開催
岩手で行われる生態学会で、「これから学会発表する若者のために:ポス ターと口頭のプレゼン技術」のサイン会をすることになった。

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3月19日(木曜日)午後12時30分〜午後1時15分まで(45分間)
著者サイン会:『これから学会発表する若者のために』
場所: 展示会場の共立出版ブース にて(生態学会第56回大会会場・岩手県立大学)
  
【次の書籍へのサインもできます】
『これから論文を書く若者のために』(これ論)
『これからレポート・卒論を書く若者のために』(これレポ)
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「これ論:大改訂増補版」が出たときもサイン会をやったけれど(2006.3.25 の進歩参 照)、あの時は、発売直後ということもあり盛況であった。今度は、発売から四ヶ月が経過してしまっている。誰も来てくれないと大変みじめなので、助 けると思って、どうか来て下さい。

我が家の庭の西側通路に、ウラジロモミを一本植えた。風呂の窓から見える部分であり、目隠しを強化しようと思ったのだ。昨日の雪がまだ残ってい る。30 cm ほどの深さの穴を掘ると、20 cm の深さの水たまりが出没した。我が家のあたりは粘土質で、水はけがすさまじく悪いのだ。庭全体に暗渠排水(地下にめぐらした排水設備)を施しているけれ ど、通路部分の端っこには行き渡っていないようだ。水たまりにスコップを入れて、さらに掘り進める。まるで水脈を探り当てたようである。強引に植えたけれ ど、大丈夫かね?
2/20(金) の進歩 北関東の盟主の座 とはいっても、上杉謙信と北条氏康の闘いではない
北関東に、すさまじき覇権争いが勃発している。水戸ホーリーホックの木山監督は、「今季は「8位以上を狙う」」(J's goal より) と宣言。「ただ、それ以上に絶対的な目標としてクリアしないといけないのは「北関東の盟主」の名を勝ち取ることである」(J's goal よ り)。ふーーーん。かたや、J2 新加入の栃木 SC も、茨城全体を倒すために闘志をたぎらせているらしい(これを見よ)。水戸ホー リーホックを倒すのはもちろんである。鹿島アントラーズに対しても、J2 で待っていると挑戦状を叩き付けている。
朝起きて外を見ると、雪が 20 cm くらい積もっていた。聞いていない。いつの間に。仙台法務局に行く用事があるのだけれど、この大雪で大丈夫か。で、大丈夫ではなかった。自宅を出でしばら く行った所の坂で大渋滞、というか、車が全然動かない。やむなく自宅に引き返して、生態学会の宿の予約などをして過ごした。10 時頃に出かけ直すと、渋滞は解消していた。雨に変わっていた中を仙台法務局へと向かった。迷いに迷って到着。なんてわかりにくい所にあるのか。何をしに来 たのかというと、売却した旧居と購入した新居の登記事項証明書を貰うためである。確定申告に必要なのだ。証明書一件につき 1000 円もぼったくるという。五件必要だったので、5000 円もぼったくられた。憤然。おまけに、ぎりぎり 5000 円しか持っていないことに気づいた。金を払ったら、財布の中が 75 円になってしまった。駐車場代も払うことが出来ない。冷たい雨が降り、道はぐしょぐしょの中を、傘も差さずに(持っていなかった)コンビニの ATM まで歩くはめに なった。確定申告で税金が戻ってきたら、世の悪のために遣ってやると 決めた。
 ついでに。昨日の日記では「税理士」と書いたけれど、「司法書士」の間違いであった(訂正済み)。
文献読みは一段落した。世の中の情勢は大体のところわかった。来週、一挙に書き上げてしまうか。
2/19(木) の進歩 司法書士の仕事は年と共に価値が下がるらしい
確定申告をするため、鈎取の旧居の原価償却額を計算した。家が古くなると価値が下がるので、その下がり分が減価償却額と なる。築八年の我が家の場合、原価償却額 = 購入価格 × 0.9 × 0.025 × 8 である("8" は築八年、"0.9" と "0.025" はとある係数)。実際に購入に要した費用には、建築費用に加え登記費用がある。登記費用とは、所有権の登録手続きをして貰うために税理士に払う費用のこと だ。古くなるのは家であるので、「購入価格 = 建築費用」として計算する ----------- と思いきや。「購入価格 = 建築費用 + 登記費用」として計算するのだそうだ。???、なんかよくわからないが、司法書士の仕事は年と共に価値が下がるとでも理解するべきなのか?  「この所有権は八年経っているので、価値が下がっていますな」とか。
