茶臼山の山頂から蓼科山と北アルプスの峰々
親湯 | 8:00着 | 8:13発 |
第一勧銀山荘500m前 | 8:58着 | 9:10発 |
女神茶屋後 | 9:45着 | 10:00発 |
登り途中 | 10:45着 | 11:00発 |
2161テント予定地 | 12:10着 | 12:40発 |
樹林帯 | 13:45着 | 14:00発 |
蓼科山頂 | 15:45着 |
親湯までタクシー2台に分乗して行く(1台2510円)。親湯には積雪なし。曇。小雪、無風。女神茶屋までほとんど積雪はない。雪降り続く。登り途中では、積雪2〜3cm、テント予定地付近では15cm程。雪質が変わり始める。降雪はぼたん雪。素手でも別にがまんできない程の寒さではない。
山麓の積雪量は少なめ
テント予定地から蓼科山
2161のテント予定地は、最後の蓼科直登付近にある。蓼科山頂まであと1時間の標識がある。予定はここまでだが、時間に余裕があるのと、翌日の行程を楽にするため先を進む。
樹林帯付近まで登り途中は青氷の上に新雪のかかったような難所があり、スリップ要注意。蓼科直登はかなり危険、下りは無理。蓼科山頂付近までほとんど無風、小雪状態。
蓼科山頂は視界がよく、迷わず三角点と山頂ヒュッテに着いた。21:30消灯
蓼科山頂 | 5:30起床 | 8:05発 |
蓼科の下り | 8:50着 | 9:14発 |
将軍平 | 9:55着 | 10:15発 |
大河原峠 | 11:30着 | 12:00発 |
双子山 | 13:05着 | 13:17発 |
双子池 | 14:10着 |
明け方は快晴ながら風強く、気温も低い。周囲の山々は頂を雲にかくして見えず。
蓼科の山頂ヒュッテ
蓼科山頂からの下りで迷う。積雪量は意外に多く、はい松にわかんをとられたり、腰まで雪の中にもぐったりする。コースに入ってからも、ひざ下までのラッセルが続く。
将軍平
風は弱く、ガスで遠望することはできない。大河原峠にも積雪がある。強烈な寒気に凍えた一昨年の冬合宿でも、ここは吹きさらしで地面が露出していたのに、今年はラッセル続きで息が抜けない。
大河原峠
双子山ピーク付近も同様の積雪。天気は曇。上空ほど風が強い。双子山にも人が入っていなかった。双子山の下りは、一昨年の合宿で到着する前に日が暮れ、暗闇の樹林帯の中をラッセルした思い出深いところだ。
双子池を横断する
池は完全に凍結していて、積雪は30cm程度あり、池の上にテントが張れる。夜は星空。21:05消灯
双子池の氷上で幕営
双子池 | 5:00起床 | 7:10発 |
天狗ノ露地 | 8:20着 | 8:30発 |
天狗ノ露地標識 | 9:25着 | 9:50発 |
分岐の手前 | 11:20着 | 11:42発 |
稜線の途中 | 12:45着 | 13:00発 |
北横岳ピーク | 14:45着 | 15:05発 |
北横岳ヒュッテ | 15:13着 |
終日快晴。風弱く、展望よし。
天狗ノ露地へラッセルの急登
全コース北横岳までトレースなし。ラッセルに終始する。わかんなしでひざぐらいまで沈む。後から単独行の人がやってくる。分岐の手前で追い抜かれる。稜線途中で抜きつ抜かれつしながら行動した。
天狗ノ露地から浅間山を遠望
稜線最低鞍部から北横岳ピークまでラッセルしてトレースを見つける。稜線途中から亀甲池を見下ろすと、Aパーティーらしき人影が見えた。
北横岳の山頂
北横岳の展望 槍・穂高連峰 蓼科山 後立山連峰
予定コースタイムを大幅に超過して、やっと北横岳ヒュッテのサイト地に着く。ヒュッテの寒暖計が−7℃を示していた。あまり寒くない。小屋横の雪の吹き溜まりに竪穴雪洞を掘って、田中と後藤を入れる。
北横岳ヒュッテのテントサイト
北横岳ヒュッテ | 5:00起床 | 7:10発 |
坪庭 | 7:45着 | 7:55発 |
雨池峠 | 8:20着 | 8:35発 |
茶臼山 | 9:35着 | 10:30発 |
麦草峠 | 11:05着 | 11:30発 |
白駒池 | 12:25着 |
終日快晴。無風。展望よし。全コーストレースあり。楽なコースでとりたてて書くことなし。
坪庭から中央アルプスを遠望
茶臼山のピークでBパーティーと会合する。歓談後、記念写真を撮ってそれぞれのコースに別れる。
茶臼山の展望 南八ヶ岳 南アルプス
茶臼山の展望 中央アルプス 御嶽山 乗鞍岳
茶臼山で揃って記念撮影
茶臼山の下りで3人パーティーとすれちがう。麦草峠の車道に大きなわだちがあった。白駒池、丸山分岐にもトレースがある。白駒池サイト地は幕営の痕跡はほとんどない。青苔荘の小屋番にサイト料(150円/人)を徴収される。天気が良すぎるので、濡れたものを干して乾かす。
白駒池のテントサイト
気温が上がって、雪が表面から融け始めている。池の氷を割って水が得られる。スキーヤー3人が池の上でクロカンをやっていた。湖畔のサイトは冬山の寒気を全く感じさせないくらい穏やかな日よりである。
白駒池 | 6:00起床 | 7:40発 |
高見石小屋 | 8:15着 | 8:45発 |
渋の湯 | 10:00着 | 発 |
快晴。高見石から最後の展望。
高見石から白駒池
無事に下山する。合宿の留守宅へ下山の電話連絡を入れようとしたが通じない。後で確認すると、手帖に控えた電話番号を間違えていた。初歩的なミスで心配をかけた。深く反省。