1.角丸_1
2.角丸_2
3.角丸_3
4.角丸_4
5.角丸_5
6.角丸面取
7.台形台
8.台形台面取
9.台形台斜断
10.台形台ヒネリ
11.円円錐_1R
12.円円錐_1XY
13.円円錐_2
14.円円錐_3
15.円円錐_4
16.円円錐_5R
17.円円錐_5XY
18.ノズル付円錐_1
19.ノズル付円錐_2
20.ノズル付円錐_3
21.ノズル付円錐_4
22.ノズル付円錐_5
23.ノズル付円錐_6
24.円筒円錐
25.円錐斜断
26.円筒平板_1
27.円筒平板_2
28.異径円筒連結_1
29.異径円筒連結_2
30.ト管_1
31.ト管_1補強付
32.ト管_2
33.円錐ト管
34.ト管角丸
35.丸角ト管
36.二又管_1
37.二又管_2
38.二又角_1
39.二又角_2
40.円筒二片エルボ_1
41.円筒二片エルボ_2
42.海老管_S
43.海老管_R
44.接線投入管_丸
45.接線投入管_角
46.スクリュー羽根(ストレート)、P/D小
47.スクリュー羽根(ストレート)、標準、P/D大
48.スクリュー羽根(レジュース)
49.Y管
50.エルボに交わる円筒
51.パイプに交わるエルボ
52.K管
53.角ダクト
54.角エルボ
55.円筒角錐
56.角筒円錐
57.ベルマウス_1
58.ベルマウス_2
59.ノズル付鏡板
プリンターから打ち出されるデータを利用して、次の手順で展開図を作成して下さい。
図 8 角丸展開図
図は円を12等分した場合の展開図を示します。
まず四角形の一辺(Y)を引き、その両端点から半径x(0)、とx(15)の円を書き交点を求めます。次にその交点を中心にして半径(L)の円を書き、x(0)を半径とする円を書いた(Y)の端面を中心として半径x(1)の円を書きます。
これを3回繰り返しx(3)の線引きを完了します。
次に四角形の一辺(X)とx(4)を半径とする円を描き交点を求めます。
以上の操作を繰り返すことにより展開図が完成します。
丸角ト管の主管部は13.ト管_1で作図します。
図 9 角丸面取展開図
図は円を12等分した場合の展開図を示します。
まず四角形の一辺(LX)を引き、その両端点から半径(1)、と(2)の円を書き交点を求めます。次にその交点を中心にして半径(L1)の円を書き、半径(2)の円を書いた(LX)の端点を中心とする半径(0−1)を書いて交点を求めます。
次にその交点を中心にして半径(0−2)の円を書き、半径(0−1)を書いた(LX)の端点を中心として半径(L2)の円を書き、半径(0−2)との交点を求めます。
以上の操作を繰り返すことにより展開図が完成します。
図 10 台形台展開図
折り曲げ線の位置により次の2種類の作図を行います。
1.折り曲げ線位置"a"の場合
ホッパーの一辺を底辺とした台形(四角形)を作図します。
まず一辺の長さ(X,Y)の直線を引きます。その線分の端点(a)を中心として、稜線長さ(Rx1)を半径とする円を書きます。次に端点(b)から折曲長さ(Ry1)を半径とする円を書き、半径(Rx1)との交点を求めます。
次に(Rx1)と(Ry1)の交点を中心として排出口寸法(DA,DB)を半径とする円を書き、端点(b)から稜線長さ(Rx2)を半径として書いた円との交点を求めます。
これらの点を結ぶことにより一面の展開図が完成します。
以上の操作を4面について行い、展開図を作成します。
この手順で作図した展開図は、(b)点と、(Rx1)と(Ry1)の交点を結んだ直線が、折り曲げ線になります。
2.折り曲げ線位置"b"の場合
ホッパーの一辺を底辺とした台形(四角形)を作図します。
まず一辺の長さ(X,Y)の直線を引きます。その線分の端点(b)を中心として、稜線長さ(Rx1)を半径とする円を書きます。次に端点(a)から折曲長さ(Ry1)を半径とする円を書き、半径(Rx1)との交点を求めます。