昨日の試合、ガンバ大阪はほぼベスト布陣であったらしい。つまりベガルタ仙台は、遠藤のいるチームに勝ったのである。すごいことだ。あの飄々とし た選手、なんか勝てる気がしないではないか。なお、手倉森監督は「点数は75点」(サ ンスポより)と語っているが、実際には 1 点である(ベガルタ仙台 1-0 ガンバ大阪)。
今日はひたすら論文読みをした。関連性が高い論文が出てきたりして、というより、オリジナル(と思っていた)部分を七割ほど吹き飛ばす論文が出てきたりして、 ちょっと憂鬱である。いやー、こういう論文が出てくると、自分のモデルの新しさを深く考え直す(こねくり回す)ことが出来て良いですな。
2/18(水) の進歩 アジア王者を倒した
本日の練習試合の結 果。ベガルタ仙台 1-0 ガンバ大阪。アジア王者であるガンバ大阪を倒した。「やられるのもいい経験です」(手倉森監督の言葉;サ ンスポより)と謙虚な気持ちで臨んだのに、(結果だけを見ると)やられなかったみたいである。一方の大阪は、「G大阪に暗雲…主力相次ぎ負傷、今 度は加地」(サ ンスポより)という状態であった。そこへ J2 に負けたのだから、明日の新聞記事をとても書きやすくなったと思う。
モデルの改良を進めた。いや、モデルを変えたというより、着目するパラメータを一部変えたというべきである。面白くなったような気もする。でも、 もう少しじっくりと考える必要がありそうだ。
朝から不景気なメール。けっ。またしても、レフリーは褒めているのにエディターはリジェクトというパターンだ。「紙面が足りないから」だと。E- ARTICLE(紙面には印刷せず、電子出版だけをする論文)があるのだから、その言い訳はもう通用しないぞ。
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2/17(火) の進歩 カントリーロード
カントリーロードを買った。ベガルタ仙台の昨季の闘いをまとめた本である。毎年、この時期に発売される。128 ページに渡ってびっしりと昨季を振り返っているので、とても読み応えがある。みんなで買おう!
 新加入のソアレスの写真を 見て密かに思っていること。ロ ペスが、気づかれないように名前を変えて戻ってきたのではあるまいか。
カントリーロードに、岡山の言葉も載っていた。戦力外通告を受けるも、仙台の一員として最後まで闘ってくれた岡山。入れ替え戦に敗れた後、その心 情を吐露してくれた。「僕はこの一ヶ月、本当に良い意味でも悪い意味でもサッカーに対してすごくいい気持ちになっていたところがあります」。------ -------「悪い意味でも」「すごくいい気持ち」って何だ?
朝からずっと論文読みをしている。つまらん。まるで地獄だ。
 すっかり嫌になって、モデルの改良に走ってしまった。些細な改変をしただけのつもりなのに、解がおかしなことになった。バグではないと思う。どうしてこ ういう解が出るのか?  直感的に理解できない。もしかしたら、面白くなるかもしれない。一方、またしても時間の無駄をしている可能性もある。数 日後の日記に、「この改変はまったくの無駄であった」と書いちゃう。
2/16(月) の進歩 雪
昨日までの春のような陽気から一転して、雪が本降りとなってきた。研究室の窓から我が家の方角を見るも、真っ白で何も見 えない。今日は休肝日と思っていたけれど、これでは雪見酒になってしまいそうだ。
イタポンの論文セミナー。帰化植物を使ってアリー効果を調べた論文を紹介してくれた。PNAS の論文だしデータは綺麗だ。しかし皆が、「実験集団間での遺伝的交流があったのでは?」という疑いを抱いた(あったら大問題;もちろん、著者らは「無い」 としている)。100 m ほどの距離なんて、マルハナバチは平気で飛んで行くだろう。それと、2007 年の論文なのに、データを取ったのが 93-94 年というもの妙に気になった。
結局、モデルは改良しないことにした。言葉で説明すれば改良は不要という結論に至った。レフリーの結論とは違うと大問題である。
2/15(日) の進歩 花壇
またしても、新しい花壇を作って貰った。


