横尾山から朝靄にかすむ高取山へ
難行苦行の夏合宿を乗り越え、力と自信をつけた1年生部員だけで八丁平・峰床山の幕営山行を敢行(11月20〜21日)。それに続く1年生部員だけのレクリエーション。
少人数のパーティーに分かれて、夜明け前に国鉄塩屋駅を出発し、六甲の山稜を西から東へ縦走、宝塚を目指す。終日快晴。サブザック一つで荷は軽く、ゆっくり歩き、休憩も思いのままにとった。全行程56kmの長丁場にかかわらず、最後まで疲れを感じなかった。
険しい様相から須磨アルプスと呼ばれる岩稜
朝日が大阪湾の海に照り返し、まばゆい。
観光開発の進んだ六甲の主稜
摩耶山で全行程のおよそ半分。陽が西に大きく傾く。
夕陽を背に、せき立てられるように六甲の最高峰を目指す。
一軒茶屋付近から大阪平野を俯瞰
一軒茶屋で日暮れ。ここから東六甲縦走路に入る。
漆黒の暗闇の中、月明かりが夜道を照らす。暗がりの中でもハイカーに出会う。
宝塚の夜景 全行程56Km14時間の終点
塩尾寺を過ぎ、宝塚の街明かりが近づくと、さすがに安堵した。
先行していたパーティーと宝塚駅前の喫茶店で落ち合う。