志賀高原・横手山(よこてやま) [上信] 2307m |
今年の夏は休みと天候が合わず、コロナの第7波が押し寄せた上に老犬の面倒が増えたりして、結局山に行けなかった。このままでは精神衛生上よろしくなく、8月最後の晴れ間を狙って苗場山に登ることにした。
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翌朝、朝日を浴びた鳥甲山を眺めながら来た道を戻る。ううっ、いい天気なのに。
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コオニユリ(奥志賀)
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ヤナギランとススキ(平床付近) |
志賀高原はスキーや山歩きで何度も訪れているが、最後に来たのが2002年の岩菅山登山なので、もう20年以上前になる。スキー人口も減っているので志賀高原のホテルなども潰れているのかもしれないが、パッと見にはどうだが分からない。 |
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蓮池
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草津へのワインディングロードを上っていくと横手山ドライブインのところで展望が開けた。目の前に志賀高原のシンボル笠ヶ岳が綺麗な三角を描き、その左手には北アルプスの峰が雲海の上に延びている。 |
槍ヶ岳のあたりに少し雲がかかっているが、穂高から白馬までずらりと見える。鹿島槍ヶ岳の右肩には剱岳が、左肩には立山も覗いている。 |
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笠ヶ岳と白馬岳
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鹿島槍ヶ岳、五竜岳 |
笠ヶ岳の右に高妻山
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渋峠のリフトの横から登る
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充分展望を楽しみ、車を渋峠まで進める。ここから山歩き。とは言っても標高差150mである。
ゲレンデの中の踏み跡を登っていくが、すぐに息が切れた。甘く見てペースが速かったのか、空気が薄いのか。久しぶりにゼイゼイ言いながら登ることになった。
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リンドウ |
浅間山
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傾斜が緩くなったところで左手の樹林に入ると山頂三角点に到着。30分かからずに山頂に着いた。お手軽名山である。少し離れたところに最高地点があるらしく、ここの三角点の標高は2305mになっている。
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横手山山頂
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横手山山頂から笠ヶ岳の後立山連峰
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三角点からさらに進むとリフトの終点の広場に出る。志賀高原側からのリフトも上がってきていて、レストランやヒュッテもあり、観光客にとっての山頂はここになる。
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展望デッキ |
デッキから見下ろす
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せっかくここまで来たので、パンの有名な横手山頂ヒュッテに寄る。一番の人気メニューは「きのこ雲スープ」らしいが、食事をするほど腹は減ってないので、コーヒーとアップルカスタードのパンを注文する。窓際のスツールで笠ヶ岳を眺めながらしばしノンビリ。平日にもかかわらず、そこそこ客の入りは良い。
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岩菅山 |
マツムシソウ
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下山はリフト沿いを渋峠に戻る。横手山なので「私をスキーに連れてって」の「ブリザード」を鼻歌で歌いながら。 |
[山行日] | 2022/8/29(月) 2022年8月の天気図(気象庁) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
[天気] | 晴れ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
[コースタイム] |
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