2015年                      

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 月の2


 27日【皿ヶ嶺】
23日、24日と四国のみちを歩いたので、土、日は疲れをとっていた。そろそろ山へ行こうと皿ヶ嶺に決めた。

  
 月曜日だと言うのに水の元にも車がたくさん停まっていた。風穴の駐車場にも数台、道路で影になっている所に3台位停まり登山の準備をしている。にぎやかな集団だ、おしゃべりがずっと続いている。急いでいる訳でないので、一行が出発するまで池に行きベンチでサンドイッチを食べる。池の底を見ると、オタマジャクシの塊があちこちにあり、水面に浮きあがって来たり沈んだりしている。空気を吸いにきているのか。
 11時48分に出発。直登コースを登る事にする。

アワコバイモ、コミヤマカタバミ、ワチガイソウ、コガネネコノメソウ、チャルメラソウ

イチリンソウ、ヤマブキソウ、シコクスミレ、ヒトリシズカ、エイザンスミレ等のスプリングエフェメラルが咲いている。おっちゃんは見つけるたびに立ったり座ったりして写している、疲れるだろうな。
   
 横たわった枯れ木も土に還る寸前だ。木々の芽も吹き出しつつある。綺麗に整備して下さっていた登山道が雪解けで地盤が緩んだのか荒れている。自生地の花を2年ぶりに見たが花つきが悪いみたいだ。まだ時期が早いのかな〜。

   
 イワカガミはまだつぼみだ。12時57分十字峠、13時12分に頂上に到着。頂上に例のにぎやか集団がお昼かもと思ったが、出発した後だった。単独の男性がいらして私の写真展に来て頂いたそうで、少しお話しする。

   
 頂上の梨の蕾が膨らんでいる。昼食を食べていると、男性4人、女性1人のグループが楽しそうに上がってきた。美容師さんのグループだろうか。入れ替わりに竜神平に下りる。例のにぎやか集団が竜神平のベンチを占めていたので、愛大小屋でコーヒータイムとする。先客の男性は、にぎやか集団の1人なのだが、愛大小屋に避難(笑)し昼寝中だった。しばらく壊されたままだった宿泊費箱が新設されていた。愛大小屋の土台の修復の状況もパチリ。

 物静かな単独女性の後を、のんびりと周回コースで下山。分岐は14時35分に通過。

  
 森の彩りと言えばミツバツツジだ。あちらこちらに咲いている。森のフラダンサーの芽吹きももうすぐだ。

   
 これは、ユリワサビじゃないな〜、いつもの枯木を写す。マムシ草、続いてフデリンドウも見っけ!


 登山道脇に咲いている可愛い花。目立つから・・・、盗られないかな〜。美容師さん(?)の集団も下りてきた。後ろ姿がピンクのイチリンソウもたくさん咲いていた。(*^^)v まだ、虫が余り出てないのが良かった。


 24日【四国のみち(愛媛A<旧へんろみち・柏坂越えのみち>)】
 四国のみちへ


 23日【四国のみち(高知ルート33<松尾峠へのみち>〜愛媛@<旧宿毛街道のみち>)】
 四国のみちへ


 21日【小田深山・とろめき】
 大雨が去った。おっちゃんが待ちに待った渓流釣りに行く事になった。16日にも小田深山には行ったのだが、出発が遅くて予定していた数か所の釣り場には先客が既にいたのだ。

  
 砥部から小田スキー場経由で車を走らせる。峠までの道路は濃い霧に包まれていて山桜が浮かび幽玄の世界だったが、今日はおっちゃんの釣りが優先なのだ。
 小田深山に来ると霧はアッというまに晴れた。一つ目の釣り場は全然あたりがないと次の釣り場に向かっていると工事の為に通行制限をしていた。釣り場はそこから少し先の駐車場から沢に下りるので、通して貰う。私も今日は渓流釣りの恰好なので沢の中も歩けるのだ。
 下流で伐採の木をワイヤーで運んでいる。こんなふうに切った木の根本を束ねて吊るして運ぶんだと初めて知った。

  
 狭い渓流で私が釣るとすぐに上の枝に引っ掛けるので竿を持たせてくれないが、上に木がない広い所で一度釣らせて貰った。釣れなかったけどね。

  
 岸にはイチリンソウが所々に咲いていた。3匹釣って駐車場に戻ると丁度12時だった。通行制限は、落石防止対策工事の為で、網をかける工事だそうだ。5月30日まで 日・祝日は除く 午前中は各時間20分から10分間解除、12時から13時まで解除、午後は各時間50分から10分間解除となっている。
 昼食後、出発しようとして警備員から「木曜日に来た人らは120匹釣った」と言っとったと聞かされる。それは、CATVで放送している釣り番組のあの人達しかいないねと話す。

