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04:保土ヶ谷





(写真は、保土ヶ谷一里塚跡)

保土ヶ谷→東戸塚→戸塚

JR保土ヶ谷駅をスタートします。

駅前の右手の細い道が旧東海道です。

直ぐに横須賀線の踏切を渡ると、正面が保土ヶ谷宿の本陣跡で、この本陣前を
右折すると、旧東海道は国道1号に合流します。



(写真は、旅籠屋(本金子屋)跡です。)

この国道1号の川沿いに、保土ヶ谷の一里塚跡がありました。

冒頭の写真の様に、小さく一里塚が復元されています。

やがて、旧東海道は川沿いの国道1号から右手に別れ、細い道になり、更に
歩くと、あの有名な権太坂です!








しかし、歩き始めると、細い道の旧東海道の権太坂は、国道1号の権太坂から
どんどん離れていきます・・・

更に、この細い道も分岐点が、どんどん複雑になるので、少し不安に・・

権太坂の下までは、短い間隔で道案内が続いていたのに、道案内が全く
無くなりました!

どこかで分岐の道案内を見落としたのでしょうか?

旧東海道の道から外れてしまったみいです。

う〜ん! 迷子に・・・

目的のJR東戸塚駅のすぐ近くにいるみたいなのですが・・

もう一度、権太坂の入口まで戻る気力はないし・・・

仕方なく、最新兵器のiPad2を取り出し、ナビの最短コースに従って、梨農園の
中を横切って東戸塚駅に着きました。

”旅の友”iPad2は優れ物です!!

東戸塚駅から、ほぼ国道1号沿いの旧東海道を、戸塚駅を目指して歩きます。

ゆるやかな不動坂を下ると、ブリジストン工場の前に宝蔵院があり、その先の
一里塚の説明板を過ぎて、吉田大橋を渡るとJR戸塚駅です。

保土ヶ谷宿から戸塚宿まで約9キロです。


バスで行く東海道・第2回(保土ヶ谷宿〜大磯宿)  2012.4.21


「4:保土ヶ谷宿」

 

浮世絵は、帷子(かたびら)川に架かる帷子橋を渡って、保土ヶ谷宿に入る
ところです。

次の写真は、江戸時代に帷子川があった位置に復元された帷子橋跡です。



軽部本陣跡には、現在も、写真の表札の通り、当主の方が住んでおられる
そうです。



ちなみに、江戸時代の全ての本陣は、平屋だったそうです。

二階建だと忍者などが二階に潜む恐れがあるからだそうです。

なるほど!

参勤交代のお殿様は、本来は自国の天守閣に居る訳ですから、本陣に泊まる
というのは、非常に危険なことだったんですね。

権太坂の坂の上には、武蔵の国と相模の国の国境を表す、写真の巨大な
境木(さかいぎ)が未だ残っています!

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