枕木と煉瓦の組み合わせの花壇だ。枕木は、そこらで売っているようなものとは訳が違う。スイスの鉄道で実際に使われていた本物である。重く堅く、左官が、 切るのに一苦労していた。
 この花壇も、玄関アプローチから目に付くところにある。ぐっとお洒落になったであろう。なにしろ、以前の状態はこんな(2007.10.20 の進歩参照)であったのだ。違いがわかるようにと、以前の写真を側に立てておくか。
花壇を作った勢いで、寄せ植えの復旧等をした。寄せ植えの中の植物が三割ほど死亡していたので、新しい花に入れ替えたりと。ちなみに、鉢植えした ガーデンシクラメンの死亡率は 50 % であった。生存した個体も、綺麗とは言い難い状態である。地植えすると死亡率 100 % であったので、良しとすべきか。
2/14(土) の進歩 強風
朝からすごい風が吹いている。修論の神が怒ったか のようである。数十秒ごとに突風が襲い、庭の植物を叩き付けるように揺する。気づくと、先日に移植したシラカンバが倒れていた。竹の支柱三本も意味無しで あった。憤然としつつ立て直した。しかし、強風の中での素人作業は大変であった。脚立の上に立っていたら、脚立ごと倒されたりと、危険な目にもあった。一 時間ほどで、なんとか復旧させた。もう、倒れてはいけません。
 それにしても暖かい。四月のような陽気だ。西の方では夏日(最高気温 25 度以上)を記録したとか。二月というのに信じられない。
久しぶりに陸女寿司に行った。無論、あんを連れて行った。あんが、隣室のお客さんの所へ勝手に行ってしまい、ひんしゅくを買った。すいません。
2/13(金) の進歩 修論発表会
修論発表会があった。研究室一番手のリサ子は、ポインタに妙に力が入っていた。ぐるぐると力強く回る緑の光が見る者を捉 えて離さなかった。続いたひじりは、後半になると、聴衆が咀嚼する間もないペースでスライドを送っていた。いったいどうしたのかと思ったら、一鈴を終鈴と 勘違いしたそうである。それで大焦りになり飛ばしまくったそうだ。ぶっちーはいつものペース。たんたんとこなしていた。最後のこじは、ひじりとは対照的 に、本当の終鈴がなっても余裕であった。ゆっくりとした口調を崩さずに二分超過。みなさん、お疲れ様でした。
モデルの改良について考えている。なんとか、今のままで良いという論拠を得たいのが本音だ。実際、今のままでもいい気がする。もう少し考えること にしよう。
確定申告の準備を進めている。自宅を売却したので、その申告の仕方を調べた。国税庁の説明は相変わらず極悪だ。たとえばこんな感じ。

「確定申告書を提出する個人が、平成16年1月1日から平成21年12月31日までの間に譲渡の年の1月1日における所有期間が5年を超える居住用の譲渡 資産(マイホーム)の譲渡(その個人の親族等に対する譲渡や贈与又は出資による譲渡を除きます。以下「特定譲渡」といいます。)をした場合において、譲渡 した年の前年の1月1日からその特定譲渡をした年の翌年12月31日までの間に買換資産(新たなマイホーム)の取得(建設を含みます。また、贈与による取 得及び金銭債務の弁済に代えてする代物弁済としての取得は除かれます。)をし、かつ、その取得をした年の翌年12月31日までの間に居住の用に供したとき 又は供する見込みであるときは、そのマイホームの特定譲渡による譲渡所得の金額の計算上生じた損失の金額に係るものとして一定の方法により計算した金額 (以下「居住用財産の譲渡損失の金額」といいます。)について、一定の要件の下で、他の所得と損益通算する特例及び特定譲渡の年の翌年以後3年内の各年分 の総所得金額等の金額の計算上一定の方法により繰越控除する特例の適用を受けることができます。」(税について調べるより)

