名前はどのようにしてつけられたのでしょう?
          
 公共図書館とは異なる図書施設です
          
 ボランティアスタッフがこんな仕事をしています
          
 RIC コミュニティ ライブラリーの歴史 
RIC(リック)は、六甲アイランド(Rokko Island City)の省略、コミュニティは英語で「地域社会」、ライブラリーは「図書館」。
          「RIC コミュニティ ライブラリー」は、六甲アイランドにある地域図書館という意味です。
          私たちの住んでいる六甲アイランドには外国人も多く、その人たちもわかりやすいようにと、名前がつけられました。
RIC コミュニティ ライブラリーは、地域住民(私たち六甲アイランドに住んでいる人)と行政(神戸市)、企業(六甲アイランドにある会社や工場)が力を出し合って、開設した図書館です。
          運営方針の決定や予算管理などを「評議委員会」が行い、実際の運営はボランティアが担っています。
          
          この島にマンションが建ち、人が住むようになった頃から、近くに図書館がほしいという住民の声が多くありましたが、東灘区にはすでに市立図書館があり、新しく作るのは難しいということでした。
          それならばと、地域の有志が持ち寄った本と、灘図書館から団体貸出の制度を利用して借り出した本とで「夕やけ文庫」がオープンしました。毎週水曜日午後、現在の絵本コーナーに子どもの本、約400冊を並べて、本の貸出と「おはなし会」の活動が始まりました。
          
          1995年1月17日の阪神淡路大震災後、六甲アイランド基金から資金援助を得られることとなり、地域住民、行政、企業が力を出し合って、子どもの本だけでなく大人の本も揃えた、新しい図書館を作ろうということになりました。
開設当初、場所は企業から借り受けました。本棚やカウンターなどは神戸市により設置され、市立図書館から図書館の仕事を教わった地域住民が運営を担うというめずらしい形の図書施設ができました。
           
          開館後も六甲アイランド基金や自治会、神戸市のご理解とご協力をいただいて今日に至っています。 
・本の購入(毎月の購入冊数は 60冊くらい)
          ・本の管理 本を館内の書架に出すまでの作業、本の修理、本の返却催促 等
          ・カウンター業務:貸出 返却 登録(貸出券の発行) 返本 書架の整理 等
          ・テーマを決めて本や詩の紹介 ポスター等の掲示
          ・読書週間行事(「私の好きな本」募集など)
          ・「トライやるウィーク」(中学生社会体験学習)受け入れ
          ・小学生総合学習受け入れ(施設見学とおはなし会)
          ・講演会の開催
          ・おはなし会や人形劇の開催サポート
          ・毎月ボランティアスタッフ全員のミーティングや各委員会を開き、問題点や困ったことを話し合い、情報や意見を交換して、スムーズな運営ができるようにしています。
          
          【ボランティアスタッフ】 32名
          
 内)洋書スタッフ  2名 
             コンピュータースタッフ 3名
          
          【夕やけ文庫スタッフ】 18名
           内)ボランティアスタッフと兼任11名
          
開館時間
        火〜金曜日 
        午前11:30〜午後4:30
        土曜日   
        午前10:30〜午後4:30 
〒658-0032
        神戸市東灘区向洋町中5-15 RICセントラルタワー3階
TEL 078-858-1320
        FAX 078-858-2256