次に(Rx1)と(Ry1)の交点を中心として排出口寸法(DA,DB)を半径とする円を書き、端点(a)から(a)点側に隣り合う面の稜線長さ(Rx4)を半径として書いた円との交点を求めます。
これらの点を結ぶことにより一面の展開図が完成します。
この手順で作図した展開図は、(a)点と、(Rx1)と(Ry1)の交点を結んだ直線が、折り曲げ線になります。
以上の操作を4面について行い、展開図を作成します。
注)
a.台形台、円円錐_5の場合には折り曲げ線はありません。1.の作図を行ってください。
b.折り曲げ線は使用する製品の用途により、決定する必要があります。また計算で得られたa,bの折り曲げ線以外にも、これらを組み合わせた折り曲げ線が考えられます。作図時に計算結果を応用して使用ください。
c.台形台面取、ベルマウス_2については、この方法で平板部の作図を行った後、 「2.角丸面取」の面取り部の作図方法により作図を行い、展開図を完成させます。
図 11 円円錐1(同芯)展開図
・半径と、弦長さを使用した作図です。
任意の点(O)を中心として半径(R1)、半径(R2)の円を書きます。
次に(O)を通る線(a−b)を引き、(a)を中心として半径(L1)の円を書き(R1)の円弧との交点(e)をとります。
同様にして(b)を中心として半径(L2)の円を書き(R2)の円弧との交点(f)をとります。
点(e)と点(f)を結ぶことにより展開図が完成します。・半径と、端点を使用した作図です。
任意の点(O)を中心として半径(R1)、半径(R2)の円を書きます。
次に(O)を通る線(a−b)を引きます。
中心(O)から端点の_X座標(Xz)離れた位置に垂直線を引き、半径(R2)との交点(f)を求めます。
この点(f)と中心点(O)を通る線(e−f)を引くことにより展開図が完成します。.・その他展開角(EC)を用いた作図も可能です。
注)
a.円円錐_5については、この方法で円錐部の作図を行った後、 「3.台形台」の作図方法により平板部の作図を行い、展開図を完成させます。
図 12 円筒平板展開図
円弧をX,Y座標で作図します。緩やかな円円錐を作図する場合に適しています。
D1,D2それぞれ横軸方向に(X)、縦軸方向に(Y)をプロットし、プロットした点をなめらかな曲線で結びます。
計算結果は中心線に対して片側だけの値となっているので、同じ値を用いて対称な側の作図も行います。
D1側円弧、D2側円弧は、距離(L)を隔てて作図します。注)
a.円円錐_5については、この方法で円錐部の作図を行った後、 「3.台形台」の作図方法により平板部の作図を行い、展開図を完成させます。
図 13 円円錐2,3、海老管_R展開図
図は円を12等分した場合の展開図を示します。
まず値Lの(0)を長さとしたの一辺引き、その左端点から半径(1)の円、右端点から半径(L2)の円を書き交点を求めます。
次にその交点を中心にして半径(2)の円を書き、(0)の線分の左端点を中心として書いた半径(L1)との交点を求めます。
この作業を繰り返すことにより展開図が完成します。
海老管_Rについては、分割数の数だけ上記の作業を繰り返して、それぞれの展開図を作図します。
本体 平板
図 14 円円錐4(同芯)展開図
本体と平板に分けて作図します。
・本体
任意の点(O)を中心として半径(R1)、半径(R2)の円を書きます。
次に(O)を通る線(a−b)を引き、(a)を中心として半径(L1)の円を書き(R1)の円弧との交点(c)をとります。
同様にして(b)を中心として半径(L2)の円を書き(R2)の円弧との交点(d)をとります。
点(c)と点(d)を結ぶことにより展開図が完成します。
「4.円円錐_1R(同芯)」と同様に、端点の座標、および展開角を用いて作図することも可能です。
次に破断面を作図します。
点(O)を原点として辺(O−d)をX座標にとり、計算で得られたX,Yをプロットします。同様にもう一方の辺に対しても同じようにプロットします。