恐ろしいのは、これが、法律の専門家向けの文章ではなく一般向けの解説文であると いうことである。こんな文章を書いて平気な奴の頭の中を見てみたい。税務署の職員も文章の読解に苦しんでいるのか、税務署に電話して聞いてみても、人に よって言うことが違っていた。
2/12(木) の進歩 闘志躍動 思いを胸に‥
ベガルタ仙台の、今季のスローガンが決まった(ベ ガルタ仙台公式ページより)。

闘志躍動 思いを胸に‥

ちなみに、過去のスローガンは以下の通りだそうだ。

2000年  あなたとJ1
2001年  あなたとJ1
2002年  (なし)
2003年  もっと、高く・強く
2004年  Be Creative & Run考えよ、疾走せよ
2005年  熱く 楽しく そしてひとつに
2006年  勝利or勝利 〜絆を力に変えて〜
2007年  新仙走破 〜そして進化。〜
2008年  感動一体 絆は次なるステージへ

こうやって振り返ると、スローガンなんて何でもいいとつくづく感じ入 る。要は、素晴らしいサッカーをして J1 に上がることである。
日本代表は昨夜、オーストラリア代表と 0-0 で引き分けた。勝つことはできなかったけれど内容は良かったと思う。後半は、オーストラリアを圧倒していた。しかし、オーストラリアのゴール前での強さは さすがであった。一点が遠かった。悔しいけれど、前を向くことにしよう。
いよいよ明日、修論発表の本番である。どうなることやら。
またしても、モデルの改良を思い立った。今までの改良とは訳が違う。改良で きなかったらモデルが無価値になるという恐ろしいものである。しかし、上手く改良できるかどうかわからない。こんな大変な時に、修 論発表会とは。
2/11(水) の進歩 決戦
今夜、ワールドカップ出場を賭けた一大決戦がある(19:20 試合開始)。宿敵オーストラリアを必ずや倒し、ワールドカップに向けて大きく前進するのだ。自分のために卵焼きを作って身を清め、我が代表を応援すること にする。
今日も研究室に出てきた。この職場にいると、見返してやりたい思いが募るば かりである。だから、文献集めを頑張るのだ。
昼に、天丼を食べに行きがてら藤崎に寄った。あちこちに、チョコ売り場が出現していた。人も一杯であった。テレビの取材も来ていた。陳列台を何気 なく覗くと、人面をかたどったチョコがあった。実物大である。しかも、モアイ像みた いな顔をしていた。不気味のひと言だった。これをあげる心理は、愛でもなく義理でもなく恨みではないかと思った。なお、チョコが溢れる藤崎で私が買ったのは、白味噌で ある。
2/10(火) の進歩 卵焼き
朝、研究室に着くと、リサ子とマツハシがいた。こんなに早くから何をやっているのか。「合宿中」とのことで、朝食の支度 をしているところであった。そして、「お願いがあります。私たちのために卵焼きを作って下さい」と頼まれた。一瞬、マッチ売りの少女が思い浮かび、作ってあげることにした。しかし、卵焼き器がな い。普通のフライパンで、上手く巻くことができるのか。でも、なんとか形になった。卵焼きというものは、終わりが良ければそれで良いのだ。つまりは、一 回・二回・三回と巻くうちの、途中の巻きで失敗しても見た目にはわからない。最後の巻きさえ上手くやればよい。で、お味はいかがでありましたか。
昨夜、バラ用の無農薬液の作成を試みた。木酸液に多量のニンニクを漬け込むと効果有りという情報をネットで見つけ、作ってみることにしたのだ。ニ ンニク 3 ネット分をフードカッターで粉砕し、木酸液 2 リットルに漬け込んだ。ニンニクの臭いが凄まじかった。部屋中がとてつもなく臭くなった。窓を全開して書斎に避難した。寝る時間になったので、あんを連 れて布団に入った。なんか臭い。寝室にまで臭いが上がってきているのか?  くんくん嗅ぎ回って気づいた。あんがニンニク臭くなっていた。
モデルの目処がついたので、文献検索を再開した。親子の対立に関する文献を集めた。
修論の発表練習三つ。質疑応答を上手くこなせるのか心配になってきた。こうなったらもう、聴衆に根回しをしておくしかない。細君あたりに、「思いっきり無慈悲な質問をして」と頼んでおくか。
2/9(月) の進歩 バラの無農薬栽培
バラの無農薬栽培に取り組もうか思案中である。そう思う理由は三つある。第一に、無農薬に越したことはないからだ。あん もいることだし、庭を毒物で汚したくない。第二に、西洋芝も無農薬で育てているからである。我が家の庭で一番偉い西洋芝(2008.10.28 の進歩参照)でさえも無農薬なのに、バラに農薬をやるのは筋が通らない(い や、通っているかもしれないが)。第三に、性格上、農薬のやり方がしごくいい加減になるので、どうせ病虫害が出るからである。ならば無農薬でも同じではな いか。
 とは言っても、無農薬栽培と放置(何もしない)は違う。放置するのはさすがに怖い。重曹や木酸液を撒くと良いという話を聞くけれど、いったいどれくらい 効果があるのか。
今日の午前中は、数理生物学の本に載せる原稿の改訂をした。明日には返送できるであろう。
 その後、モデルの解析に取り組んだ。その甲斐あって、着目すべき点を新たに見つけた。親による資源供給期間が長いとどうなるのかという点である。小卵多 産と大卵少産の話に関連づけられそうだ。
2/8(日) の進歩 あんの宿敵現る
我が家に、あんの宿敵が現れた。しかし、当のあんはその事実を知らない。

