ワンゲルアルバム

二次練 大峰山
昭和53年(1978年)6月10日(土)〜6月12日(月)

修験道の深山
大普賢岳の山頂


6月10日(土) 柏木 ・・・ アミダガ森 ・・・ 脇宿跡

柏木バス停 10:50着 11:05発
上谷分岐手前 12:00着 12:45発
稜線の途中 13:45着 14:10発
稜線の途中 14:35着 15:05発
脇宿跡サイト地 16:15着  

柏木バス停を出発し巻き道に入る。途中に2つの沢に水が流れている。渇水期の時だけに頼りになりそう。
上谷分岐は小さい峠になっている。そこから両側木立の中にしっかりした緩い坂道になる。標高点1166を少し行ったところは伐採地になっていて、日陰なし。チェーンソーの音が聞こえる。程なく木立の中に入る。
しばらく行くと、石畳のようなところを過ぎ、かなりの雨が降ったときにのみ水が流れるような岩沢を抜けると、キャンプ適地に着く。サイト地は3箇所5張(8テン)程度、近くの沢は全く水なし。雪解けの時ぐらいしか流れないのかもしれない感じだが、少し上に行くと、ごくわずか水の流れる沢があった。
登りついて稜線上に出たところが、伯母覗き。霞のかかった大普賢が望める。
アミダガ森の手前で善田と高村さんが留まり、16:00の定時気象をつける。アミダガ森は森、展望なし。1本道を下って程なく脇宿跡サイト地。ゴミ散乱。明るい林の中にある。水場まで往復20分。

6月11日(日) 大普賢ピストン ・・・ 山上ヶ岳 ・・・ 百丁茶屋跡

脇宿跡サイト地 5:05起床 6:35発
大普賢岳 7:10着 7:30発
脇宿跡 8:00着 8:15発
小笹宿 8:35着 9:15発
山上ヶ岳 9:50着 10:15発
五番関 11:45着 12:40発
百丁茶屋跡サイト地 14:35着  

曇、初老の3人連れのパーティーに会う。大普賢ピークは展望良好。大台、弥山のピークは雲の中。風が強い。

大普賢岳の展望
大普賢岳の山頂から大台ケ原方面を望む

小笹宿で水補給、ついでにナベを洗う。サイト地はお堂から少し下ったところ。8テン3張りほど。
山上ヶ岳宿坊前は広場になっている。一等三角点はそこからちょっと登ったところ。測量用の櫓の高さは10mくらいある。展望なし。雨が強くなる。下りは木の階段、岩場道。折からの雨でスリップしやすい。小さなコブを越しながらダラダラ下って五番関。昼飯。
天井ヶ岳めざして横の道に入る。はじめはしっかりした踏み跡伝い。ピーク付近は荒れ放題、三角点は展望なし。ブヨが多い。
すこし戻った所の木の幹に道標がある。急坂でスリップしやすい。支稜線の上に出て杉の植樹の中を進み、やや下って巻き道と出合う。そこの木の幹に道標があるから、そこが天井ヶ岳への目印になるかも。
縦走路も下りになり、程なく百丁茶屋跡に着く。サイト地は8テン3張りほど。雨が降ると地面は水溜りになる。

6月12日(月) 百丁茶屋跡 ・・・ 吉野駅

百丁茶屋跡 4:15起床 6:12発
吉野駅 9:12着  

緩やかな下りが続く。雨。休まず歩きとおし、3時間で終点の吉野駅に到着。

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