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多摩川を歩く(その81)(ます釣り場)  2023.11.1



(奥多摩フィッシングセンター)


今回は、前回帰宅の際に乗車した「JR青梅線・御嶽駅」で下車します。

 

「JR御嶽駅」から「青梅街道」を渡って「御岳橋」へ向かいます。 

御岳橋のたもとの階段を下って御岳渓谷の遊歩道へ出ます。  

前回、遊歩道から駅に向かって上った道を、今回は逆に駅から御岳渓谷へ下る訳です。

   

   

釣り人が竿を渓谷に垂らしています。

渓谷沿いに樹々の合間を道が続いています。 

振り返ると御岳橋が見えます。

 

巨岩に流れがぶつかり、白い波が勢いよく泡立っています。

川面には、カヌー競技の通過ルートのロープが張られているので、この辺りもカヌー競技の練習場なのでしょう。

 

15分くらい歩いたら、歩行者専用吊り橋の「杣(そま)の小橋」がありました。

橋の上から上流に、上の写真の「多摩川第三発電所」(御岳水力発電所)の白い建物が見えました。

杣の小橋を途中で引き返して、多摩川沿いの遊歩道を歩き続けます。

更に少し歩くと、「神路(かみじ)橋」がありました。

この橋も人道専用の吊り橋です。

説明版によると、この吊り橋は「御岳山の参道」へ通じているらしく、また、橋の名前の由来は、この参道は「神様の通り道」ということで「”神路”橋」らしいです。

神路橋を途中で引き返して、多摩川沿いの遊歩道を歩き続けます。

更に少し遡ると、上の写真の様に、「これより上流:特設有料マス釣り場」の横断幕が下がっています?

説明版によると、ここから上流の多摩川全域は、「奥多摩フィッシングセンター」になっているので、無断で釣りやバーベキューが出来ないみたいです。

このフィッシングセンターは、奥多摩川本流を利用した「管理釣り場」で「奥多摩漁業協同組合」が運営しているとのこと。

多摩川沿いの遊歩道を少し歩くと、フィッシングセンターの受付棟やバーベキュー棟などが見えて来ました。

釣り場は、写真の様に、石で区画が分けられています。

案内板によると、各々の区画は、ファミリー釣り場、一般エサ釣り場、ルアー釣り場、団体釣り場などに分かれているみたいです。

「ファミリー釣場」は、上下の写真の様に、川を小石で細かく完全に仕切ってあるので、子供や初心者でも安全に釣りを楽しめそうです。

フィッシングセンターへの入場料は、1日:3,700円と高いです。

しかし、インターネットによると、餌のつけ方から丁寧に教えてくれ、また、針が外れた時などもすぐに駆けつけてくれるそうです。

更に、初心者の場合は、釣果を見ながら、適宜、ニジマスを脇で放流してくれる等、初心者でも必ず釣れて、至れり尽くせりのサービスみたいですよ。

これなら、3,700円は安いかも知れません。

釣ったニジマスを受付に持っていけば、無料でさばいてくれるので、焼き網セット(500円)を借りれば自分で焼けるそうです。

どうやら、この「奥多摩フィッシングセンター」の辺りまでで、多摩川沿いの遊歩道は終わりみたいです・・・

ここからは、フィッシングセンターの上の一般道に上がって、車道を歩いていくしかなさそうです。

 

 

 

多摩川を歩く・御岳渓谷