宿敵が現れたことも知らず、「おやつ貰えないかな」と何となく思っているあん。

その宿敵の正体は。それは、この、生ゴミ乾燥処理機だ。

生ゴミ乾燥処理機。その口は、あんの口を遙かに凌ぐ大きさである。

これまであんは、人参の切れ端とか大根の皮とかを貰っていた。しかしこれからは、その大部分が生ゴミ処理機に入れられることになるだろう。こっちは下痢も しないし。
 さっそく使ってみた。ストレス解消、すこぶる快適である。この日のゴミは、あんのトイレシートとビールの栓だけに減った。物を無駄にしていないという気 分になれる。ゴミ箱が生ゴミで汚れることもなくなった。もう一つ嬉しいのは、庭の枯れ草の処理に使えそうだということである。これまでは、枯れた草を短く 切って、庭内の地面が露出した部分(花壇内とか、樹木の下とか)に蒔いていた。しかしどうも見た目が悪かった。生ゴミ処理機にかければ堆肥状になる。これ を蒔くのならば、見た目も改善されるであろう。
バラの剪定をした。ばっさばっさと切りまくると、春の開花が良くなるのだ。1/2 - 1/3 位の高さに切り詰めてしまうのだから、バラというのも過激な植物である。系統ごとに剪定方法が違うし、バラを前にすると、どこで切るべきかけっこう迷う。 朝から始めて、午後三時くらいまでかかってしまった。開花が待ち遠しくなった。
2/7(土) の進歩 日程発表
J リーグの日程が発表された(これ)。 ベガルタ仙台の開幕戦は、敵地でのコンサドーレ札幌戦である。ホーム開幕戦は、3/21 のサガン鳥栖戦だ。私はその日、生態学会参加のために岩手にいるであろう。いや、確かに言えることは、その日の朝までは岩手にいるであろうということだ。21 日は生態学会最終日ということもあり、なんとも誘惑に駆られる日程だ。5/23 のホーム戦の会場が未定となっている。高校総体のため、宮城スタジアムを使用できないためだそうだ。この日はアウェー戦にするとか、融通が効かないもの か。
 ともかくも、一人でも多くの方が観戦に訪れ、我がクラブの闘いを支えて欲しいと思う。
今日は一日中庭仕事をした。まずは、築山の高山帯化だ。先日に引き続き、芝生を剥がして高山植物を植えた。