 3カ所目の釣り場で車が停まっていて先客があるようなので下へ行って来ると出掛けたおっちゃんが、大きいのを釣ったのにクーラーに入れようとして逃げられたと約束より15分遅れて帰ってきた。家に帰るまでずっと言っているので相当残念だったのだろう。逃げた魚は大きいと言うけどね。


 18日【面河・鉄砲石川林道】
 14日、岩屋寺からの帰りに今年は桜が早かったのでアケボノツツジがもう咲いているかもと寄ってみたら既に咲いていた。朝の光で写したらどうかとあらためて行く事にした。

   
 ところが、最近特に朝早く出発するのが苦手になり、トンネル内工事の通行止めの時間(先日、時間割のプリントをもらっていた)になってしまった。しかし、工事の人が「今行くだけならどうぞ」と通してくれて、8時50分に着いた。目的の場所には既にカメラマンが来ていたが、撮影は済んだようだ。面河で被写体になるアケボノツツジと言えば、高い所に咲いているこの木くらいだ。
 撮影が終われば、国民宿舎の上の駐車場に車を停めて鉄砲石川林道を歩く。キャンプ場の辺りでおっちゃんが忘れ物をしたのに気付き車に取りに行く間にキャンプ場のトイレを借りた。この間はまだ閉っていたのだが、綺麗に掃除されていた。10時30分に布引の滝に着いた。2001年9月23日〜24日の五代の別れ〜五代が森縦走(単独)の遭難騒ぎの時にこの滝の上に出て九死に一生を得た場所なのだ。

  
 林道にはスミレやヤマルリソウが咲いている。石積みの水路の所の道路が陥没している。水の勢いで掘れてしまったのだろうか。所々荒れているな〜。

  
 私も辿った1999年12月18日の五代ヶ森の登山口には賑々しく赤テープが巻かれていた。そこから直ぐ先にある昭和33年に作られた楓渓橋は立派なものだ。橋の向うに大きな山桜が咲いていた。

  
 夫婦橋までの林道ではミツバツツジや若葉が逆光に生えて綺麗だ。11時55分に夫婦橋に着いたのでお昼とする。向うに二の森が見えると間もなく林道は終点だ。

  
 12時25分に滑川が二股に交差する所で私は撮影、おっちゃんは釣りで14時に戻る事で別れる。私は下へ下りてから渓流の横を上がると滝があったりしたので少し撮影する。上へ上へと行くと滑になってさっきの場所が近いのが分かる。大きな岩を撮ろうと巻いて岩の所へ行く。そこで落し物をしたのに気が付き、引き返す途中で蛇に出合った。それも二匹だ。(@_@;) 腰までの沢靴を履いているし、シマヘビだったので平気だ。
 約束の14時を15分過ぎておっちゃんが戻ってきた。今日はぼうずなので、山行記は撮影にしてとの事だ。(笑)

  
 15時15分に金渓橋に戻る。朝と夕で日の当たり具合が違うので比較の為に撮ってみる。キャンプ場で若い人達がテントの設営をしていた。
 15時55分から10分間工事区間を通行出来るので急ぐ。15時45分に駐車場に到着、ここでの話はおっちゃんが下記に。

  
 帰宅途中にあるシコクカッコウソウと、クマガイソウを植えてある場所に寄ってみた。シコクカッコウソウは満開だった。明らかに盗掘された穴があったので撮影。なぜ、見せて頂くだけで満足しないのか・・・。


≪waiwai記≫
 鉄砲石川キャンプ場の脇で撮影していたらキャンプ場で人影が・・。見るからに若い人達がテントの設営中だった。暫らくの撮影の後、朝の駐車場所に戻ると、車からダンボールなどを降ろしているオジサンが居たので声を掛けたのでした。小生の「ボーイスカウトやガールスカウトのキャンプでしょうか?」の問いかけに「い〜え、高校の登山大会です」、「愛媛県下の高校生ですか?」、「いえ、中予だけです。もう参加は5校になってしまいました」といい参加の高校名を挙げてくれたのです。

 そこで、最後に云われた高校名が小生の卒業した高校だったのです。小生が在学中の頃の顧問の先生は「“I先生”が10年ほどしていましね」と懐かしい名前を言われました。その先生は新卒の先生で、自己紹介の際やことあるごとに信州の山々の話をしてくれていたのを思い出しました。出身は忘れましたが、大学は長野の大学で登山部かワンゲル部での山の話を懐かしく思い出したのです。

 ちなみに、高校時代のクラスの登山部員は女子でした。私は美術部でした。