みなさんはイチゴをどうやって洗っていますか？
イチゴは食塩水で洗って食べると殺菌効果があると言われていますが、これは間違い。塩水で洗うと、イチゴの表面が潰れたようになってしまいます。

これは、塩によってイチゴの水分が吸い取られて、組織が壊されてしまったから。殺菌したはずなのに、実はイチゴを傷めてしまっていたのです。

イチゴは、へたをつけたまま流水で洗いましょう。とってから洗うと、汚れがイチゴに吸い込まれてしまいます。また、水っぽくなったりビタミンＣなどの栄養素も流されてしまうので、せっかくのイチゴが台無しになってしまいます。

へたをつけたまま流水で洗う。これがイチゴにとって一番嬉しい洗い方なのですね。

イチゴを5粒食べれば、1日に必要なビタミンＣを摂取することができるそうです。

ビタミンＣには新陳代謝を高める働きがあるので、シミ・そばかす・吹き出物などのお肌のトラブルにとても効果があります。その他にもコラーゲンを作る働きもあり、お肌の張りを保ったり、傷を早く治す効果があります。

また、食べる以外にもお肌をきれいにする使い方があります。イチゴを搾ったものと牛乳をまぜると乳液になり、肌の汚れや脂を落とす効果があるそうです。

食べてもつけてもお肌に優しいイチゴは、女性にとって嬉しい果実ですね。

イチゴを食べると美肌や風邪の予防になりますが、虫歯の予防になるということは余り知られていないと思います。イチゴには最近よく耳にするキシリトールがたくさん含まれているそうです。このキシリトールは甘味料の一つですが、砂糖などと違って虫歯の原因である酸を作りません。

また、虫歯の原因菌の活動を弱めて、歯垢が増えるのをおさえる効果もあります。このため、キシリトールがたくさん含まれているイチゴを食べると虫歯予防になるというわけです。

食後のデザートにイチゴを食べてから歯磨きをすると効果が上がるらしいですよ。