説明面倒。どこに植えたのか何となくわかるでしょう。

無事に育つのかどうかは知らない。育ったら儲けものという態度である。
 ついで、樹木の移植をした。再来週にトドマツ・シラビソ(目隠し用)が届くことになったので、それらを植える場所を確保する必要があるのだ。そのため、 シラカンバとカツラを別の場所に植え替えた。この移植自体が効果的であった。林が迫る感じが増して、ぐっと良くなったと思う。
2/6(金) の進歩 ありがとう
昨日の日記の末尾に書いたことを読んで、マツハシが心配してくれた。そして、元気が出るようにと差し入れを持ってきてく れた。その後、はるちゃん・みっちーも、食事に誘いに来てくれた。みんな、どうもありがとう。気遣いが嬉しい。あれを書いたのは、「自分のことはどうでも いい。他人さえ不幸なら」というフレーズを突然思いつき、「うぷっ」と一人でウケた ためである。そして、日記に書きたいという衝動を抑えられなかったのであった。ごめんね、余計な心配をかけて。
今日も、モデルの改良に勤しんだ。そしてついに悟った。この改良は無用で あった。すっぱり元に戻すべし。三日ほど時間を無駄にした。
修論発表練習四つ。皆の時間を取るのだから、人前で話せる段階にしておくべし。そうでないと、コメントする気も起こらなくなる。
2/5(木) の進歩 鹿児島キャンプ終了、延岡へ
ベガルタ仙台は、鹿児島でのキャンプを終えて、次のキャンプ地である延岡に向かう。鹿児島のキャンプ地は素晴らしかった そうだ。「来年もここで」と選手は口を揃えているとか。来年も選手でいられる保証は無いけれど。でも私は、心情的に延岡を 大切にしたい。延岡の方々が、ベ ガルタ仙台にいかに尽くして下さっているのかを知っているからだ。九州で試合があるときは、皆で応援に来て下さる。他にもいろいろ。だから、延岡キャンプ を無くさないで欲しいと思う。
月初め談話会があった。修論生はやること明白。発表本番に向けて準備を怠りなきよう。マツハシは、サンプル処理で大変そうであった。その上に論文 セミナーを担当すると「泡を吹きます」と言うので、比喩ではなく実際に泡を吹く姿を是非とも見たいと思った。
 その後、講座セミナー二つ。みっちーは、プレゼンも良く出来ていたし、内容も面白かった。植物の各部位の P:N 比に対応して、草食者がどういう戦略を採るのか。これからの研究を期待している。