以上で展開図が完成します。
・平板
横軸方向に(X)、縦軸方向に(Y)をプロットします。
プロットした点をなめらかな曲線で結べば完成します。
本体 ノズル
図 15 ノズル付円錐1,2(同芯)展開図
本体とノズルに分けて作図します。
・本体
任意の点(O)を中心として半径(R1)、半径(R2)の円を書きます。
次に(O)を通る線(a−b)を引き、(a)を中心として半径(L1)の円を書き(R1)の円弧との交点(c)をとります。
同様にして(b)を中心として半径(L2)の円を書き(R2)の円弧との交点(d)をとります。
点(c)と点(d)を結ぶことにより展開図が完成します。
円円錐_1Rと同様に、端点の座標、および展開角を用いて作図することも可能です。
次にノズル貫通部を作図します。
点(O)を原点として辺(O−d)をX座標にとり、計算で得られたX,Yをプロットします。同様にもう一方の辺に対しても同じようにプロットします。
以上で展開図が完成します。
・ノズル
横軸方向に(X)、縦軸方向に(Y)をプロットします。
プロットした点をなめらかな曲線で結べば完成します。
本体 ノズル
図 16 円筒円錐展開図
本体とノズルに分けて作図します。
・本体
任意の点(O)を中心として半径(R)の円を書きます。
次に(O)を通る線(O−a)を引き、(a)を中心として半径(L)の円を書き(R)の円弧との交点(b)をとります。
点(b)と点(O)を結ぶことにより展開図が完成します。
円円錐_1Rと同様に、端点の座標、および展開角を用いて作図することも可能です。
次にノズル貫通部を作図します。
点(O)を原点として辺(O−a)をX座標にとり、計算で得られたX,Yをプロットします。
以上で展開図が完成します。
・ノズル
横軸方向に(X)、縦軸方向に(Y)をプロットします。
プロットした点をなめらかな曲線で結べば完成します。
図 17 円錐斜断、円錐ト管(枝管)展開図
まず原点(0)を中心とした半径(R)の円弧を描きます。
次に円弧の一端から円弧上に寸法(AX)をとり、円弧との交点と原点(O)とを結びます。
この線分に対して原点(O)から半径(RX)の円を書き、この交点を求めます。この交点が斜断面の位置となります。
二回目以降は前回にプロットした円弧上の点を基点として寸法(AX)をとり、この点と原点と結びます。次に原点(O)から半径(RX)をとりこの線との交点を求めます。
この作業を繰り返すことにより展開図が完成します。
円筒 平板
図 18 円筒平板展開図
円筒と、平板に分けて作図します。
座標点の取り方はどちらも同じで、横軸方向に(X)、縦軸方向に(Y)を
プロットします。
プロットした点をなめらかな曲線で結べば完成します。
ノズル付鏡板は円筒の作図を行います。
図 19 異径円筒連結展開図
図は円を12等分した場合の展開図を示します。
まず値Lの(0)を長さとしたの一辺引き、その左端点から半径(1)の円、
右端点から半径(DL2)の円を書き交点を求めます。
次にその交点を中心にして半径(2)の円を書き、(0)の線分の左端点を中心として書いた半径(DL1)との交点を求めます。
この作業を繰り返すことにより展開図が完成します。
異径円筒連結1,2とも同じ手順で作図できます。角ダクトの展開はダクトの上面板のみとなります。その他の面については別途作図を行ってください。
(側板の展開形状は、上面板と接する辺が直線となる展開となります)角エルボの展開では、DL1、DL2を角の辺の長さに置き換えて作図します。
主管 枝管
図 20 ト管、K管、円錐ト管(主管)展開図
主管と、枝管に分けて作図します。
座標点の取り方はどちらも同じで、横軸方向に(X)、縦軸方向に(Y)をプロットします。
プロットした点をなめらかな曲線で結べば完成します。
K管の主管については、......
