沼 に 定 住 す る 白 鳥 - コブハクチョウ
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< 2009年 1月 >
縄張り争いも一段落、片親と兄弟を亡くした家族のその後は
悲劇に見舞われた元5羽親子のその後
   (多々良沼を席巻した5羽親子は、2008/9月に母親を亡くして父と子も離ればなれ、さらに12月に兄弟を失う悲劇に見舞われた。)
<親子再会> 2009.1.1(2009年元旦) はぐれた2羽の親子が中野沼で再会。しかし、もう1羽の兄弟はどこに。
 ガバ沼のすぐ西隣の中野沼にあの父親と子供が一緒に。右写真のもう1羽は見知らぬ親ハクチョウです。
 3兄弟のうちの「グレー羽」は昨年12月に亡くなり、もう1羽の「白い羽」の兄弟は矢場川の方にいるとの情報。
 
<親子の儀式> 2009.1.6 中野沼
<絆のポーズ> 親子は静かに近づき(写真左上)、絆を確かめ、静かに離れます(写真右下)。
休息地点のはしご観察 ― 多々良沼のコブハクチョウは合計9羽が周辺に分散して過ごしていました ―
<矢場川 小曽根河川公園上流> 2009.1.6 12:04-12:12
 左の写真の右は、中野沼の父親とはぐれ、兄弟とも離ればなれになった親子のもう1羽の子供。
 左はどこから来たか分からない「よそ者」。もしかして昨年多々良沼から城沼へ移されたハクチョウかな。
 
<中野沼> 2009.1.6 12:18-12:20
母と兄弟を亡くした親子の父と子。ここを安住の地と決めたかな。
<多々良沼 船着場> 2009.1.6 12:25-12:29
          多々良沼を独り占めにし、船着場の「主」になった4羽親子。
          写真右は船着場西側の築島周辺を泳ぐ兄弟。
<多々良川下流> 2009.1.6 12:32-12:34
相変わらずの「首曲り」ハクチョウ。昨年6月から、館林美術館裏周辺の多々良川下流で過ごしています。
3羽になった元5羽親子は中野沼を拠点に活動
2009.1.11 矢場川の2羽と中野沼の親子が合流。しかし兄弟は仲良くできません
        母と兄弟を亡くした3羽親子と「よそ者」が中野沼で一緒になりました。
        しかし、いつも一緒の親子(写真右の手前)は「よそ者」と兄弟を縄張りから排除します。
   親は「よそ者」を追い払い、
   子は自分の兄弟を追いかけます。
  兄弟は争い、強きが弱きをせめます。
  その心は、「親父を独り占めにしたい」 のかな。
 この日午後、親子は船着場西(観察棟前)にも遊び
 に来ました。左側は飛来したコハクチョウ。
着水姿
2009.1.20 中野沼とガバ沼
中野沼の仲良し親子 ガバ沼の「仲間はずれの兄弟」と「よそ者」
2009.1.26 中野沼を拠点にガバ沼と行き来します。
中野沼、「仲間はずれの兄弟」
ガバ沼、いつもの親子 一緒に飛んで、ガバ沼から中野沼へ移ります。
「仲間はずれの兄弟」を尻目に、親子はいつもの儀式「絆のポーズ」
◆ 4羽親子は、船着場でライバルもなくなり優雅に。
2009.1.11 餌をねだる親子 ときには、飛来したハクチョウを追いかけます。
2009.1.20 先生の指示に従い、順番に餌を遣る幼稚園児と、静かに待っているハクチョウ親子。
       子どもたちは大喜び。 ここは、ハクチョウを間近で見られる「知る人ぞ知る」人気スポット。
2009.1.26 幼鳥の体格は親と変わらないほどになり、羽の色も大分白っぽくなってきました。
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