朝から、モデルのバグに悩んだ。変な解が出てくるのだけれど、その理由がどうしてもわからない。いろいろ調べた結果、「If x > 0」という条件文が働いていないらしいことがわかった。では、どうして働かないのか?  さらに苦悶してようやくわかった。Mathematica の数値計算では、0 が、10^- 25 (マイナス 25 乗) といった感じで出力されることがある。これは、ゼロなのにゼロではない。そのため、ゼロなのにゼロよりも大きいと判定されてしまうことがあるのだ。融通の 効かないやつだ。
疲れた ‥‥‥‥‥。もう、自分のことはどうでもいい。他人さえ不幸なら。
2/4(水) の進歩 今夜はフィンランド戦
日本代表は今夜、フィンランド代表と親善試合を行う。11 日のオーストラリア戦に向けての大切な強化試合なので、皆さんお忘れ無く。フィンランド代表とではなく湘南ベルマーレと闘う方が強化になるという意見もあ るが、先日の練習試合の結果:フィンランド代表 0-1 湘南ベルマーレ大男達と闘っておくことが大切である。中澤や闘莉 王が並の高さになる相手にどう挑むのか。素早いパス回しで翻弄することを期待したい。
修論審査をした。面白い学生だった。本番でも頑張って。
またしても、モデルを改良してしまった。論文を書いていて、「こういう条件も必要だ」とふっと気づいてしまう。そして、その条件を採り入れるため にモデルを改良する。こんなことをしばしば繰り返している。問題は、改良することで、モ デルが良くなっているのかどうかということである。
2/3(火) の進歩 「これ学」を読んでから来るように
もうすぐ修論発表会である。修論生は、頑張ってその準備を進めているようだ。その際、「これから学会発表する若者のために:ポスターと口頭のプレゼン技術」を前もって読んでおくようにね。 この本は、修論・博論・卒論の発表にも大いに役立つはずなのだ。本日、一名の方がスライドを見せに来たけれど、「これ学」を一行も読んでいない節が明確であった。曲がりなりにも私は著者であ るので、気を遣うという意味でも一読が必要である。自 分の修論生さえも読まないとなったら、著者はいったい何処へ旅立つべきか。
修論審査を二つやった。発表本番でも頑張って頂戴。
昨夜偶然、「医龍」というドラマを見た。稲森いずみが、冷徹な女医を演じていた。バチスタ手術を成功させ、それを論文にする。手術の失敗は許され ない。だから、今手術をしないと命が危うい患者ではなく、成功率が高い患者を選ぶ。心の葛藤を隠して、平然とそう言い切る稲森。患者は論文のために 存在する --------。私も、画面を指さしながら言ってやった。「これ論」読 めよ。なにしろ、冷徹非常に書いた論文がリジェクトされたら、 格好悪いことこの上ない。ついでに、冷徹な女医が、「なぜ、ベガルタ仙台は強いの か:勝利を呼ぶ牛タン定食仮説の検証」を読んでい る姿を想像してみよ。
モデル解析をほぼ終えた。そして、結果の章を書き始めた。面白い論文になると思う。なんか、胸が高鳴っている。
2/2(月) の進歩 第 15 刷り出来
これから論文を書く若者のために:大改訂増補版」の第 15 刷りが出来した。これで、累計で 1,9000 部の出来となった。初版と合わせると 3,6000 部である。お買い上げ、誠にありがとうございます。
悲報。ベガルタ仙台の雰囲気的支柱であった岡山の浪人が決定したらしい(本人のブログ)。 ジュビロ磐田が興味を示しているという報道があったのだが ‥‥‥。自分がオーナーのブラジル料理店バハカォンで働いたりしながら、復帰を目指すという。一日も早く、新天地が決まることを願っている。そうでない と、バハカォンの店員が大迷惑ではあるまいか。「オフに来店し大はしゃぎした挙げ句、グラスを割りまくってオーナーにも関わらずスタッフか らブーイングを浴びる」とか(ここの最下段 の記事)。
 かたやベガルタ仙台には、ナイジェリアの元 23 歳以下代表が練習参加しているという(ス ポーツ報知より)。身体能力に期待が持てそうだ。はたして獲得するのか。
今年を飾る画期的な商品と思う。ベンチとする ところが素晴らしい。座るのではなく跨ぐのであろうか。いずれにせよ、寛ぐのとはちょっと違う気がする。
論文の結果の章を書くために、改めてモデル計算をしている。パラメータの値を色々に変えて、どういう結果が出てくるのかを試しているのだ。そし て、対比的な結果になるパラメータの組み合わせをいくつか選び出す。それぞれを図にして、「パラメータが○○の場合はこういう結果になる」と書こうと思っ ている。今のところ、どんなにパラメータの値を変えても、ほとんど区別の付かない結果しか出て来ない。ある意味すごいけれど、これでは図一枚で十分だ。
2/1(日) の進歩 とうほく蘭展&バラとガーデニングフェスタ2009
今日は快晴である。どこ行くわけでもなく、我が家でくつろいで頂く。庭を見たり、陽光降り注ぐ居間でのんびりしたりと。 昼食をまる賛で摂り、その足で仙台駅へとお送りした。
 見送りの後に私は、「とうほく蘭展&バラとガーデニングフェスタ2009」に行った。会場である夢メッセ宮城の駐車場は大混雑で、入るのに 30 分くらいかかってしまった。ようやく会場入りすると、巨大な蘭のディスプレイに圧倒された。確かにこれはすごい。でも、私の目当てはバラだ。そそくさと、 バラのコーナーへと向かった。ここでは、バラのハンギングに吃驚、こんなこと出来るんだ。でも、驚いたのはここまでだった。あとはさして面白くなかった。 さらには、会場の半分が売店であることにも興ざめした。しかも、園芸とはまったく関係ない売店がたくさんある。カラープリンタだの紙おむつだの郷土の味だ の。商売っけの強さに嫌になってしまった。一時間も見ずに、早々に会場を後にした。

四時くらいに帰宅した。庭は相変わらず雪に埋もれている。これでは何も出来ない。我ながら信じられないことだけれど、どうもこの頃、雪に対する愛 情が薄れてきつつある。<--- 以前は、雪が大好きだった。