※円錐ト管(枝管)については「9.円錐斜断、円錐ト管(枝管)」で作図します。
※ト管_1補強付(補強板)については「6.円円錐_2」で作図します。
図 21 二又管展開図
図は円を12等分した場合の展開図を示します。
「6.円円錐_2,3,海老管_R」と同じ手順で展開図を作図し、配管重なり部の処理を次の手順で行います。
線分L(0)に対して左端点から長さLL(0)の点をプロットします。
次に線分L(2)に対して左端点から長さLL(1)の点をプロットします。
次に線分L(4)に対して左端点から長さLL(2)の点をプロットします。
プロットした点をなめらかに結んで下さい。
反対側に対しても同じ作業を繰り返すことにより展開図は完成します。
図 22 円筒二片エルボ展開図
横軸方向に(X)、縦軸方向に(Y)をプロットします。
プロットした点をなめらかな曲線で結べば完成します。
※円筒角錐の角錐部の展開は底辺に、辺の長さX,Yを取り、その底辺の左端から角錐部データx、yを取って作図し、その点を結ぶと完成します。
底辺は1-N:Y、2-N:X、3-N:Y、4-N:X とします。(なお角錐部の展開のみ追加工が必要です)
図 23 海老管_S展開図
横軸方向に(X)、縦軸方向に(Y)をプロットします。
データとして出力されるのは片側だけになります。従ってYの値を反転してプロットすれば、図の状態の展開図となります。
プロットした点をなめらかな曲線で結べば完成します。
また海老管両端面の展開図は、上記の方法で作図した片側だけを使用します。従って計算データから作図した片側の展開図が端面の展開図となります。
主管 枝管
図 24 接線投入管展開図
主管と、枝管に分けて作図します。
座標点の取り方はどちらも同じで、横軸方向に(X)、縦軸方向に(Y)をプロットします。
プロットした点をなめらかな曲線で結べば完成します。
図 25 スクリュー羽根(ストレート)展開図
任意の点(O)を中心として直径(A)、直径(B)の2つの円を書きます。
この円A,Bで構成される同心円が羽根の1ピッチ分となります。
この同心円を中心線に沿って1ヶ所切断し、前後方向にピッチの長さ分引き延ばすと完成します。
この展開はあくまでも近似値になるので、溶接の段階でスリ合わせが必要になります。
また直径に比べてピッチが極端に大きい場合には適用されません。
図 26 スクリュー羽根(レジュース)展開図
計算から得られた、半径1、半径2を用いて作図を行います。1ピッチは12等分されているので、(0),(12),(24)...の値を基点として、各1ピッチの作図を行います。
任意の点(O)を中心として、円周を12等分した(0)から(11)までの線を引きます。
この線に対して、それぞれ半径1の(0)から(12)、半径2の(0)から(12)の点をプロットします。
これらの点を滑らかに結ぶことにより、1ピッチ分の展開が完成します。
以上の操作を繰り返し、各ピッチの作図を行います。
この展開はあくまでも近似値になるので、溶接の段階でスリ合わせが必要になります。
また直径に比べてピッチが極端に大きい場合には適用されません。
図 27 ノズル付き円錐_3,4本体開口部展開図
本体を「6.円円錐_2,3,海老管_R」と同じ手順で作図した後、枝管接合開口部の処理を次の手順で行います。
本体展開図の稜線の中間線を基準線として、開口部の座標をプロットします。
この基準線の口径D1側の端点を座標の基点として、座標X()、Y()をプロットします。
このプロットした点をなめらかに結べば展開図は完成します。
※座標Yは、本図の状態のY方向を”+”として作図します。
枝管の作図は「14.円筒二片エルボ」と同じ手順で作図します。